高機能ワークチェア・アーロンチェアの「リマスター版」が来年2月に発売へ!
1994年に登場したハーマンミラーの高機能ワークチェア「アーロンチェア」。
そのリマスター版が発表され、来年2月に発売されることが分かった。
サスペンションやチルト機構などを刷新し、現代のワークスタイルに最適化したという。
134カ国で700万台以上が販売された人気モデルの”新型”に期待が膨らむ。

高機能ワークチェアと言えば「アーロンチェア」

3サイズがラインナップされている
アーロンチェアは人間工学に基づいて設計された高機能ワークチェアの先駆けとして知られている。
長時間座ってPC作業を行うプログラマーなどデスクワーカーから支持が厚く、20年以上たった今でも世界中にアーロンチェアの愛好家が存在している。従来品は10万円~20万円ほどの価格設定。
今回発表された新型アーロンチェアは、従来のデザインはそのままに、進歩した技術や人間工学の最新の識見を交えることで、調整能力・通気性・座り心地などを更に向上させたものとなっている。
サイズはスモール・ミディアム・ラージの3段階で、カラーはミネラル・カーボン・グラファイトの3種類。座る人の体格や、オフィスでの雰囲気にあわせて選択可能。北米などでは既に入手可能だが、アジアでの発売は来年2月まで待つことになる。

ゾーン別の体圧分散と通気性を提供する「8Zペリクル」を採用

背骨が健康的な立った姿勢と同じような状態にサポートできると説明されている「ポスチャーフィットSL」

直観的かつ簡単に好みのフィット感にするための調節機能も追加されている
「アーロンチェア」 概要
1994年にドン・チャドウィック、ビル・スタンフらによってデザインされたハーマンミラー(Herman Miller)社の椅子。
多機能デスクチェアとしては高価な部類であり、新品の場合ランバーサポート型はおよそ11~18万円、ポスチャーフィット型はおよそ13~20万円の市場価格となっている。
実際に座るとトランポリンのような弾力のある座面に加え、一般の低価格チェアにはないフワリとした不思議な感覚のリクライニング機能を体感できる。それと同時にしっかりと骨盤を受け止める構造となっており、長時間座っても疲れにくくなっている。さらにメッシュ素材の座面を採用したことにより、夏場でも蒸れることなく快適に座ることができる。また、回転時やリクライニング時においてもガタつきのないしっかりした構造となっている。
90年代後期から2000年代初頭のインターネットバブルの象徴でもあり、ビジネスの成功者や名士のオフィスに、さりげなく部屋に置かれていた。
テレビドラマなどにおいても成功者の象徴として、経営者役などの部屋にはアーロンチェアが置かれていることがある。

「アーロンチェア」
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