「Beeタワー」が取り壊し!浅草や花やしきのシンボルだった
東京・浅草の老舗遊園地「浅草花やしき」のタワー型アトラクション「Beeタワー」が、老朽化のため取り壊されることが分かった。
浅草の一つのシンボルとして長く親しまれてきたが、運営会社が昨年10月から点検・整備のため稼働を停止していた。
そして、今回Beeタワーの老朽化は激しく、再開は難しいとの判断に至った。
9月以降、取り壊しに着手する予定で、跡地には観劇などを楽しめる多目的ホールが整備される。

取り壊しが決まった「Beeタワー」
かつて「こち亀」の「浅草七ツ星物語の巻」(ジャンプコミックス76巻収録)に登場し、両津の少年時代のエピソードを彩ったこともあるアトラクション。
Twitterではすでに惜しむ声が多くあがっている。
1960年、当時日本一の高さを誇るシンボルタワー「人工衛星塔」として登場した。
1987年に現在の名称となり、長らく上空45メートルからの眺望を提供していた。

東京スカイツリーなど浅草の街並みを眺められた

「人工衛星塔」時代
長年親しまれている遊園地・浅草花やしき
東京都台東区浅草にある遊園地。
1853年(嘉永6年)に花園として誕生(日本最古の遊園地とされる)。
その後、一時閉園の時期を経て、1949年(昭和24年)から遊園地として再建された。
敷地面積5800m²。国産初、日本で現存最古のローラーコースターがある。
株式会社花やしきが運営している。

浅草花やしき

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