ソフィー・マルソー「ラ・ブーム2」80年代の青春フランス映画・ヒロインの普通の女の子が大女優に!

ソフィー・マルソー「ラ・ブーム2」80年代の青春フランス映画・ヒロインの普通の女の子が大女優に!

「ラ・ブーム2」は、80年代に大ヒットしたフランスの青春映画「ラ・ブーム」の続編です。キャストのエピソードや、主人公の15歳の少女ヴィックを演じて、普通の女の子から大女優に成長したソフィー・マルソーの近況です。


ソフィー・マルソー「ラ・ブーム2」

ラ・ブームの「ブーム」とはパーティーのこと。

「ラ・ブーム2」は1作目の「ラ・ブーム」(写真)の1年後に作られ、前回のデビュー作では、13歳から14歳の少女の誕生日ブーム(パーティ)までを演じた、 ソフィー・マルソーが15歳に成長した姿を映しています。

「ラ・ブーム2」は、クロード・ピノトー監督による青春フランス映画で、1983年に松竹富士で公開されました。キャストはフランス人の俳優と女優です。

主人公の少女ヴィック役: ソフィー・マルソー
父親フランソワ役: クロード・ブラッスール
母親フランソワーズ役: ブリジット・フォッセー
恋人フィリップ役: ピエール・コーソー
曾祖母プペット役: デニーズ・グレイ
友人ペネロープ役: セイラ・オコナー
友人サマンサ役: アレキサンドラ・ゴナン
元彼マチュー役: アレキサンドレ・スターラング

15歳に成長した主人公の少女ヴィックが大人の複雑な事情の中で、自分の恋を探します。この当時から、フランスの家族のあり方も大きく変わっていったのではないでしょうか。

「ラ・ブーム2」でも、ソフィー・マルソーの素顔や親しみやすい笑顔は変わっていません。

「ラ・ブーム2」での、ソフィー・マルソーの演技は前作の「ラ・ブーム」にくらべ、大人っぽくなり、女優としての成長がうかがわれます。

ソフィー・マルソーは、「ラ・ブーム2」で、フランスのアカデミー賞といわれているセザール賞最優秀新人女優賞を受賞します。「ラ・ブーム2」は、彼女にとって大女優への扉が開かれた作品となります。

家族の事情も含めた15歳の少女の日常を描いた「ラ・ブーム2」

前作から2年がたち、15歳になったヴィックの、まわりの事情も変化しています。

放課後にカフェで楽しむ15歳のヴィック。「ラ・ブーム2」の時代はタバコを吸うことがかっこよかった。TVやF1のスポンサーもタバコの会社が幅を利かせていました。

「ラ・ブーム2」でパリの街をバイクで走る、父親役のクロード・ブラッスールと娘役のソフィー・マルソー。80年代のパリは、ノーヘル(ヘルメットをかぶらない)でバイクに乗っていました!

ヴィックの父親は単身赴任となり、両親の夫婦仲が危ぶまれる「ラ・ブーム2」です。母親を演じていたのは、あの『禁じられた遊び』で少女役を演じたブリジット・フォッセーです。

ドイツの村で夏休みを過ごしたヴィックは、ボクサーのフィリップに出会います。元彼のマチューは?

オーストリアのザルツブルグに来ていた曽祖母のプペット(ドニーズ・グレー)の誘いで、パリに帰ることになったヴィックは、パリ行きの列車の中で、フィリップ(ピエール・コーソー)という青年と出会います。

80年代のフランスが舞台の青春映画です。15歳の少女が大人っぽいですね。

「ラ・ブーム2」コンサートで「火の着いたライター」

ロック・コンサートでヴィックとフィリップがペンライト(実はライター)を一緒に振るシーンが素敵です♪

昭和の懐かしい演出方法は、「火の着いたライター」。日本でも1978年に歌手の西城秀樹が「ブーツをぬいで朝食を」の振付に火の着いたライターを使っていました。お子様が真似をして事故が起き、すぐに取りやめになりました。

ソフィー・マルソー「ラ・ブーム2」キャストのエピソード

ヴィックの男友達のひとり、マチューのパーティで出会うフェリックス役を演じたランベール・ウィルソン

ランベール・ウィルソンは、2014年5月、2015年5月にフランスカンヌで開催されたカンヌ映画祭の開会式および閉会式の司会を2年連続でつとめています。

ヴィックの友人サマンサ・フォンタネ役アレクサンドラ・ゴナン

「ラ・ブーム」「ラ・ブーム2」で一番のお洒落さんはサマンサ。演じている女優は当時バレエ学校の生徒でした。

80年代に「ラ・ブーム」と「ラ・ブーム2」を見てびっくりしたことは、中学生の年齢の女の子がメイクをしてブーム(パーティ)やディスコに出かけること。

ヴィック役のソフィー・マルソーはジーンズやカジュアルなファッションコーデです。

サマンサは「ラ・ブーム」では可愛い中国風のパジャマを着ていました。「ラ・ブーム2」でもブラウスとチェックのスカートのシンプルでおしゃれなフランス流のコーデが話題になりました。

「ラ・ブーム2」のサマンサ役のアレクサンドラ・ゴナンは、1977年から1982年までパリ・オペラ座バレエ学校でクラシックバレエを学び、1983年から1995年までパリ・オペラ座バレエ団のソリスト(バレリーナ)に昇格しています。

「ラ・ブーム2」の主題歌を歌う「クック・ダ・ブックス」

「ラ・ブーム2」で、ヴィックとフィリップがデートをするロック・コンサートで歌っているのがクック・ダ・ブックスで、曲名は「恋する瞳」(Your Eyes)です。

クック・ダ・ブックスの「恋する瞳」は、「ラ・ブーム2」のソフィー・マルソーの写真入り、青のハート形レコードが売りだされました。

映画「ラ・ブーム2」は、ソフィー・マルソーの青春の記録

「ラ・ブーム2」は後に大女優となるソフィー・マルソーが普通の女の子だった頃の青春の記録でもある。後にバレリーナになるアレクサンドラ・ゴナンや俳優になるランベール・ウィルソンも素晴らしい。

ラ・ブーム2 (字幕版)

ラ・ブームから2年、15歳になったヴィックは、ヴァカンス帰りの列車の中でフィリップと知り合う。新しい恋に胸をときめかせる。しかし両親はそんな娘のことが心配で、親子は対立する、思春期の性の悩みなどを盛り込みながら、少女は大人に成長していく。

普通の女の子が大女優になった!ソフィー・マルソー

ソフィー・マルソーは、13歳の時に「ラ・ブーム」の主役オーディションで数百人の中から選ばれ映画デビューしました。

Amazon | 映画パンフレット 「ラ・ブーム2」 監督 クロード・ピノトー 出演 ソフィー・マルソー/クロード・ブラッスール/ブリジット・フォッセー/ピエール・コーソー/デニーズ・グレイ/セイラ・オコナー/アレキサンドラ・ゴナン/アレキサンドレ・スターラング

ソフィー・マルソーは「ラ・ブーム2」から2年を経た、1985年に公開された映画『狂気の愛』でアンジェイ・ズラウスキー監督とと知り合い、17年にわたり公私共にパートナーシップを結んでいました。

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ソフィー・マルソーは1966年生まれフランス・パリ出身。同時期のアイドル女優のフィービー・ケイツは、1963年生まれ、アメリカ合衆国出身。ブルック・シールズは、1965年生まれは、アメリカ合衆国ニューヨーク出身。ソフィー・マルソーは、1995年には英語をマスターし、英語圏の映画に進出しています。

最近のソフィー・マルソー

2015年のカンヌ国際映画祭で、ギレルモ・デルトロ監督と腕を組んで登場したのは、あの「ラ・ブーム2」の主演女優ソフィー・マルソーです。ドレスの前あきから、アンダーウェアが見えてしまいました。

ソフィー・マルソーと息子

2016年2月22日にアンジェイ・ズラウスキー監督(元パートナー)の葬儀に訪れたソフィー・マルソーとその息子ヴァンサン。

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