美少女戦士セーラームーンってどんなアニメ?
美少女戦士セーラームーンあらすじ
月野うさぎは、港区立十番中学校に通う中学2年生。ドジで泣き虫、テストも赤点ばかりという彼女の憧れは、このごろ町に出没する謎の正義の戦士・セーラーVだ。
ある日、彼女は悪ガキ達にいじめられている黒猫を助ける。ルナと名乗ったその猫は、うさぎに変身ブローチを渡す。そして、うさぎは東京に出没する敵と戦い、月の王女を探し出して守る使命を持つ戦士「セーラームーン」であると告げる。はじめは半信半疑のうさぎだが、親友・大阪なるの助けを求める声を聞き、否応なく助けに向かうことになる。
だが、変身してもうさぎの泣き虫は相変わらずだ。しかし、彼女が危機に陥った時、一輪の薔薇が敵の攻撃を防いだ。
「泣いているばかりでは何も解決しないぞ!!」薔薇を投げて助けてくれたのは、タキシード仮面と名乗る謎の男だった。怪盗ルパンを思わせるタキシード仮面に、うさぎはたちまち魅了されてしまう。しかし、ルナはタキシード仮面に対し警戒心を募らせる。
敵の組織はダーク・キングダムといい、首領のクイン・ベリルは「大いなる支配者」クイン・メタリアの復活をもくろんで、「幻の銀水晶」を探していた。だが、それがたやすくは手に入らないので、まずは人間のエナジーを集め、それをクイン・メタリアに捧げようとしていた。ベリルの配下の四天王・ジェダイトは、人間のエナジーを集めるため次々に妖魔を送り込んでくる。しかし、うさぎのほうもセーラーマーキュリー、セーラーマーズという仲間を得て、妖魔のたくらみを次々につぶしていく。エナジーを集めるため、そしてセーラー戦士を亡き者にするため次々と妖魔を送り込んできたジェダイトだったが、ついにセーラー戦士のチームワークの前に倒れる。そして、ジェダイトの後を引き継いだネフライトも、同士討ちにより命を落とした。
その頃、ダーク・キングダムでは人間のエナジーを吸収したメタリアが息を吹き返していた。だが、メタリアの目覚めを完全にするためには、やはり銀水晶が必要となる。ベリルはメタリアの教示に従い、四天王の一人ゾイサイトに「虹水晶」を集めることを命じる。虹水晶とは、かつてダーク・キングダムが月の王国と争って封印された際に、特に強大な力を持っていた「妖魔七人衆」を封印した銀水晶のかけらのことである。その7つの虹水晶をすべて集めた者が、銀水晶を手にすることができるというのである。虹水晶によって封印された妖魔は人間に転生しているが、体内の虹水晶を抜き取られてしまうと彼らは妖魔に戻ってしまう。ルナはうさぎにセーラー戦士のリーダーの証「ムーンスティック」をゆだねて、妖魔にされてしまった人間を元に戻す役割を命じる。
「幻の銀水晶」はセーラー戦士たちが探している月の王女ゆかりの石でもあり、ダーク・キングダムとセーラー戦士との間で虹水晶の争奪戦が繰り広げられることになった。そして、その争いには、タキシード仮面も加わった。交通事故で記憶をなくしたタキシード仮面こと地場衛は、記憶を取り戻すために銀水晶を手に入れようとしていたのだった。愛するタキシード仮面と戦わなければならない運命は、うさぎの心に影を落とす。
そして、虹水晶をめぐる争いの中、タキシード仮面がうさぎをかばって傷ついた時、衝撃の真実が明かされる。月の王女プリンセス・セレニティとはうさぎのことであり、「幻の銀水晶」の本体はうさぎの体内に封印されていたのだ。そして、タキシード仮面は、前世でプリンセス・セレニティと禁断の恋に落ちた地球国の王子プリンス・エンディミオンであったのだ。
だが、前世の記憶が戻ったのもつかの間、タキシード仮面は四天王の一人・クンツァイトの手によってダーク・キングダムに連れ去られる。彼はそこで洗脳され、セーラームーンの持つ銀水晶を狙うダーク・キングダムの尖兵、指揮官エンディミオンとなるのだった。洗脳をとこうと必死のうさぎだったが、その試みはついに成功しなかった。
ついにダーク・キングダムの本拠地が北極圏Dポイントにあることを突き止めたうさぎたちは、最期の決戦のためにそこに向かう。しかし、ベリル直属の妖魔・DDガールズの熾烈な攻撃により、うさぎ以外の4人の戦士は命を落としてしまう。
悲しみを背負いながらもベリルのもとにたどり着いたうさぎに、エンディミオンが襲い掛かる。うさぎは、必死の思いで二人の思い出の品である「星空のオルゴール」を差し出す。うさぎの心の力で、衛はベリルの呪縛から解き放たれる。だが、その直後にうさぎをベリルの攻撃からかばった衛は、絶命してしまうのだった。
ついに、メタリアの力を完全に取り込んだベリルとうさぎの決戦の時がやってきた。ベリルの圧倒的な力にたじろぐうさぎ。だが、そこにセーラー4戦士の魂が終結し、うさぎに力を与えた。
主な登場人物
月野うさぎ
水野亜美
水野亜美 - Wikipedia
火野レイ
火野レイ - Wikipedia
木野まこと
愛野美奈子
地場衛
地場衛 - Wikipedia