『パンツの穴』主演からアイドル歌手に転身

一度聞いたら忘れられないタイトル『パンツの穴』。ミドルエッジ世代にとっては「パンツ」はエロの象徴だ。当時はテレビCMを見ただけでドキドキしてしまった。Hな探究心をそそる「パンチラ」のうえをいく、パンツに穴?なのだ。

映画『パンツの穴』が劇場公開サれた1984年に「風俗営業取締法」が大幅に改正された。
アダルトビデオ界にアイドルが登場する前の時代のちょっとHな映画だ。
ムキンポ

映画「パンツの穴」その衝撃的なタイトルが今も頭に残ります。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
![第2弾]『パンツの穴 花柄畑でインプット』1985年4月13日公開。
出演者:山本陽一、志村香、奥田圭子、親王塚貴子、清水由貴子、間下このみ、津川俊之、中山秀征、内藤典彦、三ツ木清隆、桂文珍、小野ヤスシ、梅宮辰夫、明石家さんま他。](/assets/loading-white-036a89e74d12e2370818d8c3c529c859a6fee8fc9cdb71ed2771bae412866e0b.png)
「ムキンポ」こと山本陽一がアイドル歌手に転身した!
![山本陽一「ステディ・セブンティーン 」[EPレコード 7inch]
1985年7月21日リリース。](/assets/loading-white-036a89e74d12e2370818d8c3c529c859a6fee8fc9cdb71ed2771bae412866e0b.png)
『レッツゴーヤング』の「サンデーズ」のメンバー山本陽一
山本陽一は1984年から1986年にNHKテレビで放送された歌謡番組『レッツゴーヤング』に出演、レギュラーメンバー「サンデーズ」のひとりだった。
「サンデーズ」のメンバーは、1984年から山本陽一、麻見和也、中村繁之、矢吹薫、新井由美子、太田貴子、高橋美枝、千葉湖吹美、成清加奈子、山口由佳乃。1985年からは山本陽一、大沢樹生、保阪尚希、中村繁之、長山洋子、新井由美子、太田貴子、高橋美枝。太川陽介と石川ひとみが番組の司会、進行を務めた。

もう一度見たい!山本陽一伝説とは?
1984年9月29日に大阪梅田コマ劇場で行われた『ヤング歌謡大賞'84新人グランプリ』
司会者は、桂三枝、片平なぎさ。「山本陽一伝説」は優秀新人賞の発表中に起こった。
優秀新人賞の一人「山本ゆかり」さんの名前がよばれた時に、同じ「山本」姓の山本陽一が自分が呼ばれたと思い前に出てしまった。司会の片平なぎささんに「山本ゆかりさんですよ。」と言われ間違いに気づいた。

ちなみにこの年の最優秀新人賞は岡田有希子さん、「恋、はじめまして」を歌い受賞した。岡田さんは2年後の1986年4月8日に東京四谷にある所属事務所「サンミュージック」のビル屋上から飛び降り亡くなっている。18歳没。
季節はずれの海岸物語 1990 暑かった夏
『季節はずれの海岸物語』シリーズの主題歌は松任谷由実の「DESTINY」。
で流れる「ユーミン」の歌と国道134号にあるトンネルを抜けると材木座海岸の風景が広がるシーンが印象的で、青春の思い出とともにそんな時代を今も憶えている方も多くいると思う。

『季節はずれの海岸物語』は海岸沿にある喫茶店「QUE」(キュー)のマスター圭介(片岡鶴太郎)を中心に隣人理恵(渡辺美奈代)や店を手伝う女友達の徳子(可愛かずみ)の恋を描いている。冬や夏などの季節折々の海を舞台にしたトレンディードラマでもある。
また、圭介の恋の相手として毎回違うマドンナが登場、森尾由美、松田聖子、樋口可南子、石田ゆり子、西田ひかる、石野真子、鈴木保奈美、美保純などが出演している。
他の出演者は、古尾谷雅人、杉本哲太、田代まさし、ダチョウ倶楽部の寺門ジモン。
出演者の古尾谷雅人さんは 2003年3月25日に東京都文京区の自宅で首つり自殺を図る。45歳没。可愛かずみさんは1997年5月9日に当時交際していた、ヤクルトに在籍する野球選手の川崎憲次郎が住んでいた目黒区駒場のマンション7階から飛び降りた。32歳没。
出演者のうち二人が自殺をして亡くなっていることもあり、『季節はずれの海岸物語』はDVD化もされていない、事情により公開されない「封印作品」になっている。
山本陽一と森尾由美が共演した森永製菓のCM


山本陽一の結婚・引退の理由、病気
2006年に山本陽一は14歳年下の一般女性と結婚している。
娘も授かっている。

元アイドルは40歳で失業、離婚を経験する
元アイドル・トレンディー俳優として活躍した元アイドルの山本陽一は40歳で芸能界の仕事を失い無職になる。職探しのためにスーパーや弁当屋、居酒屋のアルバイトの面接を受けても仕事は見つからなかった。

山本陽一は家賃4万円の6畳のアパートに住む。お昼は200円程度の激安弁当やおにぎり、飲み物は家で作ったお茶を持参し節約をしながら、別れて暮らす子供に養育費を仕送りした。
元アイドル山本陽一の現在
2014年9月5日に、TBS系列で放送された『爆報! THE フライデー』 に出演した時点の山本陽一は、所属事務所「スキップコーポレーション」のHPには、山本陽一プロフィールは残しているものの「病気や離婚、失業を経て、現在は俳優業から引退している」と語っている。


1980年代中頃から2005年ころまでの山本陽一は俳優として『夏・体験物語2』『のぞき屋稼業』『恐怖のヤッちゃん』『水戸黄門』など多数出演。『必殺仕切人』では「スキゾー」こと日増役を演じた。


2016年現在は「スキップコーポレーション」と契約していないと思われる。HPには、山本陽一のプロフィールは見当たらない。
山本陽一氏はご実家の家業を継がれているのだろうか?
山本陽一のオリジナルアルバム「Y.Y」復刻CD

山本陽一CD『 Y.Y+5』
CD/オーダーメイドファクトリー/DYCL-393 山本陽一の唯一のオリジナルアルバム「Y.Y」を復刻し、アルバム未収録のシングル曲を5曲をプラス。 収録曲:[DISC:1枚] 1. 君とOK 2. スクールパーティーのヒーロー 3. 渚のパッションガール 4. 誘惑エンジェル 5. おもいっきり I Love You 6. GOOD POPシャンペンナイト 7. サタディナイト・フラストレーション 8. 赤いシューズとピエロ 9. 午前0時のジュークボックス 10. 悲しき初恋 11. 恋はRock Tonight 12. 涙のバージン・ナイト 13. 青空のハートブレイカー 14. ステディ・セブンティーン 15. 悲しきロンリーアイズ