悪魔の手毬唄
スタッフ
キャスト

青池リカ/岸恵子

青池歌名雄/北公次

金田一耕助/石坂浩二

磯川警部/若山富三郎
ストーリー
昭和27年、鬼首村。温泉宿「亀の湯」経営者青池リカ(岸恵子)息子の青池歌名雄(北公次)と由良家の娘、
由良泰子(高橋洋子)は恋人同士。仁礼文子(永野裕紀子)も、歌名雄が好きだった。
仁礼家の仁礼嘉平(辰巳柳太郎)は娘のこの結婚を賛成だった。

金田一耕助(石坂浩二)は「亀の湯」に泊まっていた。
刑事の磯川警部(若山富三郎)から20年前のこの村の事件の捜査を頼まれれ、鬼首村にやってきた。
その事件は、この村に恩田という詐欺師がやってきて詐欺をした。「亀の湯」の家出した次男源次郎が妻リカと歌名雄を連れて、15年ぶりに帰ってきた。

源次郎は恩田を詐欺と見抜き、一人で恩田の家に乗り込むが、逆に薪で殺された。
顔は判別できないほど焼かれた。
恩田は逃走した。第一発見者は、源次郎を迎えにいったリカと多々良放庵(中村伸郎)。
20年間もこの事件に疑問を持つ磯川警部は、恩田と死体(源次郎)が逆ではないかと思っていた。
さらに殺人がおき、そして泰子が殺された。「升とジョウゴ」がそばにに置いてあった。
泰子は「あなたの父親の秘密を教えます」という手紙で誘い出された。
歌名雄は嘆き悲しんだ。泰子を最後に見たのは、リカの娘の里子(永島暎子)

この村に伝わる手毬唄に金田一は注目した。

泰子の葬式が行われる。そして今度は文子が殺された。
文子と泰子の本当の父親は恩田だった。
そしてまた地元の年寄りが手毬唄の二つ目を歌う。
手毬唄通りに殺人が行われていると確信した金田一は三つ目の手毬唄を探す。
だが今度は里子が殺される。
金田一は確信を得るため神戸へ向かう。そしてある写真を入手してきた。
なんと恩田と源次郎は同一人物だった。
知っていたのは、リカと放庵だけだった。20年前に殺したのはリカ。
放庵は20年間リカをゆすりってた。
父親が同じ娘と歌名雄を結婚させるわけにはいかず、泰子、文子を殺した。


リカは自ら命を絶つ。歌名雄一人になり泣き叫ぶ。

パリのマダムの迫力の演技

