Samantha Fox

サマンサ・フォックス
サマンサ・フォックスは、モデルであり女優もこなし歌手としても活躍しています。最初はモデルとして認められ、その後、80年代後半から歌手として活躍します。
デビュー曲は「タッチ・ミー 」で、この曲がいきなり全英3位、全米4位の大ヒットとなります。
サマンサ・フォックス、当時20歳。なんとも華々しい歌手デビューですね。
アルバムの方は、1986年から立て続けに3枚リリースしすべてヒットさせています。
Touch Me
1986年リリースの大ヒット・デビュー・アルバム「タッチ・ミー」です。
何とも言えない独特の世界観があります。

タッチ・ミー
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SAMANTHA FOX
前作のヒットに引き続き1987年に発売されたアルバム「夢のゆくえ」も大ヒット!
バラエティ豊かでしっかり管理されたアルバムに仕上がっています。プロデュースの勝利といえそうです。

夢のゆくえ
サマンサの二枚目はアメリカ受けするラテン・ヒップホップをフル・フォースに、ヨーロッパ受けするユーロビートをPWLに依頼、国によりシングル・カット曲を変えた全方位爆撃的なバラエティ豊かなアルバム。
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I WANNA HAVE SOME FU
1988年に「赤い誘惑」をリリースした際には、押しも押されぬスーパースターの仲間入りといった感があったサマンサ・フォックス。
出す曲、出す曲シングルもアルバムも大ヒットを記録しています。それにしてもサマンサ・フォックスの素晴らしいところはアメリカとイギリスでプッシュする曲を分けているところです。
アルバムは当然のように様々なバリエーションの曲が集まり、聴いていて飽きることがありません。
戦略の勝利ともいえそうです。

赤い誘惑
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ところで、前作ではローリング・ストーンズの名曲「(I Cna't Get No) Satisfaction」をカバーしていましたが、今作では「二人だけのデート」のカバーが収録されています。
この曲はダスティ・スプリングフィールドの代表曲として有名ですが、ベイ・シティ・ローラーズもカバーして大ヒットさせています。
その他にも多くのミュージシャンがカバーしている名曲ですが、アメリカでは大きなヒットにはなっていませんので、イギリス、日本で根強い人気がある曲です。
それでは順に聞いてみましょう。
さすがにオリジナル、素晴らしい出来ですね。数多くあるカバーもこのバージョンがベースになっています。
続いては日本でも大ヒットしたベイ・シティ・ローラーズのバージョンです。
そして我らがサマンサ・フォックス・バージョンです。
Just One Night
サマンサ・フォックスは、バナナラマやカイリー・ミノーグ、マドンナ、デッド・オア・アライブなどと共に80年代を代表するアーティストとなりました。
しかし、3年間の沈黙の後、4枚目のアルバム「Just One Night」をリリースしますが、これが最後のアルバムとなってしまいます。

Just One Night
いろいろチャレンジしていて多面的に楽しめます。意外とカバー曲がいけます。
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もっと歌って欲しかったとは思いますが、短い期間だったからこそサマンサ・フォックスは80年代を象徴する存在となりえたのでしょう。