恋愛ドキュメンタリー・未来日記
90年代の終わりに大人気だった『未来日記』(みらいにっき)。
これは見知らぬ男女が、あらかじめ決められた未来日記(脚本)通りに恋をすることができるのかと、作家のいとうせいこう監修のもと、実験的に行われた恋愛ドキュメンタリーだった。
元々はウッチャンナンチャンが司会を務めたTBS『ウンナンのホントコ!』内の一コーナーだったが、番組の枠を超えて人気を博した。2000年8月には、劇場映画版が公開され、こちらも話題となった。
小説家、作詞家、ラッパー、タレント、ベランダーとして活躍する「いとうせいこう」が手掛けた!
企画当初は同時期に放送されていた『ウンナンの気分は上々。』での企画として発案された。
脚本を内村光良などの番組出演者が手掛け、若者を中心に人気に火がついていった。
ちなみにアイデア自体は、『ドラえもん』のひみつ道具「あらかじめ日記」からスタッフが着想を得たものであった。
こちらは『小説版未来日記 〈1~3〉』
サザンオールスターズ 『TSUNAMI』
福山雅治 『桜坂』
GLAY 『とまどい/SPECIAL THANKS』
未来日記のルール
未来日記 (ウンナンのホントコ!)とは - goo Wikipedia (ウィキペディア)
「未来日記 全8巻+劇場版」のVHSビデオ
エピソード前夜に全員に渡される日記には、そのエピソードの最初と最後のシーンのみが記述されている。この時点では途中のストーリーは伏せられており、その部分はエピソードの途中で手渡される追加の日記により明らかになっていく。エピソード途中で渡される日記には、出演者全員に渡されるものと、特定の出演者のみに渡されるものとがあり、後者の場合は、他の出演者はその日記の内容を知ることができない。
この途中渡される日記こそがこの企画の肝と言える部分である。
その都度ストーリーの進む道を指し示し、時に相手の心に自分の存在をいとおしく刻みつかせ、時に相手を傷つけ悲しませる行動をとらせ、とった本人はそれが本意であることを相手に打ち明けることが出来ない…。その結果生まれる相手への想い。
そんな心の揺れ動きの積み重ねがストーリーを紡ぎ出ししていく。
最初のエピソードで出会い、最後のエピソードで別れるというのがほぼすべてのストーリーでの共通事項となっていたが、別れの後には出演者本人の判断で再会するか否かを決めることができる「白紙日記」が手渡される場合もあった。
未来日記 シーズン1「ラブリング」
未来日記(ウンナンのホントコ!)とは (ミライニッキとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
主役の男女。最初は会話もぎこちないが、徐々に仲を深めていく。
海へ向かう車がエンスト!なんと最寄りのガソスタまで手押ししていくことに・・・。