映画『ファンタズム』・概要
映画『ファンタズム』
メインキャスト
マイクを演じる A・マイケル・ボールドウィン
ジョディ を演じるビル・ソーンベリー
レジー を演じるレジー・バニスター
トール・マンを演じるアンガス・スクリム
あらすじ(ネタばれ)
満月に照らし出された、墓地で快楽に酔う1組の男女。しかし、男が絶頂に達した時、女は短剣で男を刺し殺してしまった。女は、ラベンダーの香りを放つ謎の美人。
殺された男トミーの葬儀が行なわれた日、彼の親友ジョディ(ビル・ソーンベリー)とレジー(レジー・バニスター)の2人だけが式に参列した。1年程前に死んだジョディの父母もこの霊園に眠っている。
ジョディの弟マイク(A・マイケル・ボールドウィン)は13歳の多感な少年で、両親を早くに失ったため、兄が都会へ行ってしまうことを恐れている。
トミーの葬式の後、マイクは奇妙なことを目撃した。
異常に背の高い男<トール・マン>(アンガス・スクリム)が死体の入った棺をかついで車に放り込むとどこかへ消えてしまったのだ。恐怖におびえるマイクは、ジョディにそのことを伝えたが、取りあおうともしなかった。
その夜、ジョディが、キャッチバーで知り合った若い女と連れ立って、墓地へ行きセックスを始めるところを、マイクが目撃していた。その時、不気味な小人の影をみたマイクは、恐怖のため逃げだした。あとを追ってジョディが走る。その間、女はラベンダーと死の匂いを残して姿を消していた。
次の夜、霊園に潜入したマイクは、地下の部屋から探り始めるが、人の気配でふりむくと、墓守が迫ってきた。
その瞬間、凄い唸り声をあげ銀色の球体が飛んできて、墓守の額に激突した。球の中からはドリルが突出し、墓守の顔は血みどろになった。
あまりの恐ろしさに、ただ逃げまどうマイクを、今度はトール・マンが追ってきた。