池脇千鶴さんプロフィール

名前:池脇千鶴
生年月日:1981年11月21日
出身地:大阪府東大阪市
身長:155cm
血液型:O型
池脇千鶴さんは、1997年にバラエティ番組「ASAYAN」内の企画「リハウスガールオーディション」で、約8000人の中から「第8代リハウスガール」に選ばれ芸能界デビューしました。
1999年には「大阪物語」で映画デビュー。
2001年にはNHK朝の連続テレビ小説「ほんまもん」で主演を務めました。
その後も、「ジョゼと虎と魚たち」や「そこのみにて光輝く」など話題作に次々と出演し、女優として高い評価を得ています。
第8代リハウスガールとしてデビュー
「三井のリハウス」のCM出演で芸能界デビューを果たし、1997年から3年間に渡り同CMに出演された池脇千鶴さん。
家の住み替えを決めた両親の長女役として出演しています。
これまでよりも広い家に住める喜びよりも、住み慣れた家を離れる寂しさを繊細に表現されているのが印象的です。
ちなみに、池脇千鶴さんと一緒にいる妹役の女の子は、子役時代の井上真央さんです!
初出演した映画で新人賞を受賞

池脇千鶴さんの銀幕デビューとなった「大阪物語」。
沢田研二さんと田中裕子さんという実生活でも夫婦であるお二人が、売れない夫婦漫才師「はる美&りゅう介」として出演。
池脇千鶴さんは、そんな二人の長女・霜月若菜として出演しました。
父・隆介が20歳も年下の女性をはらませたことが原因で両親は離婚。その後浮気相手にも愛想を尽かされた隆介は、ある夏の日に突然姿を消してしまう。
若菜は夏休みを利用して隆介を探す旅に出る・・・というストーリー。
本作での演技が高く評価された池脇千鶴さんは、第23回日本アカデミー賞をはじめとする多くの映画賞で新人俳優賞を受賞しました。
CM出演や写真集発売
確かな演技力と可愛らしいルックスでブレイクした池脇千鶴さんは、多くの企業CMに出演した他、写真集も発売されました。


多くの話題作で活躍

NHK朝の連続テレビ小説「ほんまもん」では、ヒロイン・山中木葉を演じている池脇千鶴さん。
和歌山県で生まれ育った少女・山中木葉が、料理人を目指し厳しい修行を乗り越えながら学び成長していく姿を描いた物語で、応募者数2541人の中からヒロインオーディションを勝ち抜き、朝ドラヒロインの座を獲得しました。

映画賞「ジョゼと虎と魚たち」では、第18回高崎映画祭 最優秀主演女優賞を受賞している池脇千鶴さん。
足が不自由なことから外出をすることなく外の世界を知らずに生きてきたジョゼと名乗る少女と、ジョゼと知り合い深く関わるようになった大学生・恒夫のラブストーリーです。
本と料理が大好きでわがままで高飛車な少女・ジョゼを池脇千鶴さん。
そんなジョゼに手を焼きながらも放ってことができずにいる恒夫を妻夫木聡さんが演じました。
映画「そこのみにて輝く」でも強烈な存在感を残しています。
仕事を辞めて何をするわけでもなく過ごしていた達夫(綾野剛さん)が、パチンコ店で出会った青年・拓児(菅田将暉さん)についていくと、そこには時代に取り残されたように存在する一軒のバラックが。
そこで出会ったのは、一家を支えるために昼間は水産加工場で、夜は男に体を売って生活費を稼ぐ千夏(池脇千鶴さん)だった。
達夫は次第に千夏に惹かれていくが・・・というストーリー。
本作で、池脇千鶴さんは第38回日本アカデミー賞をはじめとする多くの映画賞で助演女優賞を受賞しています。
母親役も演じるように
30代に入ると、母親役も演じるようになりました。

育児放棄や児童虐待をテーマにした映画「きみはいい子」では、我が子とうまく接することが出来ずに悩み苦しんでいる水木雅美(尾野真千子さん) のママ友・大宮陽子役で出演。
陽子は、親子関係において辛い過去を持っているにも関わらず、いつも笑顔で理想的な親子関係を育んでいる母親です。
全体的に辛いストーリーとなっている中、池脇千鶴さんの明るい笑顔が救いだったという感想を持った方も多かったと思います。

人生半ばを迎えた炭焼職人の紘(稲垣吾郎さん)と、その同級生二人が残りの人生について向き合っていく姿を描いた映画「半世界」では、紘の妻で、いじめに悩む15歳の息子の母親役で出演されました。
ドラマ「その女、ジルバ」が話題に

池脇千鶴さんの近年の出演作で話題となったのが、ドラマ「その女、ジルバ」です。
池脇千鶴さんは、主人公・笛吹新として出演。
仕事にも恋にも行き詰まり将来も不安だらけの40歳の独身女性が、平均年齢70歳という高齢者ばかりのバー「OLD JACK & ROSE」に出会う。
そこでホステスとして働き始めた新が、今まで知らなかった世界に触れ、徐々に女性としての輝くを取り戻していく・・・というストーリー。
2017年に放送されたドラマ「ごめん、愛してる」以来、約4年ぶりのドラマ出演となった池脇千鶴さんですが、「老けた」「太った」という容姿の変貌ぶりを指摘する声も多くありました。
一部では病気を疑う声もあったほどです。
実は、過去にも「激太りか?」と言われていたことがあった池脇千鶴さん。
2015年公開の映画「きみはいい子」で二児の母を演じた時のことでした。
池脇千鶴、「太ってくれ」の言葉に苦笑。撮影秘話明かす|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
監督からの要望で「もうこれ以上太れない」というところまで太ったことを告白しています。
「その女、ジルバ」の主人公は、ドラマ序盤では夢も希望も失くしたどん底の四十女として登場。
その圧倒的なリアル感は瞬く間に話題となり、さらに主人公が徐々に自分を取り戻し表情がみるみるうちに輝いていく様子に視聴者はどんどん引き込まれていきました。
徹底した役作りと確かな演技力で「難役請負人」との呼び声も高い池脇千鶴さん。
これからも、様々な作品で私たちをその世界観に引き込んでくれることに期待したいですね。