【訃報】ロックバンド「ミッシェル・ガン・エレファント」のチバユウスケさんが55歳で死去。
ロックバンド「ミッシェル・ガン・エレファント(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)」などのボーカルとして活躍し、今年4月に食道がんを公表していたチバユウスケさんが11月26日、亡くなっていたことが明らかとなりました。55歳でした。
第一報はこちらです!
チバさんは1968年7月10日、神奈川県藤沢市出身。明治学院大学在学中にバンド「ミッシェル・ガン・エレファント」を結成しボーカルを担当、1991年にライブハウスで初演し、本格的な活動をスタートさせました。1996年にシングル「世界の終わり」でメジャーデビューを果たすと、「アウト・ブルーズ(1998年)」「スモーキン・ビリー(1998年)」「太陽をつかんでしまった(2002年)」などヒットを連発。2003年6月にはミュージックステーションに初出演し、同日出演予定だった女性デュオ・t.A.T.u.がドタキャンしたため急遽「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」を披露してその場を繋ぐなど、視聴者に強い印象を残しました。同年にミッシェルを解散した後は、The Birthdayなど様々なバンドで活躍。2022年には同バンド名義でアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」の主題歌「LOVE ROCKETS」を担当するなど、晩年まで精力的な活動を展開していました。
t.A.T.uドタキャン時のMステ出演映像。
ミュージシャンを中心に続々と追悼のコメントが寄せられる。
チバユウスケさんの訃報にあたり、音楽業界を中心に数多くの方が追悼コメントを発表しています。ここでは、その中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
浅井健一
元BLANKEY JET CITYのボーカルで、現在はSHERBETSなどのバンドで活躍する浅井健一(58)は、自身のX(Twitter)にて「チバユウスケ氏のご冥福を心からお祈りします。残念でなりません。悲しいし。大きな存在がこの世からいなくなってしまいました」と白黒の画像で記し、その胸中を吐露していました。
Dragon Ash・Kj
Dragon Ashなどで活躍するKj(降谷建志、44)は自身のインスタグラムを更新し、2001年に開催されたロックフェスにて「駆け出しの小僧の俺の頭クシャってして“お前はヒロト君にならないでいいから新しいヒーローになんな”って言ってくれた」というエピソードがあったことを明かし、また2022年にKjの父・古谷一行さんが亡くなった際には、その直後のロックフェスで「“イェーィ元気?”ってわざわざ声掛けに来てくれた」と、生前の交流とチバさんの人柄を偲んでいました。
映画「スラムダンク」公式X
また、チバさんが主題歌を担当した映画「THE FIRST SLAM DUNK」の公式X(Twitter)は、「チバユウスケさんのことを伺い ただ驚き、言葉を失っております。 チバユウスケさんのご冥福をお祈りします。」とコメントを発表。スラムダンク原作者の井上雄彦(56)も、それを引用する形で「ただ感謝と、寂しさが溢れてきます。」と故人を偲んでいました。
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