ホンダ、新型スポーツモデル「CBR250RR」を発表!!
ホンダのインドネシアにおける二輪車生産・販売合弁会社であるピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターが、新型の250ccスポーツモデル「CBR250RR」を発表した。

新型の250ccスポーツモデル「CBR250RR」
このCBR250RRは、昨年開催された「第44回東京モーターショー2015」にて、コンセプトモデル『ライトウェイト・スーパースポーツコンセプト』として出展されたモデルで、世界でも注目を集めている。
CBR250RRは、販売の主要国であるインドネシアで生産。同国で生産するホンダの二輪車としては、最大排気量のモデルとなる。2016年末にインドネシアでの発売を計画し、日本国内でも発売される予定だ。
今まで発売が噂がされていたCBR250RRだが、1990年に登場し、2000年に生産が終了している。今回16年振りに復活し、ようやくその姿を現した。
◆生産終了のCBR250RRを一部紹介

CBR250RR 1990

CBR250RR1992

CBR250RR1994
新型CBR250RRの主な特長
◆新開発の直列2気筒エンジン
CBR250Rに搭載されている単気筒エンジンではなく、クラスナンバーワンの出力性能を目指した、新開発の水冷・4ストローク・DOHC4バルブ・直列2気筒250ccエンジンを搭載。市街地での扱いやすさに加え、サーキットでのスポーツ走行にも対応できる、高回転域までスムーズに吹け上がる出力特性を実現。なお、スロットル・バイ・ワイヤシステム、選択可能な3つのエンジンモード設定によって、ライダーの意思に合わせてリニアにパワーを引き出し、上質で安定感のある加速フィールを獲得している。

新開発の水冷・4ストローク・DOHC4バルブ・直列2気筒250ccエンジンを搭載!!
◆力強さと速さを直感させる独自のスタイリング
ヘッドライトにはCBRシリーズのアイデンティティを継承するデュアルLEDを採用。力強く速い、エキサイティングな走りのイメージを表現されている。低く構えたロングノーズから、高く跳ね上げたテールまでに渡って先鋭的なウェッジシェイプとし、一目で魅せる独自のスタイリングを実現。

デュアルLEDを採用したヘッドライト
◆新開発の車体・足周り
フレームは、新設計の鋼管トラス構造とし、強さとしなやかさを両立。スイングアームには、アルミ製ガルアームタイプを採用し、右側のアームを「への字」形状とすることで、エキゾーストパイプの張り出しを抑え、車体のスリム化とバンク角の確保を実現している。サスペンションは、フロントに剛性に優れた倒立タイプを、リアには5段階にプリロード調整が可能なプロリンク・サスペンションを採用。またブレーキは前後にABSをタイプ設定。ブレーキディスクはフロント310mm、リア240mmの大径ウェーブディスクのスーパースポーツの装備がふんだんに盛り込まれている。

フレームは、強さとしなやかさが両立され、スイングアームは、アルミ製ガルアームタイプ

サスペンションは、剛性に優れた倒立タイプになっている
≪全体デザイン≫




新型CBR250RRの発売されるカラー

MAT GUNPOWER BLACK METALLIC

ANCHOR GRAYMETALLIC

HONDA RED RACING
スペック
■全長×全幅×全高:2060×724×1098mm
■ホイールベース:1389mm
■最低地上高:145mm
■シート高:790mm
■タンク容量:14.5L
■エンジン:水冷4スト4バルブ並列2気筒
■排気量:249.7cc
■ボア×ストローク:62×41.4mm
■圧縮比:11.5:1
■トランスミッション:6速リターン
■フレーム:トラスフレーム
■タイヤサイズ前・後:110/70-17・140/70-17
■カラー:マットガンパウダーメタリック、ホンダレッドレーシング、アンカーグレイメタリック