「カレシ」の発音で娘に説教…個性的なCMで注目されたトーソーシン

「カレシ」の発音で娘に説教…個性的なCMで注目されたトーソーシン

ギャルっぽい娘の発音を巡って父娘がケンカする「カレシ」編、東総信の名前と掛けた「闘争心を持て」のボクサー編など、個性的なテレビCMで話題になったトーソーシン(東総信)。 懐かしのCM動画と共に、トーソーシンとは何の会社だったのか?そして、現在はどうなっているのかについて紹介。


奇抜で個性的なCMで印象に残った「トーソーシン」

1990年代に個性的なCMでその名を世に知らしめた「トーソーシン」。
トーソーシンとは、東総信のことであり正式名称は東京総合信用という信販会社であった。

堅苦しい「東京総合信用」という名前をもっと親しみをもって覚えてもらいたいという趣旨から、社名をクローズアップした奇抜なCMを放送することになったという。

凄腕CMディレクター、山内健司による作品

トーソーシンの奇抜なCMの多くを制作していたのは、マイケル富岡を起用した日清UFO「UFO仮面ヤキソバン」や、セガサターン「立つんだ湯川専務!」、日光江戸村「ニャンまげ」など多くの話題CMを世に送り出したCMディレクター山内健司である。

実はアクセントは重要ではなかった…

「カレシ」編や、主婦編ではアクセントにこだわっていたトーソーシンであったが、あくまでCM上の演出であり、実際には会社としては社名の呼び方のアクセントはこだわりが無かったらしい。

雑誌『広告批評』主宰者でもあるコラムニストの天野祐吉は、東総信に電話を掛けたら「はい、トーソーシンです。」と平坦なアクセントで応対されたと自らのコラム『CM天気図』にて述べている。

【父と娘の全セリフ】
父「もう一度言ってごらん」
娘「カレシ↑」(気だるそうに…)
父「違う!彼氏だ。か・れ・し!何度言ったらわかるんだ。」
娘「もういいよ。」(立ち去ろうとする)
父「待ちなさい!彼氏と言えるまで一歩も外に出さないぞ!」(立ちふさがる)
娘「お母さ~ん」(母のもとに逃げる)
父「アクセントは頭に付けるんだ!」
ナレーション「トーソーシン」

テレフォンカードにもなった「カレシ」編

「カレシ」編に登場したギャル風の娘役は、永田杏奈。

生意気っぽいけど可愛らしいコギャル風の女子高生は誰?と話題になった「カレシ」編。
娘役として出演していたのは当時高校一年生だった永田杏奈。

1982年3月29日生まれ、東京都出身。
渋谷でショッピング中スカウトされたのをきっかけに15歳で芸能界入り。
バラエティ番組『クイズ!紳助くん』、ドラマ『ケイゾク』や『仮面ライダーカブト』、映画『バトル・ロワイアル』などにタレント、女優として活動。
2010年に会社社長・石山高広と結婚。
その後、アパレルブランドを立ち上げ、雑誌『JJ』や『美人百花』『MORE』『andGIRL』などファッション雑誌にも幅広く出演している。

永田杏奈(ながた あんな)

せっかく有名になったのに1999年に社名を変更。

積極的なCM展開で有名になったトーソーシンこと東京総合信用だが、1999年10月に日本総合信用株式会社と合併し、商号を株式会社クオークに変更してしまった。
それまで、せっかく「トーソーシン」の名前を広めるCMをして来たのにと多くの人がビックリした。

クオークになってからも奇抜なCMは継続。
自社を擬似人物に見立てた連続ショートストーリー風のシリーズCMが制作された。

2009年にはクオークも合併により無くなる…

2009年4月1日、オーエムシーカード(OMC)を存続会社として、セントラルファイナンスとともに吸収合併され、株式会社セディナとなった。

これにより、東京総合信用(トーソーシン)に続き、クオークという名の会社も無くなった。

セディナになって以降、かつてのような奇抜なテレビCMは放送されていない。

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