美少女『003=フランソワーズ・アルヌール』の美貌の変遷をSFアニメ作品「サイボーグ009」の作品ごとに振り返る

美少女『003=フランソワーズ・アルヌール』の美貌の変遷をSFアニメ作品「サイボーグ009」の作品ごとに振り返る

テレビ・劇場版アニメ作品「サイボーグ009」の新旧の作品ごとに、サイボーグ戦士の紅一点、メインヒロインの『003=フランソワーズ・アルヌール』の作画の変遷を振り返ってみましょう。


テレビ・劇場版アニメ作品「サイボーグ009」のヒロイン『003=フランソワーズ・アルヌール』

『003=フランソワーズ・アルヌール』の声 - ジュディ・オング/鈴木弘子/杉山佳寿子(ラジオ1作、劇場版3作、メガドライブ版ゲーム)/雪野五月/斎藤千和/M・A・O、豊島真千子(ラジオ2作)、桑島法子(2009年イベント)

メインヒロインでサイボーグ戦士の紅一点。16歳(旧)17歳(新)19歳(平)。1月24日生まれ。作品冒頭では「アルヌール・フランソワーズ」だったが、天使編での中断以後に修正された。フランス人。作品時期によって「フランソワーズ」「アルヌール」「フランソワ」と呼び名は様々である。

金髪蒼眼の美少女で、赤いヘアバンドが特徴。その美貌と綺麗なスタイルから、有名カメラマンにモデルとしてスカウトされるなど、彼女の美しさに関するエピソードも多い。

『003=フランソワーズ・アルヌール』の改造までの経緯
元はプリマバレリーナを目指す普通の少女だったが、偶然ブラックゴースト団に目をつけられて誘拐された後、改造された。他のゼロゼロナンバーは様々な事情を抱えていたが、彼女だけは誘拐される際「年頃の少女が不意にいなくなることは良くあること」と言われている。平成版アニメではブラックゴースト団に「バレエ団に入れる」と騙されて連れて行かれた。

『003=フランソワーズ・アルヌール』の非戦闘時
普段はバレリーナとして舞台に立ったり、ギルモア博士の下で001=イワンの世話をしている。原作や平成版アニメでは、ウェイトレスとして006=張々湖の「中華飯店 張々湖」の手伝いもこなしている。

『003=フランソワーズ・アルヌール』の性格
心優しく争いを嫌う性格ゆえに、平和を乱す者と戦わねばならないことに苦しむ。自分が普通の人間ではないことや、その能力により彼女にとって見聞きしたくないような出来事までも感知せざるを得ないことなどに苦しむ描写が目立つ。

しかし、戦士としてのプライドも見られ、女性であることを理由に作戦から外されることを嫌う。子供好きで、事件を通じて知り合った少年少女の面倒を見ることも多い。
(出典:Wikipedia「サイボーグ009の登場人物」)

アニメ作品「サイボーグ009」のヒロイン『003=フランソワーズ・アルヌール』

レーダー・センサー能力を保有し、4km四方の索敵ができる聴覚・50kmを有効範囲に収める遠視力(透視・暗視能力も付随)を強化されている。これらの能力で索敵や脳波通信により戦闘中のナビゲーションを行ない、戦闘をサポートする。偵察のため、他のゼロゼロナンバーと前線に立つことも多い。

新昭和版では、長時間索敵を行うと身体に大きな負担がかかる上に、下手をすれば神経がズタズタになるというリスクもある事が判明している。001=イワンを除いたゼロゼロナンバー中もっとも改造箇所が少なく、生殖能力も残され子孫の存在が確認されている。

パワーも他のゼロゼロナンバーよりは劣っているが、それでも生身の人間を超える体力や格闘能力は備えている。サファーデや柔術など護身術も身につけておりネオブラックゴーストの工作員と渡り合う場面もある。

射撃能力も高く、銃を扱ったことのなかった009へ指導したほど。第1期『ミュートス・サイボーグ編』では、生身の恐竜なら倒せる、と述べている。

平成版アニメでは、翻訳能力も他のゼロゼロナンバーより高い設定であり地球上のほぼ全ての言語で意思疎通が可能である。映画009ではコンピューターへの驚異的なハッキング能力により彼女の前では軍事用のセキュリティパスワードなどは無力な存在との描写がある。
(出典:Wikipedia「サイボーグ009の登場人物」)

『003=フランソワーズ・アルヌール』の能力

原作では009=ジョーと心を通わせ、自然と相思相愛の仲となり、将来的には子供を儲けていることが確認されている。

新旧昭和版アニメでは、可憐で母性を感じさせるタイプのヒロインに描かれていた。平成版アニメでは、互いを意識していくまでの心理描写や、その曲折が強調されている。
(出典:Wikipedia「サイボーグ009の登場人物」)

「003=フランソワーズ・アルヌール」と「009=島村ジョー(しまむら ジョー)」の関係

2015年11月11日- 2016年1月6日 最新版『フランソワーズ・アルヌール(003)』 OVA・イベント上映『サイボーグ009VSデビルマン』より

出典:ORICON STYLE・株式会社oricon ME、オリコンNews株式会社

フランソワーズ・アルヌール(003)…M・A・O(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会

出典:ORICON STYLE・株式会社oricon ME、オリコンNews株式会社

公開された場面カット (C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会

テレビアニメ・劇場版アニメ作品別の『003=フランソワーズ・アルヌール』の作画の変遷

1966年7月21日 劇場版アニメ(第1作)『サイボーグ009』の『003=フランソワーズ・アルヌール』

003のコスチュームのみピンク、青いバンダナ風のマフラーを使用している。

劇場版アニメ(第1作)『サイボーグ009』(1966年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

劇場版アニメ(第1作)『サイボーグ009』(1966年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

劇場版アニメ(第1作)『サイボーグ009』(1966年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

『サイボーグ009』
1966年7月21日公開
カラー作品 64分
製作 - 大川博(クレジットなし)
企画 - 関政次郎、平沢明、飯島敬、旗野義文
脚本 - 飯島敬、芹川有吾
演出 - 芹川有吾
音楽 - 小杉太一郎
撮影 - 平尾三喜
編集 - 千蔵豊
録音 - 小西進
音響効果 - 大平紀義
制作進行 - 堤四四三

サイボーグ009(アニメ)は先行して劇場版2作が作られ、その後テレビシリーズが始まった。

当時、東映のアニメ映画は文芸性の高い長編が製作されていたが、プロデューサーの旗野義文がテレビアニメの手法による中編映画を企てた。東映動画が創立以来年に1本から2本公開してきた名作ものを原作とする長編のフルアニメーション作品をA作。このA作に対して長編フルアニメとテレビアニメの中間的位置付けとして、海外輸出を意識した3コマ撮りの中編で日本国内向け作品をB作とするものである。

テレビシリーズの『レインボー戦隊ロビン』のスタッフを投入して製作されたB作の第一弾が『サイボーグ009』だった。本作が選定されたのは『西遊記』などを演出した東映動画の白川大作と石ノ森との縁による。

演出は映画2作とテレビシリーズともに芹川有吾が担当。音楽は小杉太一郎が担当し、映画用の曲はテレビにも使用された(テレビシリーズ用に新曲も作成されている)。

これらの楽曲は、以後の複数の東映動画作品に流用されている(『タイガーマスク』、『マジンガーZ』など)。映画『怪獣戦争』の主題歌(第1作では挿入歌として使用)は、テレビシリーズでも継承された。その際、メンバーの名乗りが曲の前に入れられたが、このアフレコでは、009役の田中雪弥(森功至)が中々タイミングを合わせることができずNGを連発した、と述懐している。

アニメ化にあたって以下のような変更が加えられた。テレビシリーズではキャラクターデザインが変更され、髪形や表情が原作に近づけられている。ただし原作の石森はこのアニメ版のキャラクターが自分の絵柄と違うことに不満を抱いており、脚本の辻真先は直にクレームを聞かされたという。
009は脱走犯からレーサーへ。
009は混血の栗毛を黒髪へ。
009は前髪を垂らすのをやめ、両目が見えるように(テレビシリーズでは原作寄りに修正)。

コスチュームを009のみ主役として際だたせるため赤から白へ。

003のみピンク、他のメンバーは紫。
マフラー使用は009のみ。色も赤へ。003は青いバンダナ風のマフラーを使用。

加速装置の設定をオミット。そのため009はじめ原作では加速装置を装備するサイボーグが、単に走行や跳躍能力が常人より優れているという描写になっている。

007のキャラクターが、主な視聴者である子供を反映してか大人から子供に変更。

特に007の設定変更は、原作者の石ノ森はやや不満だったが子供たちからは好評で、当時のキャラクター人気投票で1位を獲得し、変身能力は持ち合わせてはいない007が主人公である短編の「サイボーグちゃん」が描かれた。原作漫画でも、007は「永久変身」として、子供の姿が基本になったことがある。
(出典:Wikipedia「サイボーグ009 (アニメ)」)

劇場版アニメ(第1作)『サイボーグ009』(1966年)

1967年3月19日 劇場版アニメ(第2作)『サイボーグ009 怪獣戦争』の『003=フランソワーズ・アルヌール』

劇場版アニメ(第2作)『サイボーグ009 怪獣戦争』(1967年) の『003=フランソワーズ・アルヌール』

劇場版アニメ(第2作)『サイボーグ009 怪獣戦争』(1967年) の『003=フランソワーズ・アルヌール』

劇場版アニメ(第2作)『サイボーグ009 怪獣戦争』(1967年) の『003=フランソワーズ・アルヌール』

『サイボーグ009 怪獣戦争』
1967年3月19日公開
カラー作品 60分
製作 - 大川博
企画 - 関政次郎、平沢明、旗野義文
脚本 - 飯島敬、芹川有吾、白川大作
演出 - 芹川有吾
音楽 - 小杉太一郎
色彩設計 - 西山英子
撮影 - 池田重好
編集 - 千蔵豊
録音 - 小西進
音響効果 - 大平紀義
制作進行 - 堤四四三
演出助手 - 宮崎一哉
(出典:Wikipedia「サイボーグ009 (アニメ)」)

劇場版アニメ(第2作)『サイボーグ009 怪獣戦争』 (1967年3月19日)

1968年4月5日 - 9月27日 テレビアニメ(第1作)『サイボーグ009』の『003=フランソワーズ・アルヌール』

テレビアニメ(第1作)『サイボーグ009』(1968年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

テレビアニメ(第1作)『サイボーグ009』(1968年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

テレビアニメ(第1作)『サイボーグ009』(1968年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

1968年4月5日 - 9月27日 全26話
NET(現・テレビ朝日)系列 金曜19時30分 - 20時
モノクロ作品

シリーズに共通した明確な敵はおらず、009を中心にして事件に挑む。主な舞台は日本で、日本に在住している009、001、003、006(張々湖飯店を経営)、007(張々湖飯店の従業員)とギルモア博士がレギュラー(セミレギュラー)となっている。

他のサイボーグは外国(主に生国)に住んでおり、状況に応じて登場するので、全員が揃うことは少ない(第3話「南極の対決」、第14話「呪われた砂漠」、第24話「非情な挑戦者」、最終回「平和の戦士は死なず」の4回。なお「南極~」は、最初に製作されたエピソード)。

ブラックゴーストの設定は排除されているが、スカールがモチーフの敵が2度登場する(第13話「悪魔城の秘密」のドクロ、第17話「幽霊同盟」のゴースト。

脚本は伊上勝によるものだが、両者が同一人物かどうかは不明)他、サイボーグマンに似たデザインの戦闘員も登場する(第3話「南極の対決」、第19話「恐怖の原潜シースネイク号」。

ともに芹川有吾が関わっている)。また、芹川によると、最終回に出てくる「マスコット人形」は、劇場版2作に登場したブラックゴーストの観念的な姿だという。

3班編制に制作されており、脚本も辻真先、伊上勝、小沢洋の3名で、オリジナルエピソードも加えられた。 

原作の『009』のエピソードをアニメ化したものの他、オリジナル脚本と、『009』以外の石森作品をモチーフにしたものの、と、主に3パターンある。オリジナル脚本でも、前述のように原作を部分的に活用したものも存在する。

10本の脚本を担当し、事実上のメインライターであった辻真先によると、当初テレビ局が予定していた番組が諸事情により制作中止になり、急遽依頼された作品だったという。そのため、劇場版の実績があり、原作も存在する本作が、準備期間が掛からないという理由で採用されることとなった。

基本設定やキャラデザイン、声優の多くは劇場版を引き継いだものとなっている。テレビ局側は、穴埋め用の作品なので、人気が出ても出なくても半年で終了、その代わり打ち切りはしないという条件を提示した。そのため、制作期間が短いことを除けば、ほとんど制約を受けることなく、当時のテレビアニメとしては考えられないほど自由な環境で作ることが出来たという。

中でも脚本の辻真先と演出の芹川有吾のコンビによる第16話「太平洋の亡霊」と第2話「Xの挑戦」は、ビデオが普及していない1970年代後半のファンの自主上映会でよく上映されるエピソードだった。辻によると、本シリーズのテーマは「反戦」である。放送終了後に再び劇場版制作の話が持ち上がったものの、実現しなかった。
(出典:Wikipedia「サイボーグ009 (アニメ)」)

テレビアニメ(第1作)『サイボーグ009』(1968年4月5日 - 9月27日)

1979年3月6日 - 1980年3月25日 テレビアニメ(第2作)『サイボーグ009』の『003=フランソワーズ・アルヌール』

テレビアニメ(第2作)『サイボーグ009』(1979年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

テレビアニメ(第2作)『サイボーグ009』(1979年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

テレビアニメ(第2作)『サイボーグ009』(1979年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

003=フランソワーズ・アルヌールが頭につけているカチューシャ(ヘアバンド)が1979年版はピンクです。平成版は赤くなっています。

テレビアニメ(第2作)『サイボーグ009』(1979年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

テレビアニメ(第2作)『サイボーグ009』(1979年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

1979年3月6日 - 1980年3月25日 全50話
テレビ朝日系列 火曜19時 - 19時30分
テレビシリーズが1年間放送された後、劇場版が作られた。

メインライターは酒井あきよしで18本を担当している。辻真先も第1話を書いている。スタッフとして、アニメーターの金田伊功(OP)、作画監督の芦田豊雄、演出の高橋良輔(ペンネーム・山口和十八を使用)らが参加した。

本編は「宇宙樹編」、「戦士の休暇編」、「ネオ・ブラック・ゴースト編」からなった。石ノ森の提示によりエッダ(北欧神話)編をベースにした宇宙樹編は、監督の高橋の手に余るという理由で9話で終了した。

「ミュートスサイボーグ編」のアニメ化の構想もあり、石森がラフデザインを描き下し、脚本も3話分の第1稿が完成していたが、実現しなかった。ここでヘレンの代わりとして考案されたアルテミスのデザインは、2001年版のアニメで使われた。

『宇宙海賊キャプテンハーロック』の終了後に本作が放送された。本編開始前に、前夜祭と称して、スタジオに石ノ森や声優、一般のファンやキャロライン洋子、南州太郎ほかの芸能人を集めた前宣伝の番組『サイボーグ009前夜祭 アニメでフィーバー!』が2週にわたって放映された。

第1作で変更されたコスチューム・009の髪の色・007の年齢設定も、原作に準ずるものになっている。ただ加速装置については009のみが装備する特殊能力となり、002は装備しない。ただしネオ・ブラック・ゴーストのサイボーグの中には、加速装置が装着されていると思わしき描かれ方がされた場面もある。

今回のアニメ化は、1975年に復活した原作漫画の流れと、1977年からのアニメブームの流れを受ける大作として期待され、そのOPを誰が歌うのかも注目された。しかし、当初は「アニメソング歌手としてのイメージが固まっていない人物」とのみ発表。後に成田賢だと明かされた。成田の歌手デビューはグループ・サウンズ時代に遡るが、アニメ・特撮ソングでは本作がデビュー作である。

なお、当時のアニメ・特撮作品は、OPの題名から番組名がわかるのが普通だったが、本作では題名のみならず歌詞にも「009」は含まれず、かろうじて「サイボーグ戦士」という歌詞があるのみである。OPの題名は「誰がために」(「たがために」と読む)という、子供にとってはあまり馴染みがない文語的表現で、高年齢層向けであることをアピールした。
(出典:Wikipedia「サイボーグ009 (アニメ)」)

テレビアニメ(第2作)『サイボーグ009』(1979年3月6日 - 1980年3月25日)

1980年12月20日 劇場版アニメ(第3作)『サイボーグ009 超銀河伝説』の『003=フランソワーズ・アルヌール』

宇宙の平和を守るため、9人の戦士が悪魔タガス軍団と壮絶な戦いを繰り広げる。

劇場版アニメ(第3作)『サイボーグ009 超銀河伝説』(1980年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

劇場版アニメ(第3作)『サイボーグ009 超銀河伝説』(1980年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

劇場版アニメ(第3作)『サイボーグ009 超銀河伝説』(1980年)の『003=フランソワーズ・アルヌール』

『サイボーグ009 超銀河伝説』
1980年12月20日公開 130分

テレビ版は日本サンライズ制作だったが、劇場版は東映動画が制作した。
当初は『銀河鉄道999』のりんたろうが監督だったが脚本作りがうまくいかなかったことから途中降板、明比正行監督、キャラクターデザインと作画監督は山口泰弘という東映動画系のスタッフで固めた。脚本も中西隆三とテレビ版にタッチしていないスタッフを起用した。

当初の石森の構想では舞台は太陽系内に限定していたが、東映側の要望で宇宙をかけまわる話になり、さらに脚本協力にSF映画『スター・ウォーズ』のスタッフという触れ込みでジェフ・シーガルを起用。新聞広告には「宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999に続く壮大なスケールの娯楽超大作」と当時ヒットしていた宇宙を舞台にしたSFアニメを意識したコピーが打たれていた。

前述のように従来の008のマンガ的に黒人をデフォルメしたキャラクターデザインがアメリカ輸出の際に人種問題になるとのジェフ・シーガルからの指摘から、この劇場版で石森が新たにキャラクターデザインを描き下ろした。黒人俳優シドニー・ポワチエからポワチエ風008の通称がついたこのデザインは、以後のアニメではこのデザインが踏襲されている。

公開前から明かされていた劇中の004の壮烈な戦死が話題となったが、戦死した004が復活する結末は不評だったと言われ、のちのテレビ放映時には004の復活がカットされた。
(出典:Wikipedia「サイボーグ009 (アニメ)」)

劇場版アニメ(第3作)『サイボーグ009 超銀河伝説』(1980年)

2001年10月14日 - 2002年10月13日 テレビアニメ(第3作)「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」

『003=フランソワーズ・アルヌール』の平成アニメ版での新設定

冷凍睡眠で40年間眠っていたという設定のため、年老いた兄ジャンへの思いや、1948年に公開された映画『赤い靴』でバレエに目覚めたなどのドラマが加えられた。学生時代電子工学を習得し、手で触れるだけで機械のプログラムやシステムを解析するプローブ・システムの存在もあって、ドルフィン号の扱いなどメカニックに強いという特技が追加されている。
(出典:Wikipedia「サイボーグ009の登場人物」)

テレビアニメ(第3作)「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」の『003=フランソワーズ・アルヌール』

1979年のテレビアニメ(第2作)と劇場版アニメ(第3作)『サイボーグ009 超銀河伝説』に近いですが、より原作にも近い感じでしょうか。

テレビアニメ(第3作)「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」の『003=フランソワーズ・アルヌール』

003=フランソワーズ・アルヌールが頭につけているカチューシャ(ヘアバンド)が平成版は赤く、1979年版はピンクです。

テレビアニメ(第3作)「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」の『003=フランソワーズ・アルヌール』

テレビアニメ(第3作)「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」の『003=フランソワーズ・アルヌール』

1年間にわたってテレビ東京にて「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」のタイトルでテレビシリーズが放送された。

2001年10月14日 - 2002年10月13日 全51話
テレビ東京系列 日曜18時30分 - 19時

パチンコ、パチスロは本シリーズを元にしている。またこの平成版アニメの放送時に、『別冊コロコロコミック』にてまつばらともふみによるギャグ漫画『SDギャグバトル・サイボーグ009〜ゼロゼロ学園危機一髪!』も連載された。

アニメーション制作はジャパンヴィステック。キャラクターデザインは、『人造人間キカイダー THE ANIMATION』で石森キャラクターをものにした紺野直幸が担当。シリーズ構成には大西信介、監督に川越淳という布陣で、原作漫画に忠実という方針で制作に臨んだ。

ただし、008=ピュンマのキャラクターデザインは、原作ではなく『超銀河伝説』のデザインを踏襲したものとなっている。avexが出資者となり、音楽を小室哲哉が担当し、さらにサポートに前作で音楽を担当したすぎやまこういちの弟子とも言うべき松尾早人が起用され、主題歌はglobe(後期EDはFayray)が歌ったことも話題を呼んだ。

原作の第1期『誕生編』から第2期『地底帝国ヨミ編』、および同時期の主要な短編を含む流れを初めてアニメ化した。

原作発表時(1964-1966年)と放送時(2001-2002年)では東西ドイツ統合など世界情勢が異なるため、004までは過去に改造された初期型のサイボーグとされている。改造に際し様々な問題が発生したため、完全な改造技術が確立するまで一旦冷凍睡眠させられていた設定に。005以降の設定についても、原作のニュアンスを生かす形で時代に即した変更が行われている。

映像ソフトは、レンタル専用のVHS版が販売専用のDVD版に先行してリリースを開始した(後にDVD版もレンタル開始)。製作現場の事情で放送時に作画が崩れていた箇所は、映像ソフトでは原則として修正されている。

ただし、一部のエピソードはVHS版では修正が間に合わず、DVD版でようやく修正されたものもある。第19話と第21話は本来の予定とは逆の順番で放送され、VHS版でもそのままになっているが、DVD版では本来予定されていた順番に戻され、それに合わせて予告編のナレーションも変更されている。

石ノ森章太郎の遺稿である『Conclusion God's War』は最後の3話で序章部分が語られるが、放送時は第47話と第48話の間に当初の予定にはなかった総集編が追加されたため、『Conclusion God's War』は2話に短縮された。
(出典:Wikipedia「サイボーグ009 (アニメ)」)

テレビアニメ(第3作)「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」(平成版・2001年)

2010年10月5日から同年10月9日 『CEATEC JAPAN 2010』のパナソニックブースで上映された短編3Dアニメ『009』

2010年10月5日から同年10月9日まで千葉メッセで開催された『CEATEC JAPAN 2010』のパナソニックブースで上映された、短編3Dアニメ。

監督 - 押井守
脚本 - 神山健治
音楽 - 川井憲次
キャラクターデザイン - 麻生我等
美術 - 竹田悠介
美術設定・レイアウト - 渡部隆
レイアウト - 竹内志保、林祐一郎
ジェット変形デザイン - 前田真宏
編集・グレーディング - 江面久
サウンドデザイン - スカイウォーカー・サウンド
アニメーション制作 - Production I.G
(出典:Wikipedia「サイボーグ009 (アニメ)」)

2010年10月5日から同年10月9日 『CEATEC JAPAN 2010』のパナソニックブースで上映された短編3Dアニメ『009』

『CEATEC JAPAN 2010』のパナソニックブースで上映された短編3Dアニメ『009』(2010年10月5日)

CEATEC 2010 パナソニックブースにて「サイボーグ 009」3D映像を初公開~パナソニック技術協力の下、石ノ森章太郎の代表作を押井守とプロダクション I.GがフルHD 3Dアニメーション化~ パナソニック株式会社 2010年09月29日

http://ascii.jp/elem/000/000/558/558066/

ASCII.jp:CEATEC 2010 パナソニックブースにて「サイボーグ 009」3D映像を初公開~パナソニック技術協力の下、石ノ森章太郎の代表作を押井守とプロダクション I.GがフルHD 3Dアニメーション化~

『CEATEC JAPAN 2010』のパナソニックブースで上映された短編3Dアニメ『009』(2010年10月5日)

2012年10月27日 フル3DCGIアニメーション映画『009 RE:CYBORG』

聴覚と視覚を強化された、女性サイボーグ。
世界中のネットワークにアクセスし、情報を収集する能力に長けている。

コードナンバー: 003 
出身: フランス(France) 
特性: 索敵 
状況: 不明
Voice Cast: 斎藤千和 

出典:登場人物「サイボーグ003: フランソワーズ・アルヌール(Françoise Arnoul)」 - 009 RE:CYBORG
© 2012 「009 RE:CYBORG」製作委員会
http://009.ph9.jp/characters/

フル3DCGIアニメーション映画『009 RE:CYBORG』 サイボーグ003: フランソワーズ・アルヌール(Françoise Arnoul)

フル3DCGIアニメーション映画『009 RE:CYBORG』 サイボーグ003: フランソワーズ・アルヌール(Françoise Arnoul)

映画『009 RE:CYBORG』Blu-ray&DVD『009 RE:CYBORG』先着購入特典

ヨドバシカメラ オリジナルクリアファイル 「003:フランソワーズ・アルヌール」モデル(一部描きおろし 裏表図柄)

『009 RE:CYBORG』(ゼロゼロナイン リ・サイボーグ)は、2012年10月27日に公開された日本のアニメーション映画。『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』の神山健治監督による3DCG映画。3D・2D同時公開。

かつて世界の危機を救ってきたゼロゼロナンバーサイボーグたち9人は、故郷へと帰りそれぞれの人生を送っていた。しかし、2013年の各国で超高層ビルへの爆破テロ事件が連鎖的に発生し、アイザック・ギルモア博士から招集がかかる。その頃、009こと島村ジョーはその記憶をリセットされ、東京で高校生として暮らしていた。

テロの実行犯たちは、「人類は一度やり直さなくてはならない」という謎の「声」を聞いていた。ジョーもその声を聴き、六本木ヒルズに爆破テロを仕掛けようとしていたところ、003ことフランソワーズ・アルヌールと005ことジェロニモ・ジュニアによって記憶を呼び覚まされたため、実行には至らなかった。考古学者となった008ことピュンマは人類の起原を探っていたところ、天使の化石を発掘するが、その後に行方不明となる。

ギルモア財団に合流したジョーとフランソワーズ、ジェロニモは、001ことイワン・ウイスキーとギルモアから現在の状況を説明される。サムエル・キャピタル社(SC社)を頂点とする巨大軍需複合体が、死体を使ったサイボーグ兵士の開発など様々な非合法活動を行っているという。不安定な政情によって生まれる武器輸出による巨額の利益や覇権のため、SC社を後押しするアメリカの陰謀ではないかとギルモアは考えていた。

しかし、ジョーは自爆テロの真相は「彼の声」を聞いたからではないかと反論する。ギルモア財団と袂を分かち、アメリカ国家安全保障局 (NSA) に身を置いていた002ことジェット・リンクも自爆テロ事件の真相を追うが、まもなくアメリカ軍の中からも「彼の声」を聞いたとされる兵士が現れ、東京やドバイも攻撃されてしまう。ジェットは、SC社が「彼の声」に従って人類をやり直すべく爆破テロを後押ししてきたことを知る。

アメリカ政府はドバイへの核攻撃を行った犯人として、ギルモア財団とゼロゼロナンバーサイボーグたち9人を抹殺しようと動く。大量のサイボーグ兵士ラザロの襲撃に、004ことアルベルト・ハインリヒ、006こと張々湖、ジェロニモはギルモア財団を守るべく戦うが、数の暴力に押し切られようとしていた。アメリカ海軍の原子力潜水艦も、「彼の声に従って世界をやり直す」という通信を最後に消息を絶つ。ゼロゼロナンバーサイボーグたち9人は、世界への核攻撃を防ぐべく再集結し、「人類はやり直すべき」という神の声に抗って戦う。
(出典:Wikipedia「009 RE:CYBORG」)

フル3DCGIアニメーション映画『009 RE:CYBORG』 2012年10月27日公開

009 RE:CYBORG (原作:サイボーグ009) 西暦2013年5月22日 Blu-ray&DVD発売

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