週刊ストーリーランドはマジカル頭脳パワーの後番組だった

週刊ストーリーランド
木曜20時台に放送されていた。
内容は視聴者から元ネタとなる面白い話を募集。それをアニメ化して放送するというものだった。
アニメの製作陣は第一線で活動して来たベテランが多く、豪華な声優陣も話題を呼んだ。
完成度の高い脚本を投稿した者には、最高で賞金50万円を出すというふれ込みだった。
プロ野球中継のせ影響で放送が中止する事が多く、2年間で放送されたのは57回だった。
最終回では「今後は特番として放送を継続していくつもりです」と説明していたが、現在のところ放送はされていない。

VHS版 週刊ストーリーランド
週刊ストーリーランドとは (シュウカンストーリーランドとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

VHS版 週刊ストーリーランド
週刊ストーリーランドは奇妙な物語が多く、怖かった!
週刊ストーリーランドとは - goo Wikipedia (ウィキペディア)
主な人気アニメ作品
【謎の老婆】
28もの作品が放映されたシリーズ。番組最多である。
「不思議な商品シリーズ」とも呼ばれる。製作は東京ムービー。老婆の声は堀絢子が担当。
街角で露店を開いている謎の老婆から不思議な商品を買った客が、商品の効力によって人生を変えられていくという、藤子不二雄Ⓐの『笑ゥせぇるすまん』にも似たコンセプトの話。
初回の「使えないライター」は江坂遊の『無用の店』が原作、それ以降の話も一部作品のショートシナリオをアレンジ。

全てが謎に包まれた老婆
「使えないライター」
謎の老婆 - フレッシュアイペディア
【名奉行・文さん】
江戸の町奉行・松山文左衛門(愛称:文さん)が、街中の小競り合いに対して、面白い裁決を下すという人気シリーズ。
文さんの声は城山堅、ナレーションは島本須美が担当。全12話放映。
主人公・松山文左衛門
好々爺のような振る舞いをしているが、様々な問題を瞬時に解決するほどの切れ者である。好物は大福である。
下記動画の「母親探し」では、江戸でも一、二を争う呉服問屋の娘お菊。父が死ぬ間際に、本当の親子では無いと告げられる。
お菊との出会いは、ある雪の夜、女が訪ねてきた。
貧しい為に赤ん坊を育てられないと、娘として引き取ってもらえるよう頼まれたということだった。
それを承知し、我が子の様に育ててきた。
そして、父は本当の母親にも莫大な遺産を遺すとして息を引き取る。しかし、名前を聞き取ることはできなかった。
その噂は江戸中に伝わり、なんと三人の女が「母親」を自称して現れた。
その混乱を町奉行・文さんこと松山文左衛門が驚きの方法で本当の「母親」を見つけ出す!
【女警部・神宮寺葉子】
警部・神宮寺葉子(警視庁城北警察署)が刑事・江森宏治(部下)と共に難事件を解決するシリーズ。
東京ムービー制作。全14話放映。
声優は神宮寺が小山茉美、江森は中村大樹、ナレーションは銀河万丈だった。
神宮寺が事件の謎解きをする時、「キーワードは5つ」などと言って事件のトリックを解くヒントを必ず提示していた。
放送時間の都合上、事件の真相を解く速さが半端ではなく、回を重ねるごとに、あっという間に決定的証拠を見つけたり、現実には到底不可能なトリックを用いたりするなどといった半ば強引な展開が目立つようになった。

週刊ストーリーランド :神宮寺葉子
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エピソード
「危険な贈り物」の回は、内容が救いようがないほど陰惨な話で、かつ残虐なシーンが含まれていたため、日本テレビに約300件にも及ぶ苦情が殺到した。
放送開始初期は、画面右上に、現在放送している作品のタイトル名が表示されるだけだったが、後に画面の左上に、タイトル名ではなくなり、その作品の物語の説明らしき等のテロップが表示された。
特に謎の老婆シリーズでは、客が新しい商品を見つける度に表示されている商品名が変わる(例:不思議な商品「かく名刺」→不思議な商品「かくビデオテープ」)。

不思議な商品「ふえるエプロン」
不思議な話、恐ろしい話など豊富なアニメで楽しませてくれた「週刊ストーリーランド」。
新作で老婆の姿をまた見たい!