女性ボーカルバンドの先駆けとして知られる「レベッカ(REBECCA)」

2015年に20年ぶりの再結成を果たしたREBECCA(レベッカ)
再結成が大反響を呼んだレベッカ(REBECCA)、時は経ってもファンはレベッカを忘れていません。
レベッカ(REBECCA)、1980年代の数々のヒット曲
1984年4月21日、シングル「ウェラム・ボートクラブ」でデビュー、デビュー当初はロック色の強い曲調でした。また、FM音源シンセサイザーのDX5の音色が多用されています。
1985年1月、音楽的方向性の違いから、リーダーでギターの木暮武彦とドラムの小沼達也が脱退、キーボードの土橋安騎夫がリーダーとなり、マドンナなど同時代のアメリカのポピュラー音楽をオマージュしたサウンドプロダクション、ボーカルNOKKOの魅力を前面に押し出すポップな曲調に変化しました。
1980年代のポピュラー音楽に多く取り入れられ、当時を象徴するサウンドと評される【FM音源】 - Middle Edge(ミドルエッジ)
2枚目のシングル「ヴァージニティー」。
レベッカ初期の名曲です。
1985年発売の4枚目のシングル「フレンズ」が大ヒットします。
以降、「RASPBERRY DREAM」「LONELY BUTTERFLY」「MONOTONE BOY」「MOON」などヒット曲を連発します。
こちらも人気曲「VANITY ANGEL」。
レベッカはPVも非常に独創的でした。
1人の女性ボーカルと他の男性楽器担当という構成の音楽グループは当時の日本の音楽シーンでは珍しかったのですが、レベッカ以降は1人の女性ボーカルと他の男性楽器担当という構成の音楽グループが多く登場することになります。
1990年1月19日に日本武道館で行われたコンサートツアー「BLOND SAURUSの逆襲」の最終公演を最後に活動休止、翌年の1991年2月14日に解散
解散後、1995年には阪神・淡路大震災の復興のため、5月26日と28日に2日間限りのライブを横浜アリーナで行っっています。当初は、26日の「ONE NIGHT」だけ行われる予定でしたが、好評のため28日に「ONE MORE NIGHT」として追加公演を実施。
シングル曲「フレンズ」のリミックスバージョンが1999年放送のフジテレビ系ドラマ『リップスティック』の主題歌に起用されたことをきっかけに、翌2000年に再結成もしました。
ドラマ「リップスティック」
放送時間 毎週月曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 1999年(平成11年)4月12日 - 6月28日(12回)
制作局 フジテレビ
出演者 三上博史、広末涼子、いしだ壱成、伊藤歩、中村愛美、窪塚洋介、田中美奈子、麻生祐未
そして2015年、実質20年ぶりの再結成にファンのみならず芸能界からも大きな反響がありました。
【REBECCA再結成!】ついに!レベッカ20年ぶりの再結成ライブ決定!! - Middle Edge(ミドルエッジ)
同じ80年代を疾走した女性ボーカルバンド
こちらはツインボーカルがカッコ良かったバービーボーイズ。
不世出の男女ツインボーカルバンド「BARBEE BOYS(バービーボーイズ)」 - Middle Edge(ミドルエッジ)
こちらも元気だったガールズバンド。
80~90年代ガールズバンド大集合! - Middle Edge(ミドルエッジ)