ジュリー・ドレフュス
ジュリー・ドレフュスは、パリ出身のモデルで、1990年代は日本を拠点に活躍。1990年頃に、カネボウの「Rouge '90」のCMに出演しました。キャッチコピーは「くちびる90年色。(キャトル・ヴァン・ディス)」。CMソングは、スターダストレビューの『君のキャトル・ヴァン・ディス』で、"キャトル・ヴァン・ディス" とは、フランス語で "90" (quatre vingt dix) という意味です。
日本では、NHK『フランス語講座』、フジテレビ『料理の鉄人』(審査員)、映画『遠き落日』などに出演。1990年末から国際的に活動するようになり、2003年には映画『キル・ビル Vol.1』にも出演しています。
田中美奈子
田中美奈子は、「第3回ミスマガジン」の準グランプリ受賞をきっかけに芸能界デビュー(グランプリは斉藤由貴)。女優として活動し始める一方、1989年には、安西マリアの『涙の太陽』をカバーし、歌手デビューも果たします。同曲ではミニスカートで美脚を披露し、「学園祭の女王」と呼ばれました。
カネボウのCMには、1990年頃から出演。「FAY」や「ROOTY」のシャンプーのCMで起用されました。当時は、『君の瞳に恋してる!』『キモチいい恋したい!』『もう誰も愛さない』などに出演する人気女優で、現在も女優として活躍中です。
水野真紀
水野真紀は、1987年に「第2回東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、1989年に女優デビュー。当時の彼女のCMで最も有名なのが、松下電工(当時)のCM「きれいなおねえさんは、好きですか。」でしょう。"きれいなおねえさん" の初代を務め、その後は、松嶋菜々子、片瀬那奈らに引き継がれます。
カネボウのCMには、1990年代前半に数多く出演し、「ナビ」や「メディニック」などで起用されました。その後は、女優としてはもちろんのこと、バラエティでも活躍しており、自身の冠番組『水野真紀の魔法のレストラン』は、もはや長寿番組の域に達しています。
桜井幸子
桜井幸子は、1988年に「サンスターアクアフレッシュ・イメージガール MISS Candy」オーディションでグランプリを受賞し、芸能界デビュー。CMは1989年から放送され、まだあどけなさの残る彼女に魅了された視聴者は多かったことでしょう。
女優として、NHK朝の連ドラ『おんなは度胸』、『高校教師』などで主演を果たす一方、カネボウのCMには1993年から「マイルドコート」や「プリマール」などで起用されました。その後の女優としての活躍は周知の通りですが、2009年に芸能界を引退しています。
大塚寧々
大塚寧々は、モデルとして活動していた1989年に、カネボウキャンペーンガールに選ばれ、その後は女優として活躍するようになります。カネボウのCMには、1989年から1990年代にかけて数多く出演。「UVファンデーション」「テスティモ」「サラ」などで起用されました。
「サラ」のCMに出演していた1995年には、ローソン、キリン、タケダ、郵便局などのCMにも出演しており、当時はまさに「CMの女王」でした。
小沢真珠
小沢真珠は、1993年に女優デビュー。『アリよさらば』『君といた夏』『揺れる想い』など人気ドラマに出演し、人気と知名度を獲得する一方、CMでも起用されるようになります。カネボウのCMには、1996年から「海のうるおい藻」で起用されました。同CMでは、田村正和との共演バージョンも制作されています。
その後は、2004年のドラマ『牡丹と薔薇』で演じた執拗ないじめキャラが大ブレイク。バラエティ番組でも人気になりました。
加藤紀子
加藤紀子は、1991年に「桜っ子クラブさくら組」のメンバーに選ばれ、バラエティ番組『桜っ子クラブ』に登場。翌1992年には、歌手デビューを果たします。女優として人気ドラマ『ガラスの靴』『最高の恋人』に出演する一方、多くのバラエティ番組で司会やレギュラーを務めました。
カネボウのCMは、1996年頃から「プロスタイル」のCMに出演。その後は、競合のニベアやライオンのCMにも出演しています。
森高千里
森高千里は、1987年に「第1回ポカリスエット・イメージガールコンテスト」でグランプリを受賞。糸井重里と共演したCMは、あまりにも有名です。歌手としてもデビューを果たし、1989年には、南沙織の『17才』のカバーが大ヒットします。
CM出演、CMソングも数多くあり、その一つが、1998年頃から出演したカネボウのCM「SALA」です。起用された曲の一つが、以下の動画で流れる35枚目のシングル『電話』です。