Super Schwarzschild 2

ストーリー
前作で描かれたソマリ大戦。
大戦により国王レムリア18世を失ったイストラムーは深刻な滅亡の危機に直面。
王位を継げる存在が居らず、イストラムー統合提督サンデッカーを暫定元首とした
臨時政権が帝国再建を図ろうとするが
国力の衰退と、内乱の火種を止めることは出来なかった。
オープニング動画

ディムライア・ベルクファスト
Darjeeling
イストラムー国内には9つの太守領があり
ベルクファストは、その内の1つである「ローザコート」の領主。
憂国の志から「イストラムー救国戦線」を名乗り、隣国へ侵攻を
開始したローザコート軍は、瞬く間にイストラムー全域を制圧するに至る。

エミリア
Darjeeling
対抗する勢力
ベルクファストのクーデターにより内乱状態となったイストラムー。
各地ではローザコート軍に対抗する勢力も存在し
本作の主人公、ライアンが率いるレジスタンスもその1つ。

ライアン・ノゥビル
Darjeeling
ELO(イストラムー解放機構)
本作の主人公である、ライアン・ノゥビルをリーダーとするレジスタンス組織。
同じ志をもったレジスタンスのニシリア民主同盟、イストラムー共和軍と協力関係にあり
3つのグループをまとめるリーダー的存在である。

キャサリン・オーウェン
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ファビオス・イーゼル
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パトリシア
Darjeeling
イストラムー解放機構のリーダーである、ライアン・ノゥビルは
ローザコート軍に対抗するため、仲間達と共にレジスタンス活動を
繰り広げていたが、実はイストラムー王家の正当な血統であることが判明。
ライアンは自ら王家の象徴となる道を選び、レムリア19世として擁立される。

ジェイムズ・サンデッカー
Darjeeling

王となったライアン
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9つの太守領
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本作は複数ある勢力から1つを選んでプレイするという形式ではなく
主人公の陣営から見た、イストラムーの内乱を描いた1本道の物語です。
戦闘

戦闘画面
Darjeeling
操作も難しいものではなく、直感的に動かしていても
問題がないレベルです。

戦闘はスピーディー
Darjeeling
全体的な戦闘時間は、即決とは行かないのですが
個々の戦闘自体は非常にスピーディー。

見えない敵?
Darjeeling
本作の戦闘は、そこまで難しいものではありません。
また資金繰りも前作ほどシビアではありませんので
積極的に研究開発を行えば、容易に物語を進ませることも可能でしょう。
物語を補完するエピソード
シナリオ本編の作戦行動中に、特別な任務や
物語を補完する様々なエピソードが派生します。

艦隊派遣
Darjeeling
また、1個艦隊のみの単独行動となりますので
出撃する際には編成や準備などを怠りなく。

他の太守領との交渉
Darjeeling

作戦指示
Darjeeling
シナリオシミュレーション
シミュレーションゲームの序盤は、戦わなくてはならない敵が
複数存在したり、また、至弱の存在から至強に上がっていくという過程が
楽しいものでもありますが、趨勢の決まってくる中盤、終盤には
単調な作業となってしまい、盛り上がりに欠けるという欠点がありました。
工画堂が銘打った「シナリオシミュレーション」というのは
この欠点を解消するために、あえて制約を設け、大筋をある程度定める事で
物語に起承転結が生まれ、ドラマティックな演出を可能にしたものです。

また「シナリオシミュレーション」と CD-ROMを媒体とした
PCエンジンSUPER CD-ROM²の相性はとても良く
アニメーションムービーやボイス演出を活用し
その世界観をより鮮やかに引き出した本作は、まるで
SFアニメを観ているような、臨場感ある作品となりました。
おまけ
本作には裏ワザ・・・とも少し違うかもしれませんが
オマケの隠し機能が存在します。

拡張シナリオ
Darjeeling
関連作品

Super Schwarzschild 【PCエンジン版】