高橋佳代子さんのプロフィール

名前:高橋佳代子(たかはし かよこ)
生年月日:1952年2月7日
出身地:岩手県盛岡市
岩手県盛岡市で生まれ育った高橋佳代子さんは、盛岡白百合学園高等学校を卒業後、日本基督教短期大学に進学されました。
高校大学共に伝統あるカトリック系の学校で、高校の方には、幼稚園、小学校、中学校が系列校として併設されているので、高校入学以前も盛岡白百合学園に在籍されていた可能性があるかもしれませんね。
大学卒業後は、地元岩手の放送局であるテレビ岩手に就職され高橋佳代子さん。
「ズームイン!!朝!」のレポーターや、「午後は○○おもいッきりテレビ」のアシスタントMCを務めたことで全国的に有名になり、人気を博しました。
現在は岩手県を中心にフリーアナウンサーとして活動されています。
朝の癒し「佳代子姫」

地方局のアナウンサーだった高橋佳代子さんが全国的に有名になったきっかけと言えば、何といっても「ズームイン!!朝!」への出演です。
岩手県担当レポーターとして、総合司会の徳光和夫さんのいるマイスタから各中継地をつなぐ「お天気リレー」や、全国各地のローカルニュースを伝える「NSヘッドライン」のコーナーに出演。
美人で明るく可愛くそのうえ上品さも感じさせる高橋佳代子さんは、徳光さんから「佳代子姫」というニックネームで呼ばれ、一躍人気レポーターとなりました。
1980年には7年間在籍したテレビ岩手を退社し、以降は現在に至るまでフリーランスのアナウンサーとして活動されています。
「ズームイン!!朝!」は1979年3月から約9年間に渡って出演されていたので、ほとんどの期間をフリーアナウンサーとして出演されていたということになります。
フリーアナウンサーというと、いつ契約終了となるか分からない不安定さがつきまとう印象がありますが、フリーとして長きに渡って出演されていたわけですから、高橋佳代子さんが番組や視聴者にいかに愛されていたかが分かりますね。
みのさんとの名コンビ「午後は○○おもいッきりテレビ」

「ズームイン!!朝!」から卒業された直後に出演となったのが、みのもんたさんとの名コンビが印象深かった「午後は○○おもいッきりテレビ」です。
総合司会のみのもんたさんのサポート役、アシスタントMCとして、1988年4月から2007年9月まで約19年間に渡って出演されました。
みのさんが軽快でパワフルなトークを繰り広げるそばで、いつも笑顔で寄り添いフォローする様子から「みのさんの女房役」なんて言われていましたよね。
1991年5月には、そんなみのさんとの不倫疑惑が雑誌に掲載されたことも・・・
高橋佳代子さんが39歳の時でした。
それが事実だったのかどうかは不明ですが、みのさんは奥様から「未婚の女性にご迷惑をおかけしたことは申し訳ないことなのよ」とお灸をすえられたんだとか。

「午後は○○おもいッきりテレビ」での高橋佳代子さんと言えば、みのさんと視聴者が電話で直接やり取りをしてお悩みを相談する「ちょっと聞いてョ!おもいッきり生電話」で、相談者の年齢、家族構成といった基本情報や相談内容をホワイトボードに書き込む姿が印象的でした。
みのさんと相談者が話している内容を聞きながら、高橋佳代子さんがその場で要点をまとめて、次から次へとホワイトボードに書いていき、その内容を見ながらみのさんとゲストコメンテーターが相談者へ助言するという流れだったわけですが、改めて思い出してみると、あれってけっこう難しい作業ですよね。
頭の回転が速くなければとてもあんなふうにはできないんじゃないでしょうか。
おもいッきりテレビ卒業後は?
2007年10月、「午後は○○おもいッきりテレビ」が「おもいッきりイイ!!テレビ」にリニューアルされ、それを機に卒業となった高橋佳代子さん。
それ以来、あまり見かけなくなってしまった・・・と思っている方も多いことかと思います。
そこで、おもいッきりテレビ卒業後の活動について調べてみると、テレビ岩手の情報番組「5きげんテレビ」に出演されていたことが分かりました。
高橋佳代子さんは、番組内の「岩手おもいっきり○○」というコーナーに出演され、岩手県内の様々なスポットを紹介。
岩手県内の美味しいものや観光地など紹介したり、時には陶芸や手芸にチャレンジすることも。
また、ラジオ番組「高橋佳代子のハートフルいわて」では、2008年4月から16年間に渡ってパーソナリティを務めていました。
テレビ岩手公式YouTubeチャンネルにも登場!
高齢者の筋力低下を予防する「高橋佳代子の毎日楽しくロコトレ運動」では、無理のないトレーニング方法を紹介しています。
2020年5月当時、68歳の高橋佳代子さん。
相変わらずお綺麗です!
現在の活動は?
2008年からは、岩手県盛岡市で上演されている伝統的な演劇「盛岡文士劇」に毎年出演されています。
三部構成になっており、2024年は第一部の現代劇「柱の傷は ~背っこ くらべっこ~」に出演。
本作は、田原俊彦さんの「抱きしめてTONIGHT」や森川由加里さんの「SHOW ME」など多くのヒット曲を手掛けた作詞家としても知られる森浩美さんの小説が原作で、思い出の詰まった家を建て替える家族の心の触れ合いが描かれたお話です。
盛岡弁を駆使した会話劇で、IBC岩手放送など岩手県で活躍するアナウンサーと共に出演されました。
「もともと東京に進出する予定はなかった」という高橋佳代子さん。
現在も、フリーアナウンサーとして地元岩手に根付いた活動をされているようです。