2016年06月16日公開

ヒップホップ(65) ラップ(41) 1980年代(8050)

80年代から活躍！日本のヒップホップを押し上げたMURO（ムロ）

80年代から活躍！日本のヒップホップを押し上げたMURO（ムロ）

MUROはヒップホップが根付いていなかった日本において、クラッシュポッセやマイクロフォンペイジャーで活動し、日本語ラップシーンを盛り上げた。ジブラやデヴラージからもリスペクトされている。80年代後半から活躍してきたMUROを特集する！

キングオブディギン・MURO（ムロ）！！

ムロ。本名：室田隆義。
1970年3月25日。埼玉県川口市出身。
浦和学院高等学校出身。

ラッパーであり、DJ、リミキサー、プロデューサーの顔も持つ。

MURO（ムロ）

日本が世界に誇るKing Of Diggin'ことMURO。80年代後半からKrush Possee、Microphone Pagerでの活動を経て99年にソロとしてメジャーデビュー。以来、MCとしてはもとより、「世界一のDigger」としてプロデュース/DJでの活動の幅をアンダーグラウンドからメジャーまで、そしてワールドワイドに広げていく。

https://kotobank.jp/word/MURO-1712955#E3.82.BF.E3.83.AC.E3.83.B3.E3.83.88.E3.83.87.E3.83.BC.E3.82.BF.E3.83.90.E3.83.B3.E3.82.AF

「MURO」 - コトバンク

MURO 音楽活動の略歴！

1987年GO、DJ KRUSH と共に“Krush Posse”を結成。 92年に解散後、直ぐさま、GO、TWIGY、MASAO、P.H. FRON と”Microphone Pager”を結成。 93年11月に発売された「PLANET RAP」で、日本のラップ・グループとして初めて全世界にデビューを果たす。 97年にはMUROがオーナー兼プロデュースしたお店「SAVAGE！」をオープン。 98年には自身のレーベル“Incredible Records”"King Of Diggin’ Production"を立ち上げる。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/MURO

MUROとは - はてなキーワード

1990発売。

KRUSH POSSE 「K.P. (Yellow Rapculture In Your House)」

1995年発売。

MICROPHONE PAGER（マイクロフォンペイジャー）「DON'T TURN OFF YOUR LIGHT」

1999年4月21日、トイズファクトリーよりメジャー第一弾となるミニ・アルバム『K.M.W.(King Most Wanted)』を発売。同年12月22日には、アメリカのヒップホップグループ、Diggin' in the Crates Crewのロード・フィネスとA.G.が参加したシングル「THE VINYL ATHLETES」発売。 2000年8月23日、初のフルアルバム『PAN RHYTHM :Flight No.11154』を発売。 2002年6月12日、K.O.D.Pを大々的にフィーチャーしたアルバム『Sweeeet Baaad A*s Encounter』を発売。

http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/MURO

MUROとは - goo Wikipedia (ウィキペディア)

1999年発売。

MURO 「K.M.W」

2000年発売。

MURO 「PAN RHYTHM :Flight No.11154」

DJクラッシュと活動した「Krush Posse（クラッシュ・ポッセ）」

Krush Posse（クラッシュ・ポッセ）は、DJ Krush（クラッシュ）、MURO（ムロ）、DJ Goの3人組で、アンダーグラウンド・シーンで圧倒的な支持を得ていた伝説のグループです。音源としては、いずれもオムニバス盤に収録された「K.P.」「Chain Gang」が残されています。

http://hiphopguide.jp/cgi-local/archives/080japan/397ku/000388.html

Krush Posse / クラッシュ・ポッセ

DJ KRUSH(クラッシュ、左)とMURO

「Microphone Pager（マイクロフォン・ペイジャー）」でも活動！

もともとKrush Posse（クラッシュ・ポッセ）のメンバーであったMuro（ムロ）とDJ Go（ＤＪゴウ）のもとに、PH Flon（ＰＨフロン）、Masao（マサオ）、そして名古屋で活動をしていたBeat Kicks（ビート・キックス）のTwigy（ツイギー）が集結。1992年に結成されました。 1993年、ニューヨークのイベント「New Music Night Festival」に出演。また、アメリカのレーベル【Tommy Boy】のコンピレーション・アルバム「Planet Rap」に「改正開始」という曲で参加。日本語ラップを世界に認知させた最初の作品といわれています。 1994年、メンバーの相次ぐ脱退などにより、活動はほぼ崩壊しますが、翌年1995年には、ファースト・アルバム「Don't Turn Off Your Light」をリリース。解散寸前で、まとまりがない中でのアルバム制作であったため、本人たちは納得のいくような作品とはいえなかったようですが、リスナーからの評価は非常に高く、1990年代ミドルの金字塔といえる作品です。 1997年、ファースト・アルバム以前の作品集「Microphone Pager」をリリース。さらに、シングル「鬼哭啾啾」を発表後、ペイジャーとしての活動を停止。

http://hiphopflava.net/j_microphone-pager.php

Microphone Pager（マイクロフォン・ペイジャー） - Hip Hop Flava

フリーペーパーで特集されたMicrophone Pager（マイクロフォン・ペイジャー）

日本の著名なラッパーからリスペクトされているMURO

リリックにて自身をKing、王様と表現するアーティストはいるが、周囲からKingと評されているアーティストは、こと日本においてはMURO以外に思いつかない。『THE UNTOUCHABLE III』で念願の競演を果たしたZEEBRAは「MURO君とは、本当は『証言』でも一緒にやるはずだったんだよね」と明かす。伝説のシングル『証言』。MUROも当然のように、その証言者に入っていたらしい。さらに、ZEEBRAは「今回の曲でのMURO君との競演は念願だったね。東の横綱と西の横綱が曲を作る、みたいな」と表現した。この発言時、ZEEBRAはDragon Ashとの『Grateful Days』を経て、『MR.DYNAMITE』をドロップした後であり、最も有名なヒップホップアーティストになっていた。にもかかわらず、MUROに敬意を表し、横綱と表現したのだ。このことからも、MUROのKingたる所以が感じられる。また、King of Diggin productionナンバー2でもあるDEV-LARGEは「MUROは兄弟、親みたいなもの」と尊敬をこめて語る。さらに、アメリカから日本に戻ってきたことについて、MICROPHONE PAGERの影響があるともいう。

http://blog.livedoor.jp/hiphopjournal/archives/4327904.html

HIP HOP JOURNAL : 拝啓、MURO

ZEEBRA（ジブラ）

Buddha Brand（ブッダブランド）のDEV-LARGE（デヴラージ）

日本のヒップホップシーンで最も活躍したバンド『KGDR・キングギドラ』 - Middle Edge（ミドルエッジ）

出典: https://middle-edge.jp

MUROをリスペクトする人々が集まった集団「K.O.D.P」

ヒップホップ集団KING OF DIGGIN' PRODUCTION（キング･オブ・ディギン・プロダクション、略称：K.O.D.P）を主催。レコード店が数多く並ぶ渋谷区宇田川町に縁のある人々が、MUROを介して寄り集まって形成された集団。定期的な活動を行うための固定された集団ではなく、仲間集団的な色合いが強い。 2002年には、K.O.D.Pのメンバーを大々的にフィーチャーした内容のアルバム『KING of DIGGIN' presents...Sweeeet Baaad A*s Encounter』を発売。

http://wkp.fresheye.com/wikipedia/MURO

MURO - フレッシュアイペディア

2002年発売。

「KING OF DIGGIN’presents…Sweeeet Baaad A*s Encounter」

KING MUROが率いるクルーの事。NITROからもS-WORD等、数名が在籍している。K.O.D.PとはKING OF DIGGIN’ PRODUCTIONの略称。KODPのメンバーは背番号ともいえるナンバーを持っており、その全員がMCというわけではなく、トラックメイカーやSAVAGEの店員も含まれている。 #01 MURO #02 DEV LARGE #03 LIL' MURO #04 DJ WATARAI #05 DJ VIBLAM #06 DJ SHIMONE #07 TAKE-G #08 OSUMI #10 S-WORD #11 MACKA-CHIN #12 KIRK #13 GORE-TEX #14 TAKESHI #16 SUIKEN #17 BOO #18 DJ TAIJI #22 Tina #23 G.K.MARYAN #25 KASHI #27 GORIKI #30 JOE-CHO #34 TAKASHI FUTATSUGI

http://www.clubberia.com/ja/artists/415-K-O-D-P/

K.O.D.P | クラベリア

DEV LARGEをはじめ、DJ WATARAI、MACKA-CHIN、GORE-TEX等の豪華なメンバーの名が連なっているK.O.D.P。
上記メンバーの中心にいるMUROの求心力に驚かされる。

ファンクミュージックにも造詣が深いMURO。その多彩な音楽性をこれからもヒップホップに還元していって欲しい。

下記の記事では、MURO以外で日本ヒップホップシーンの重要人物達を特集！！

この人たちがいなければJ-HIPHOPは始まらなかった！80～90’s代表的ラッパー - Middle Edge（ミドルエッジ）

出典: https://middle-edge.jp

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ヒップホップラップ 1980年代 MURO ムロマイクロフォンペイジャークラッシュポッセ KODP ジブラブッダブランド

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