すぐにハットリくんのせいにする、何でもやりっぱなしですぐ飽きる、など能力のなさというよりも性格の悪さが目立ったケンイチくん。
主人公のハットリくんはお人好しで、その周囲(弟のシンゾウやライバルのケムマキなど)は、みなハットリくんの足を引っ張るような設定の中、ケン一くんもまさにそんなポジション。
忍法を自在に操る「忍者ハットリくん」が好きでした!忍者には伊賀と甲賀の存在があることを教えてくれました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
木手英一
なぜここにエントリーされたのか?というくらい、藤子不二雄作品のなかでも珍しい「主人公=優秀」な木手英一くん。
マスコットキャラクター的なコロ助とともに、「奇天烈大百科」を参考にして作り出した発明道具を使って大活躍します。
コロ助やみんなからはキテレツと呼ばれます
唯一運動神経は鈍かったものの、鉄棒で逆上がりを成功させるためにお母さんやコロ助に支えられながら一生懸命練習して見事に成功させたり、友人からの信頼も厚いなど他の作品とはまったく趣きが異なります。
ちょっと変わった藤子アニメ『キテレツ大百科』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
大原正太
他作品と比べると主役のQ太郎の能力がさほど高くなく、正太くんが引き立てるというよりも親友といったポジションで描かれています。
オバケ側のキャラクターも多く、そこまで正太くんの頼りなさが目立った作品でもなかった気がします。
大原家の次男、正ちゃん
藤子・F・不二雄「劇画・オバQ」大人になった正ちゃんのもとへ、Q太郎が帰ってきたら・・・大人向けの短編です。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
エントリーした6人を、主役を引き立てた(頼りなかった)順に並べてみると・・・
■主役を引き立てた(頼りなかった)■
1、三葉ケン一(忍者ハットリくん)
2、野比のび太(ドラえもん)
3、大原正太(オバケのQ太郎)
4、市川ヒロシ(怪物くん)
5、須羽ミツ夫(パーマン)
6、木手英一(キテレツ大百科)
■しっかり者■
と、このように考えてみました(笑
どのマンガも大人気だった作品たち。そしてこの男の子たちの存在が、私たちの小学校生活にちょっとした安心感を与えてくれたのもまた事実だったかもしれませんね。