『恐竜惑星』
 
  	単純に「面白い」と思って見てました。科学的なことはさっぱりでしたが、アイテムと言い「ひょっとしたら存在していたかもしれない人類」と言い、ワクワク要素がてんこ盛りで、難しいのに飽きさせない。それがこの作品のすごいところですね。
概要
恐竜惑星 - Wikipedia
第一部あらすじ
恐竜惑星 - Wikipedia
第二部あらすじ
恐竜惑星 - Wikipedia
キャラクター紹介
萌
 
  	 
  	レイ
 
  	努
 
  	アッケラ缶
 
  	ドン
 
  	キャラクター紹介・フォロル
フィラ・クルル・フェリロ
 
  	ファルン・ニー・ファルン
 
  	完全なる「善」の側ではなく、それなりの野心を持ったフォロルもいました。その辺りも含め、ただの「お子様向けのSFアニメ」でないことが伺えます。
キャラクター紹介・ギラグール
ハル
 
  	第一疾走者
 
  	ラプター
 
  	アイテムなど
タイムブースター
宇宙の眼
最終回
女帝の呼び出した「冬の王」
ラプターとの戦いで第一疾走者は死亡。こと切れる直前、彼女は宇宙の眼に指令を出します。「地球に彗星(冬の王というそうです)を落とせ」と。
それは「草食い」、フォロル絶滅のため。
しかし、計算の結果落下予測地点は赤道。このままでは恐竜すべてが絶滅し、フォロルもギラグールも共倒れになってしまいます。
萌やハルの説得もあり、ギラグール側も協力に同意するのでした。
最後の戦い
しかし依然現実世界とバーチャル世界は繋がったまま。このまま恐竜人類が生き残れば哺乳人類が消えてしまうことに。
アッケラ缶はハルに、現実世界に影響が出ないように、つまり哺乳人類に影響がないように頼み込みます。
それは言わば、理論上こそ「木の枝を切り取って別の木に移植する」ようなものだが、空間をそのようにするのは至難の業。
ギラグール側の学者曰く、彗星の軌道が変われば何とかできる、とのこと。
ドンの犠牲(宇宙船に残って、宇宙船ごと体当たり)により起動こそ変わったものの、彗星は地球に落下、恐竜たちは「絶滅」します。
一部の恐竜をこそ、楽園都市たる場所に送り込んだものの、恐竜人類たちの世界は消滅。
それを、レイからもらったスティックが消えることであらわしていたのは唸らされますね。
萌はレイやドンとの別れを思い出し、涙しながら元の世界へ。
予想外の・・・
「もう二度と会うことはない」というハルの言葉や、レイと交わした最後の会話を記録映像を見ていた萌、いや美沙でしたが、そこに通信が。
フォロルもギラグールも無事生存していました。避難場所たる楽園都市を、バーチャル世界から切り離していたのです。
彼らの新たな世界は、あらゆる世界から切り離されて、時空の泡に包まれた状態で存在していました。
新たな居住区となった星で、白亜紀と同じ環境を作り上げて、タイムマシンを使い・・・SF要素てんこ盛りの技術を使って移住を開始。
世界再建のためには戦争している暇はない、と協定を結んだようです。
おまけに、彼らがいまいる時代は萌たちと同じ時代。
「萌に会いたい」というレイと、バーチャル世界を作れるほど進化した哺乳人類に興味を持つハルを迎え入れるというお楽しみ要素、「未来」への希望を持っての大団円となりました。
やってくるのは、レイが子孫を残してから・・・「じゃあレイの子供も連れてきてよ」最後までスケールの大きいアニメでした。
OP
 
  	おまけの解説コーナー
この作品のもう一つの特色が、本編終了後の「質問コーナー」。テーマはもちろん恐竜。CGで合成された空間の中、萌こと山口美沙さんが専門家からの解説を聞く、という趣旨のものでした。視聴者からの質問もあり、教育番組らしいコーナーだったと思います。中には、のちに「間違い」と判明した学説もあったようですが、それはそれで技術の進歩、学問の進歩を感じさせますね。
 
     
    




