「アンドロメロス」1983年2月28日~4月29日、毎週月曜日~金曜日17:45~17:55にTBSで放送
憶えていますか?
アンドロ警備隊のアンドロ超戦士、アンドロメロスたちを。
アンドロ警備隊のアンドロメロス、アンドロウルフ、アンドロマルス、アンドロフロルの4人の戦士と、グア軍団の戦いを描いた作品

アンドロ警備隊のアンドロメロス、アンドロウルフ、アンドロマルス、アンドロフロル
『ウルトラマン80』の放映が終了した1981年、小学館の児童雑誌「てれびくん」5月号で「ウルトラマンメロス」と紹介され、6月号から『ウルトラ兄弟物語アンドロメロス』としての連載が始まりました。
当初は、ウルトラ兄弟の長兄ゾフィーがアンドロ族の戦士から譲り受けたコスモテクターを装着、その正体を隠す形で登場し、やがてそのコスモテクターをウルフの手に委ねてゾフィーとしての生活に戻ります。
その後は、アンドロ族の戦士ブノワが2代目アンドロメロスとしてアンドロ警備隊々長に就任、引き続き宇宙の平和のために戦いました。
同様にウルトラセブンがコスモテクターを装着してアンドロウルフとなり、ウルトラマンがアンドロマルスとなったと当時の児童雑誌で紹介されていました。
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「メロス=ゾフィー」「ウルフ=セブン」「マルス=ウルトラマン」にワクワクしました
「アンドロ警備隊」4人のアンドロ超戦士たち
「アンドロメロス」の世界設定
グア軍団が地球侵略送り込んだエースキラー(アンドロイド)によってブラックホールに突き落とされ生死不明になったゾフィーに変わり絶体絶命の危機に瀕したウルトラ兄弟に前に突如として現れた謎の戦士。
緑色の鎧『コスモテクター』を身に纏い、超絶パワーでグア軍団が送り込む改造怪獣たちを次々に打倒してゆきます。
その正体は、エースキラーによってブラックホールに突き落とされ生死不明になったゾフィーその人。
実はブラックホールに落とされ生死の境をさまよっていた際、偶然にもブラックホールの影響を遮断することの出来るコスモテクターの持ち主であったアンドロ人・セザルに遭遇したゾフィーは彼により助け出されましたが、その際、セザルはゾフィーを助けるため、自身が身に着けていたコスモテクターをゾフィーに与え、自身はその事によりブラックホールの影響で命を落としてしまいます。
その死を顧みない行為に感動したゾフィーは、彼の意思を継ぐ者としてアンドロメロスと名乗り、密かにウルトラ兄弟の支援と打倒グア軍団のために密かに行動を開始していたのです。
侵略軍団長ジュダを倒した後、ゾフィーはセザルの息子であるブノワに、彼の父の形見であるコスモテクターとアンドロメロスの名を託し、2代目アンドロメロスが誕生することとなりました。
アンドロメロス

アンドロメロス
正体はコスモテクターを装着したゾフィーとされていました。
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アンドロウルフ

アンドロウルフ
正体はコスモテクターを装着したウルトラセブンとされていました。
アンドロマルス
ウルトラセブンは誰よりも地球を愛し傷つきながらも戦い抜いた真紅の戦士。アンヌ隊員に美人な星人なども多く登場し人間ドラマも充実。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

アンドロマルス
正体はコスモテクターを装着したウルトラマンとされていました。
ウルトラマンは特撮新時代の幕開けを飾る世紀の大傑作。巨大変身ヒーローのウルトラマンシリーズと怪獣人気の歴史はここから始まる。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
アンドロフロル

アンドロフロル
円谷プロダクション初のVTR作品となりました
1983年に日本初のVTR方式での製作となる特撮テレビ番組として制作されました。
各回にサブタイトルはなく「第○話」のみの本編、戦闘シーン中に明るいスタジオ内へ場面転換し、「ここでテレビのまえのキミだけに、アンドロ○○○のひみつをおしえちゃおう!」と、アンドロ警備隊たちのプロフィールを紹介するコーナーが挿入されるのが人気で、それが終わると戦闘シーンに戻るという構成になっていました。
VTR方式は画面の合成など特殊効果を行使する点や撮影段階での映像確認ができる点で有利だった反面、従来から主流だったフィルム方式と比べて描写が明瞭に出過ぎる画像が欠点とされました。
そのような理由で1980年~1990年代はVTR方式の特撮テレビ番組はあまり製作されずフィルム方式での撮影で行われ、技術的な部分が確立する2000年以降にVTR方式での撮影・制作が普及するようになったとされています。