懐かしい特撮ヒーローの致命的な弱点を振り返ってみましょう。

懐かしい特撮ヒーローの致命的な弱点を振り返ってみましょう。

特撮ヒーローは、たいてい、それぞれ固有の弱点や欠点を持っていますが、1970年代から80年代を中心に特に有名な弱点をピックアップして振り返ってみます。


スーパーマンの弱点は「クリプトナイト」

クリストファー・リーヴ主演の『スーパーマン』 (1978年の映画)

クリプトナイトが弱点。クリプトンの鉱物で、クリプトン人に悪影響を及ぼす。浴び続ければ力を失い、いずれ死ぬ。

スーパーマンの弱点は「クリプトナイト」

世紀の天才犯罪者を自称する悪人レックス・ルーサー(演:ジーン・ハックマン)はグリーン・クリプトナイトをスーパーマンの首にかけ、彼を苦しめた。

スーパーマンはルーサーの準備したグリーン・クリプトナイトに力を奪われ、捕われの身となってしまう。

『快傑ズバット』(1977年) ズバットスーツの活動時間には5分間という制限がある。時間切れでスーツは着用者ごと爆発してしまう。

『快傑ズバット』第11話「死ぬな友よ! 危機一秒前」より

ウルトラマンの3分などタイムリミットがあるヒーローは多いですが、エネルギーが切れるからという理由が多いですよね。

スバットスーツの5分経過すると爆発するという恐ろしいデメリットは、ほかにはないタイプ。

「早川健 / 快傑ズバット」(演:宮内洋)はズバットスーツの活動時間が5分間だけというデメリットを解消すべく密かに研究を続けていたが、最後まで未完成であった。

早川がいくら改良してもズバットスーツは5分後には爆発してしまう。この弱点を知っている敵の幹部たちはズバットとの戦いを5分以上に引き伸ばそうと苦心する。

残り50秒で、早川はズバットアタックを振るい、相手を叩きのめす。

『人造人間キカイダー』(1972年) キカイダーは「プロフェッサー・ギルの笛の音」が苦手。

プロフェッサー・ギル
ダークを率いるロボット工学者。痩身蓬髪の怪人物で、「ダークに生まれし者はダークに還れ」と唱えながら杖に内蔵した悪魔笛を鳴らしてアンドロイドを凶暴化させ、支配する。冷酷な男で、裏切り者や失敗した者には容赦しない。

戦いの激化とともに狂気の域に踏み込んでいき、最終話でキカイダーに追い詰められたギルは基地とともに自爆した。

出典 人造人間キカイダー - Wikipedia

プロフェッサー・ギルの笛の音

ギルの笛の音に悶え苦しむジロー

プロフェッサー・ギル「ダークに生まれし者は、ダークに帰れ!」

何時も邪魔が入り、ギルの超音波の笛の音が途絶える。

ジロー「チェインジ!スイッチ・オン!ワン!ツー!スリー」
キカイダーに変身。

ジローはギルの笛の音に苦しみながらもキカイダーに変身し戦い続ける。

キリギリスグレイ(第40話に登場)は、プロフェッサー・ギルの笛の音を増幅し、キカイダーを意のままに操ることに成功する。

ギルの笛の音を増幅する「キリギリスグレイ」の攻撃に悶え苦しむキカイダー(ジロー)

変身アイテムを盗まれたり、壊してしまうと変身できない。

『ウルトラセブン』 第37話「盗まれたウルトラ・アイ」

ウルトラアイを盗まれたのはこれで3回目。いずれも人間体が若い美しい女性である宇宙人。モロボシ・ダンは若い女性に油断をしてしまいます。

3話『湖のひみつ』ピット星人に盗まれる
4話『マックス号応答せよ』ゴドラ星人(演:水上竜子)(人間体)にスパナで殴られ奪われる

マゼラン星人(マヤ)にウルトラアイを盗まれる。

『ウルトラセブン』 第4話「マックス号応答せよ」

ゴドラ星人の人間体(演:水上竜子)にウルトラアイを奪われる。

『ウルトラマンレオ』第1話「セブンが死ぬ時! 東京は沈没する!」

ダン「・・・セブンはもういない」 ゲン「何ですって?!」

『ウルトラマンレオ』第1話「セブンが死ぬ時! 東京は沈没する!」

ウルトラアイでセブンに変身できない。それどころかウルトラアイが発火。

ウルトラアイが燃えてしまう。モロボシ・ダンはウルトラセブンに変身できなくなってしまった。

「特撮の三大発狂シーン」 敵の罠に落ちて主人公が発狂させられてしまうとヒーローとして戦えない。

精神異常者(一時的な精神異常状態)による不可解な殺人事件が続発していた。

精神異常状態の殺人犯たちは、「狂わせ屋」こと美川冴子(演:姫ゆり子)の「脳波変調機」によって、一時的に重度の精神異常となり、犯行を実行したことが判明する。

『怪奇大作戦』(1968年)の封印作品(欠番)の第24話「狂鬼人間」 牧史郎(演:岸田森)は「脳波変調機」によって一時的に発狂してしまう。

『サンダーマスク』第19話「「サンダーマスク発狂」

『サンダーマスク』(1972年) 主人公の命光一の脳みそと脳波魔獣 シンナーマンの腐った脳みそを入れ替えてしまう。

発狂した「サンダーマスク / 命光一」(いのち こういち)「えへへへ」

edymaxの動画追憶記(11) テーマ〜封印作品 〜 - edymaxの動画製作日記

レインボーマン第9話「ヤマトタケシを狂わせろ」

『愛の戦士レインボーマン』(1972年) ヤマトタケシは発狂錠剤・キャッツアイを一服盛られた上に、電気ショックを食らう

狂ってしまったヤマトタケシ。このままではレインボーマンとしては戦えない。

『愛の戦士レインボーマン』 ヨガの眠りはレインボーマン最大の弱点。全身が石化し仮死状態になる。無防備状態。

ヨガの眠り
レインボーマン最大の弱点で、力を使い果たすと身体が勝手に座禅を組みだし、やがて全身が石化し仮死状態になる。

姿もタケシに戻ってしまう。全エネルギー回復にかかる時間はきっかり5時間。

石のように全身が硬化するが、決して防御力があるわけではなく、銃弾や凶器を向けられたらひとたまりもない。この完全無防備な状態で5時間もの間身動きが取れないので、危険な状態のまま晒されてしまうことになる。

5時間の「ヨガのねむり」 完全無防備な状態で5時間もの間身動きが取れないので、危険な状態のまま晒されてしまうことになる。

「ヨガの眠り」中。5時間もこのまま。

変身に副作用があるという弱点。 カイザのベルトは変身不適合者を死に至らしめるため、劇中では「呪われたベルト」と形容された。

『仮面ライダー555』(2003年)

仮面ライダーカイザは不適合者が変身した場合は一定時間の戦闘は可能となるものの、変身解除後には灰化・死亡してしまう。カイザのベルトは変身不適合者を死に至らしめる特性から、劇中では「呪われたベルト」と形容された。

草加雅人は記号に順応したためベルトの力を自在に使用できていたが、物語終盤には記号が消耗して負荷が増していき、体が徐々に灰化したり突如激しい頭痛が起こるなどの変調が現れた。

最終的には「次に変身したら死ぬ」という状態まで衰弱した状態で変身したために戦闘に敗北、殺害され、死亡後に亡骸が灰化した。

仮面ライダーデルタの場合、順応が低い不適合者は変身解除後のカイザのように灰化・死亡することはないものの、デモンズスレートの影響で極めて攻撃的な性格へと変貌する。

出典 仮面ライダー (仮面ライダー555) - Wikipedia

仮面ライダーカイザ(左)と仮面ライダーデルタ(右)は変身による副作用がある。

平成仮面ライダーシリーズ第2作『仮面ライダーアギト』(2001年)

仮面ライダーギルスは、変身する度に肉体へ極度の負担がかかるため、変身が解除されるたびに年齢不相応な老化現象が進行し、身体を蝕む後遺症が現れてしまう。

そのため、アギトのように連続して変身し続けることはできず、後遺症のダメージが抜けきれないまま変身した際にはすぐに変身が解除されてしまう。後遺症が相当深刻な際は低い男声の幻聴にも襲われる。

出典 仮面ライダーアギト - Wikipedia

「葦原 涼(あしはら りょう)/ 仮面ライダーギルス」 不完全なアギト=ギルス。変身後は身体に老化現象が起こるなどの副作用が見られる。

『仮面ライダー剣』(2004年)

本来キングフォームとはカテゴリーKのみと融合した状態を指し、13体融合は想定されていなかったが、剣崎の融合係数の高さによってそれが可能となっている。

そのため、厳密にいえばこの形態はキングフォームではない。この多数のアンデッドを同時に支配下に置くという状態はジョーカーに極めて近い存在であり、変身維持のために装着者の体力を大幅に消耗させる(当初は変身後に眠ってしまっていた)上、長期に渡ってこの形態に変身し続ければ、最悪の場合装着者の肉体はアンデッドと完全融合、つまりジョーカー化してしまうという危険性がある。

またこのフォームに変身する度に、ジョーカー(相川始)もその力を感知・共鳴し、闘争本能をかきたてられ暴走してしまう。

「仮面ライダーブレイド キングフォーム」 最悪の場合装着者の肉体はアンデッドと完全融合、つまりジョーカー化してしまうという危険性がある。

超新星フラッシュマン フラッシュ星で育つと、地球を含む他の星の環境に適応出来なくなってしまう「反フラッシュ現象」が出てしまう。

フラッシュ星で育った者は強靭な戦士だが、フラッシュ星を長期間離れると「反フラッシュ現象」を発症し他の星の環境に適応出来なくなり、やがて命を落としてしまう。

反フラッシュ現象のため、1年程度しかフラッシュ星を離れることができない。

フラッシュマンたちは、故郷の国なのに地球では1年程度しか暮らすことができないという悲しい致命的な弱点を持っている。

『超新星フラッシュマン』(1986年) フラッシュ星で育つと、地球を含む他の星の環境に適応出来なくなってしまう「反フラッシュ現象」が出てしまう。

反フラッシュ現象のため、地球にいられる時間がどんどん短くなっていく。

タイムリミットが迫る中、サラが時村博士の娘と判明するが、メスを壊滅させるために全て時間を使いきってしまい、念願の親子の再会は果たせなかった。

フラッシュマンは、いつか再び戻ってくると誓いながら地球を離れるのだった。

地球を去るフラッシュマン。サラ「いつか必ずこの地球に戻ってくる!」 ダイ「フラッシュ星の科学なら、それがきっとできるはずだ!」

スペクトルマンに変身したくてもできない時がある。ネビュラ71遊星の命令は絶対。スペクトルマンは上司に服従する組織人。

『スペクトルマン』(1971年)

ネビュラの承認を受けて照射された光線を浴びることにより、転送されたマスクやスーツなどの装備が蒲生の全身に包まれ、装着・変身するというものである。

ネビュラ71遊星を目視できない場合の変身は不可能である。天気が悪く空が曇っていたりすると変身できない。

ネビュラ人のサイボーグ・エージェントのスペクトルマン・蒲生譲二「ネヴュラ71、変身願います!」

ネビュラ71にとっては変身体も蒲生譲二の状態も一貫して「スペクトルマン」であり、常にそう呼ばれる。

ネビュラ71「了解・・・スペクトルマンに告ぐ・・・スペクトルマン変身せよ」 ネビュラ71遊星の命令が絶対。

ネビュラ71遊星の「変身せよ!」という命令があって、はじめて変身することが許される。

「ネヴュラ71、変身願います!」 スペクトルマンは、サラリーマン的な存在。変身するためには上司の許可(ネビュラ71遊星の命令)が必要。

融通が利かない官僚的な上司からの許可が下りないと、スペクトルマンに変身できない。

ウルトラ兄弟

太陽光がない寒さに弱い。氷漬けにされて、残酷にもバラバラにされる(帰ってきたウルトラマン・ウルトラマンレオ)

円盤生物 星人ブニョの人間体を蟹江敬三が演じる。猟奇的な役柄がはまる。

ゲンはレオへ変身するが、宇宙ロープの効力によって巨大化できず零下100度の身体処理室で凍らされた後、ブラック指令に宇宙ノコギリで切り刻まれ、美山家近くにある丘の墓地に遺棄される。

『ウルトラマンレオ』50話「恐怖の円盤生物シリーズ! レオの命よ! キングの奇跡!」

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