80年代の「THE MANZAI」とは…?
2000年代の「THE MANZAI」とはまた違った雰囲気でした。
コンテスト形式ではなく、とてもシンプルに話芸だけで、お客さんと視聴者を楽しませてくれた番組でした。
今見ると、あっさりし過ぎな印象かもしれませんが、それだけに、漫才師さんそれぞれの話に耳を傾けるので、その話の内容のおもしろさに、やっぱり笑えてしまいます(視聴者としては)。
漫才師さん同士は、きっと真剣勝負だったのだろうと思いますよ。
では、これから、「THE MANZAI」に出演していた方々を紹介したいと思います。
(「THE MANZAI」時の動画がない場合は、別番組のものになりますが、ご了承ください)。
まずは、こぼれ話から…

横山やすしさんに叱られるライト兄弟(ダウンタウン)
これですね!
ちゃんとその動画もありました。
しかし、ダウンタウンがライト兄弟(しかも、名前が「ひとし、まさし?」?)だったとは…!
貴重映像をどうぞ。
横山やすしさんに「チンピラの立ち話」と言われてしまったライト兄弟(ダウンタウン)…!
やすしさんも相当、ヤバいひとだと思うのですが…(^_^;)
ちなみに、ダウンタウンは、西川きよしさんに、
「おまえら、暗い顏しとるから、名前くらい明るくしとけよ」
と言われ、
「『てるお、はるお』はどや?」
と、名前まで考えてくれたそうですが…。
確かに、「てる」…照明で明るい感じ。「春」…陽気です。
が、「てるお、はるお」だったら、今のダウンタウンはあったかな(^_^;)?と疑問にも思ってしまうネーミングですね! その後に「ライト兄弟」になったのかも…。
横山やすし、西川きよし

横山やすし、西川きよし
では、いろんな方(芸人さん)にマネされることも多い、このお二人の漫才を見てみましょう。
この動画のやすきよ漫才を見て(聴いて)いたら、なんとなく中川家を思い出しました。電車のアナウンスのモノマネはもちろんありませんが、掛け合い漫才の仕方(と言えばいいのでしょうか…?)が、やすきよさんと中川家…似てるような気がしました。
反対ですね! 中川家が、やすし、きよしに似ている…のかな?
やっさんの「メガネ、メガネ」と「怒るで、しかし!」はなかったのですが、やっぱりおもしろかったです!

中川家
もう一つ、こぼれ話

やすしくん(ダウンダウン・松ちゃん「ごっつええ感じ」)
ツービート

ツービート
たけしさんの方がどことなく遠慮がち(さん付けだったり)で、きよしさんの方が「相棒」と呼び合っているとは、とても意外な気がしませんか?
記事を書くのを忘れて笑ってしまいました!
たけしさん、さきほどの「ライト兄弟(ダウンタウン)」と同じくらい、過激なこと言ってますよ。やすしさん、どう思ってたのでしょう?
ツービートの漫才で印象に残っているのは、
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
が気にいっていました。「起きたきり老人」というのもありましたね! ブラックです。
今日は「コマネチ!」はなかったですね(この頃でなかったかな?)。
B&B

B&B
B&Bも人気がありましたし、おもしろかったですよ!
島田洋七さんの喋りが速い!
二つもB&Bの漫才が入っていましたね!
洋八さん、体重48㎏…!? あんなに洋七さんにバシバシ叩かれたり、ぶっ飛ばされたりして、大丈夫なのでしょうか? 心配になります。
そういえば、うちの祖母がB&Bの漫才を見ていて、
「何を言うたはるのか、ちっともわからへん…(京都在住だった祖母)」
と言っていたのを思い出しました。
おばあちゃんには分かりにくいかもしれないけど、洋七さんのあの高速漫才は、今でもやっぱりおもしろすごいと思いますよ。

もみじまんじゅう
レコードもありました!

ザ・ぼんち
ザ・ぼんちはレコードまで出しました!
「恋のぼんちシート」は、大ヒットでしたね!
曲中のセリフは当時のお昼のワイドショー「アフタヌーン・ショー」の司会者さんたちのマネです。
それにしても、この動画に出ていらっしゃる面々も、懐かしいですね!

うなづきトリオ
B&Bの洋八さん、ツービートのきよしさん、紳助・竜介の竜介さん三人で「うなずきトリオ」という名前でレコードまで出ましたね!
漫才のツッコミ役(頷き役)のお三方です。
意外なゲストも登場しました!
びっくりなゲストは、なんとYMO、イエローマジック・オーケストラでした!
まさかYMOが漫才をするとは…! 驚きの日でしたよ。
島田紳助・松本竜介

島田紳助・松本竜介
東のブラック・ジョーク漫才がツービートなら、西は紳助・竜介でしたね!
ダウンタウンが影響を受けたというお二人です。やっぱり少し似てますね。それに、紳助さんいわく「ダウンタウンが出てきて、自分らは漫才をやめようと思った」とおっしゃっていたいました。
時事ネタなので、当時のことまで懐かしく感じられます。
もう見ることのできない漫才なので、貴重です!
太平サブロー・シロー

太平サブロー・シロー
わかっててもやっぱり笑ってしまいますね!
サブロー・シローは、モノマネも多かったし、すごく似ていました!!
器用なお二人です。そういえば、前述のやすし、きよしのモノマネも、もうとんでもなく似ていたのですが、この動画ではなかったのは、少し寂しい…と思っていたら、ありました!
なんと本物の西川きよしさんと、サブローさんのやすしさん(マネ)です!
(シローさんのきよしさんも見たかったですね! サブロー・シローも見ることができないので貴重ですね…!)
オール阪神・巨人

オール阪神・巨人
オール阪神・巨人!
わかっていても、これも思わず吹き出してしまいます。
この当時、そういえば、野球の阪神の岡田さんのモノマネもよくされていましたね!!
巨人さんが、名前の如く大きなひとだからでしょうか、阪神さん、昔、頭を叩かれ過ぎで、ドクターストップ状態だったそうです。その時分だけ、巨人さんのあの両面叩き(?!)が少し柔らかくなっていらっしゃいました。
ボケ、ツッコミ…そんな話を訊くと何か命がけのようにも思えますね!
オール阪神・巨人と言えば(どちらかと言えば、阪神さん)、
「車にポピ~!」
ですよね!!
「THE MANZAI」の主な出演者のみなさんでした。
今となっては、とても貴重な漫才の数々でした。
80年代ですので懐かしいのもありますが、何より、今、見てもおもしろかった!
10年前だと「ちょっと古いかな?」と思うけど、30年前だと逆に新鮮に感じてしまうように思えました。
とにかく、この記事を書きながら、私自身が笑いぱなしでした!