フィールド・オブ・ドリームス

1989年公開のアメリカ映画『フィールド・オブ・ドリームス』
メインキャスト

レイ・キンセラを演じるケビン・コスナー

アニー・キンセラを演じるエイミー・マディガン

シューレス・ジョー・ジャクソンを演じるレイ・リオッタ

テレンス・マンを演じるジェームズ・アール・ジョーンズ

ムーンライト・グラハムを演じるバート・ランカスター
ストーリー

アイオワ州の田舎町に住むレイ・キンセラは農業でなんとか家計をやりくりする、一見普通の貧乏農家。ただ、若い頃に父親と口論の末に家を飛び出し、以来生涯に一度も父の顔を見る事も、口をきく事すらもなかった事を心の隅で悔やんでいる。

ある春の夕暮れ、アイオワ州のとうもろこし畑で働いていたレイは、突然「それを建てれば彼がくる」という幻の声を聞き、畑をつぶして野球場を建てる決心をする。

妻のアニー(エイミー・マディガン)は夫の思いを遂げさせようとレイを温かく見守るが、町の人々の反応は冷やかだった。

1年が過ぎたある日、娘のカリン(ギャビィー・ホフマン)が野球場に19年のワールド・シリーズで八百長試合のかどで球界を追放されたシューレス・ジョー(レイ・リオッタ)が現われるのを発見する。その選手こそが、レイのあこがれていた亡霊だった。

その日を境に、シューレス・ジョーとともに球界を追放されたシカゴ・ホワイトソックスの8人のメンバー(亡霊)が次々と姿を現わした。

その時レイはまたしても「彼の苦痛を癒せ」という幻の声を聞き、彼は60年代の作家テレンス・マン(ジェームズ・アール・ジョーンズ)を訪ねてシカゴヘ向かう。

レイは何とか説得してマンと謎の声の解明をすることになる。そしてフェンウェイ・パークで野球を観戦中、レイとマンは電光掲示板に映ったメッセージを読みとり、今度はムーンライト・グラハムという野球選手を探すことになった。

2人はミネソタ州チゾムに彼を訪ねるが、すでにグラハムは亡く、その夜レイはなぜか60年代のムーンライト・グラハム(バート・ランカスター)と出会った。

しかしその頃アイオワでは、レイの野球場が人手に渡る危機を迎えようとしていた。アニーからそれを聞いたレイは、マンとともに帰途につくが、道中ひとりの若き野球選手(フランク・ウェイリー)を車に乗せる。実は彼こそが若き日のグラハムであった。

シューレース・ジョーはグラハムを仲間に入れ野球の試合をした。グラハムの願いは叶う。

それからレイは、野球場売却を勧めるアニーの兄マーク(ティモシー・バスフィールド)と口論する。

その最中カリンがケガをする。そんなカリンを助けたのがグラハムであった。

そんな中マークは、レイが持つ夢の大きさを知り売却を撤回した。

その後、テレンス・マンがシューレス・ジョーにトウモロコシ畑のフェンスの向こう側に誘われる。もちろんレイも行きたかった。ただ、誘われたのはテレンス・マンだけだった。レイは重要な役目だと感じ、マンをトウモロコシ畑の向こう側(霊界)へ送り出す。

球場には一人だけキャッチャーが残っていた。 そしてそのキャッチャーがマスクを取ると レイの父親だった。二人はキャッチボールをする。

冒頭の「彼はやってくる」というのは、シューレス・ジョーのことではなく父親のことだったのだ。
主人公の後悔していた想いが奇跡を起し、様々な幽霊の願いを受け継ぐ所が良かったです。
映画のキーポイント
若い頃に父親と口げんかをし、家を飛び出したまま父が亡くなってしまったことを心のどこかで常に悔やんでいた。母親を3歳で亡くし、父親一人で育てられたレイにとってはすごく大きな後悔だ。
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野球場を作った時のお金と、切り開いた分のトウモロコシ畑から得られるはずの収入がなくなった分だけ借金は苦しくなった。
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レイは野球が出来なくなってしまった事を後悔していた。レイだけではない。八百長事件(ブラックソックス事件)で野球界を追放された他の選手たちも野球がやりたくて仕方がなかった
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テレンス・マンを調べると彼の著書の中にレイの父親の名前の主人公の作品が存在していたし、昔のインタビューで、繰り返し見た夢はドジャースで野球をすることだと言っていたのを発見した
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『フィールド・オブ・ドリームス』どんな名作も良し悪しは気持ち次第 | My Life is Moive - 映画のような人生を -/おすすめ映画レビュー感想評価ネタバレ
映画で登場する野球場は撮影のために作られた物だった。

映画の撮影は舞台となったアイオワ州北東部、ダビューク西郊の小さな町ダイアーズビルで行われました。

劇中に登場する野球場は撮影に際し実際に建造されたものでした。

撮影終了後も土地の所有者によって保存され、無料で入場することができ、許可を得れば野球の試合をすることもできました。
映画『フィールド・オブ・ドリームス』公開から25週年を記念してファンを集めたイベントが開催されました。
本作の25周年を記念して、映画の舞台となった米アイオワ州ダイアーズビルの野球場で記念イベントが開催され、ケヴィンが懐かしのフィールドを再訪したそうだ。
http://www.crank-in.net/movie/news/31412ケヴィン・コスナー、『フィールド・オブ・ドリームス』25周年で懐かしの野球場再訪 - 映画 - ニュース - クランクイン!

ティモシー・バスフィールドとドワイヤー・ブラウンとケビン・コスナーが25周年イベントに参加しました。

ケビン・コスナーは、三人の子供をイベントに連れてきました。

ファンは、数千人集まりました。そこで野球大会も行われました。

また大きなスクリーンが設置され、映画関連の事が映像で流れました。
映画の曲は、ジェームズ・ホーナーが担当

ジェームズ・ホーナーの作品は、アカデミー賞など有名な賞に数多く選ばれました。そして映画『フィールド・オブ・ドリームス』でも第62回アカデミー賞で作曲賞にノミネートされています。
何かに迷った時に観て欲しい映画です。