宇宙の騎士 テッカマンブレードとは

宇宙の騎士 テッカマンブレード
あらすじ
連合地球歴192年。
突如地球に謎の生命体「ラムダ」が現れた。
ラムダは人類が宇宙進出の夢のために作られていた起動エレベーター宇宙開発基地・オービタルリングを占拠すると地球への侵略を開始する。
地球の兵器ではラムダに傷をつける事すらできず、ラムダに唯一対抗できたオービタルリングにあったレーザーを失った人類はなすすべもなくラムダに地球侵略を許してしまう。
そんなある日、宇宙開発機構に所属するノアルとアキは巨大なクレーターの中心で正体不明で記憶喪失の青年に出会う。青年は宇宙開発機構に保護され目覚めるなり宇宙船の準備を要求しラムダのいる宇宙へと飛び立とうとする。その無謀っぷりからDボウイと名付けられる。
しかし彼にはラムダと戦えるラムダの尖兵にも似た超人「テッカマンブレード」に変身することで人類が手も足も出すことのできなかったラムダをことごとく打倒していった。
宇宙開発機構は疑念を抱きながらもDボウイを中心として「スペースナイツ」を結成し、ラムダへの反抗を始めるのだった。
Dボウイの正体とは一体。そして、テッカマンブレードはラムダを倒し地球を救う事ができるのか。
登場人物

Dボウイ/相羽 タカヤ

如月 アキ

ノアル・ベルース

バルザック・アシモフ

相羽 ミユキ

相羽 シンヤ

相羽 ケンゴ
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関連Twitter
テッカマンブレード 最終回
テッカマンブレード、Dボウイこと相場タカヤは死闘の果てにテッカマンエビル、相場シンヤを打倒し、その最期を看取る。
そしてシンヤからテッククリスタルを受け取るとペガスを連れてオービタルリングから飛び立ち、月の裏側にあるラムダの本拠地へと向かう。
そのころスペースナイツはアキからDボウイが月に向かったという報告を受ける。それを知ったフリーマンは語る。
Dボウイの脳はすでに限界にきていること、そしてその状態のままに月へと向かってしまえばDボウイの脳は崩壊しすべての記憶を失ってしまうであろうと。そしてたとえ記憶を失ってしまったっとしてもDボウイはラムダへの怒りと憎しみで戦い続けるだろうと言う。
それにスペースナイツの一同は動揺するがフリーマンは今までの犠牲やDボウイを援護することを指示し、ラダムへのレーザー攻撃を行う。
そのさなか、月へ向かっていたDボウイの脳神経に限界が来てしまう。Dボウイの脳裏に浮かぶ仲間や今までの記憶、それらが脳細胞が破壊される演出と共に掻き消えてしまい、Dボウイは宇宙を漂う。
そのころ、月に大きな地震が起こり、月の地表が割れていく。そこからついに蘇ったラダムの母艦が浮き上がり、地球へと向かい始める。
オービタルリングで祈り続けるアキの祈りが届いたのか目覚めたDボウイはペガスに乗ってラダムの母艦へと突撃する。
ラダム母艦の内部を破壊しながら進み続けるブレード。その前に最後の敵、テッカマンオメガ、相場ケンゴと対峙する。
オメガはDボウイの精神を揺さぶろうとするがDボウイがすでに怒りと憎しみだけで動いていることを看破する。
そして始まる最後の戦い、ラダム母艦から出たブレードとオメガ。母艦と一体となっているラムダオメガは圧倒的な強さでブレードを追い詰めていく。
オービタルリングではアキは祈りを捧げていた。これ以上何かを奪う気なのかと神に問いかける。
追い詰められたブレードにオメガが止めの一撃を放つ。しかしその一撃はペガスによって阻止される。阻止された怒りからオメガはペガスを破壊し――
その瞬間ブレードからボルテッカの光が溢れる。
それを纏ったブレードは全ての攻撃を弾きながらオメガに相場ケンゴに言う。
「帰ろう。家へ……」
そして最後のボルテッカを放ち、母艦とテッカマンオメガを消滅させるのだった。
ラムダとの戦いが終結し、地球の復興が始まる。
その中を歩きながらノアルは海の近くの一軒の家に向かう。
そこにいたのはアキと車椅子に乗っているDボウイだった。
何もかも、記憶すら失ったDボウイにようやく安寧の時間が訪れるのであった。