3年ぶり!! ダークファンタジーの傑作『ベルセルク』ファン待望の新刊が発売!!
本国内だけではなく、ドイツやフランスといったヨーロッパ圏での人気も高く、全世界シリーズ累計発行部数4000万部を超えるダークファンタジーの傑作『ベルセルク』(三浦建太郎/白泉社)が、3年ぶりとなる待望の38巻を発売(電子書籍版も同時発売)。
ベルセルクとは
主人公のガッツは、右目と左腕を失っているが、武器が仕込まれた鉄の義手を装着し、身の丈を超えるほどの巨大な剣を振るう「黒い剣士」として恐れられている。
首筋に「生け贄の烙印」が刻まれ、邪悪なものたちに狙われ続ける宿命を背負ったガッツは、その烙印を捺したゴッド・ハンドと使徒への復讐の旅を続けている。
巨大な剣を振るい、「黒い剣士」と呼ばれているガッツ。
最近は、呪いの甲冑を身につけ狂戦士となって戦うガッツだが、呪いによって憎悪を増幅させ、我を失いたまに暗黒の世界(?)にのみ込まれてしまう。。
そんなガッツを助けるのが、魔女のシールケだ。(のみ込まれた時に)
物語は、戦場でその名を恐れられるグリフィスが団長の傭兵団「鷹の団」(旧鷹の団)の悲劇からスタートする。
旧鷹の団の千人長だったキャスカだったが、グリフィスの鷹の団への裏切りで、強烈な「蝕」の体験から精神退行する。
ガッツは、キャスカの身の安全と精神を回復させるため、妖精パックの故郷へ向かうことにしたガッツ。襲い来る敵を押し返し、元法王庁所属聖鉄鎖騎士団団長でヴァンディミオン家令嬢であるファルネーゼ、その従者であり実の兄であるセルピコ、魔女シールケ、少年イシドロら仲間と一緒に船で妖精島「スケリグ島」へと向かっていたが、途中で巻き込まれた海神たちとの戦いで満身創痍となってしまう。
ガッツは、旅をしながら沢山の仲間と知り合って行く。
一方、ガッツの無二の親友であり、一緒に戦った仲間であったが、蝕によって第5のゴッド・ハンド「フェムト」へ転生した仇敵グリフィスは、戦魔兵を近衛師団とする新生鷹の団を率い、クシャーン妖獣兵団を手先にしていた大帝ガニシュカが化した魔獣を滅ぼして、人類が伝説上・想像上の生き物としてきた怪物などが現実化した現世(うつしよ)と幽界(かくりよ)が完全に同一化した世界「幻造世界(ファンタジア)」を出現させた。グリフィスは法王を取り込み、ミッドランド王女シャルロットと婚約、正規軍の総司令官に就任し、その圧倒的な力から“光の鷹”と崇められ、新たな都市「ファルコニア」に君臨している。
ガッツの前に新生鷹の団を作り、光の鷹”として現われる仇敵グリフィス
今回発売された38巻の内容
38巻は元旧鷹の団団員で、ガッツの武器を作り上げた鍛冶屋のリッケルトがファルコニアへやって来るところから始まる。
果たしてリッケルトはグリフィスに何を伝えるのか?
そしてガッツ一行は、無事に伝説の大妖精「花吹雪く王」の治めるエルフエルムへたどり着くことができるのか?
重厚なストーリーと細密画のように細かなところまで描き込まれた画面いっぱいに広がる世界、そして迫力のあるアクションシーンに今回も圧倒されることになる。
今回も見所満載の『べルセルク38巻』だ!!
次巻39巻は2017年刊行予定だ。