あのヒトの軌跡を追ってみる【マット・ディロン】

ちょっと不良っぽい雰囲気がたまらない魅力のマット・ディロン。
くわえタバコがこんなに様になる人そんなにいませんよ。
スカウトされてからのデビューということでやっぱり目を惹く存在だったのでしょうね。

1962年生まれの52歳。
若いころもかっこよかったけれど年々いい意味で渋みを増しています。
今も昔も変わらず素敵なマット・ディロン。

こちらは昨年(2015年)になんと20年ぶりに来日したット・ディロンです。
はい。現在もかっこいい。

ティーンの夏休みのいわゆる"ひと夏の経験"ムービー。
男の子が競い合う映画は多い気がしますがこの映画は女の子の
ロストヴァージンに関する青春ムービーです。

キリッとしたハンサムなマット・ディロンですが
この作品の時はつやつやお肌の可愛い青年といった雰囲気がありますね。

マット・ディロンと言えば…!といっても過言ではないこの作品。
この映画から当時の人気スターがたくさん生まれました。

並んだ7人の真ん中に立っているのがマット・ディロンです。
タフガイであり続けようと、そして年下の2人を守ろうとするアニキ的存在です。

原作は作者が10代で執筆したもので
現在社会の抱える矛盾や
若者たちのストレートな気持ちが反映されたベストセラー小説。
ハイスクールの教科書にも使われたほどの名作です。

ジーン・ハックマンと共演した本格ミステリ。
残念ながらＤＶＤ化されていません。残念です。

アクションサスペンスである本作品ですが
ギクシャクしていた親子関係をどうにかしよう、という側面もあり
反発していた父と協力して事件解決に臨んでいきます。
とてもいい作品だと思うので是非DVD化してほしいものです。

事件に巻き込まれたことによって
どう接していいか分からずにいた父と息子が協力しあい、家族の絆を確認しあいました。
できれば事件に巻き込まれずに絆を確認したいものですが
若いころは冴えない両親が実は…？という妄想をした人も多いのでは？
わたしは妄想したことがあります。

低迷していたマット・ディロンの捨て身とも思える演技が光る映画です。
ジャンキー役の役なのですがマット・ディロンが本当にかっこいいんです。

ドラッグ中毒の若者の物語。
麻薬欲しさにドラッグストアを襲いながらその日暮らしを続ける仲間たち。
マット・ディロンはそんなジャンキー達のリーダー的存在です。

マット・ディロンはこの作品で
インディペンデント・スピリット賞　主演男優賞を受賞しています。

ニコール・キッドマンはこの作品でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しています。
美しいニコール・キッドマンの"とんでもさなさ"が素晴らしい。

映画の元になったのは1990年に当時22歳だったパメラ・スイートが
15歳だった少年ビリーを唆して自身の夫を殺害させた事件です。

パメラは終身刑で現在も服役中です。

そんな…
こんなに素敵なマット・ディロンなのに…

ニコール・キッドマンの野心家ぶりがなんともいい感じです。

ケヴィン・ベーコンが製作総指揮をつとめた映画。
サスペンス好きで未見の方は是非一度観てみてください。
面白いです。

人気高校教師のマット・ディロン。
事件に疑問を持つ地元刑事のケヴィン・ベーコン。
頼っていいのか頼りがいのなさそうな弁護士ビル・マーレイ。
そして被害者であると訴える女子高校生たち。

どうなるの？の二転三転が楽しい。

海もヨットもド派手なシャツもマット・ディロンにならお似合いなんです。

とにかくキャメロン・ディアスが可愛くて可愛くて!!な映画です。
下ネタも満載なのですが下ネタさえもキュートになってしまう。

マット・ディロンが「えっ!?マット・ディロンなの??」な役で突き抜けています。

この作品でマット・ディロンは実際にキャメロン・ディアスにメロメロになったようで…
2人は3年ほどお付き合いをしていました。
とってもとってもお似合いの2人でしたよね。

2004年には『クラッシュ』で人種差別主義者の巡査ジョン・ライアンの演技が高評価を得て、アカデミー賞助演男優賞にノミネート。
インディペンデント・スピリット賞主演男優賞受賞しています。
歳を重ねるとともに渋さも増して素敵な俳優になっているマット・ディロン。
魅力が増し続けるマット・ディロンのこれからもますます楽しみです。