「ぶりっ子」芸能人といえば誰?「あざとい」とは違う?

「ぶりっ子」芸能人といえば誰?「あざとい」とは違う?

昔は「ぶりっ子キャラ」と呼ばれる芸能人がいましたよね。最近は「あざとい」という言葉の方が良く使われていますが違うはあるのでしょうか?歴代のぶりっ子キャラ芸能人と共に振り返っていきます。


「ぶりっ子」という言葉はいつ生まれた?「あざとい」は?

「ぶりっ子」の考案者は漫画家の江口寿史さん。

1978年頃から「かわいこぶるな!」「ぶりっこだな」などの言葉を使っていたそうです。その後、週刊少年ジャンプで連載されていた『すすめ!!パイレーツ』の中で「かわいこぶりっこ」という表現が使われていました。

最初は子どもや若者の間で使われていたのですが、のちに世代を超えて使われる言葉になりました。ぞれ間で使われていた「カマトト」に代わる形で広まっていきます。カマトトは性的なことを知っていながら無知なふりをする、という意味で使われることが多かったですね。

ぶりっ子はもっと広い意味で、女性が主に異性の前で非力なふりをする、無知なふりをするというところから来ていましたが、だんだんかわいらしさをアピールする人という意味になってきましたね。

最近では「あざとい」「あざとかわいい」という言葉の方が良く使われていますよね。「あざとい」というのは昔からある言葉で本来は「あくどい」、「浅はか」、「小ずるい」という意味です。そこに「かわいい」が付くので「計算された可愛さだけどやっぱりかわいい」的な意味に感じますね。

「ぶりっ子」も「あざとい」も似ていますが、「あざとい」の方がより計算されているようなイメージがあります。

元祖ぶりっ子キャラは松田聖子さん!

こうして80年代に普及していった「ぶりっ子」という言葉。最初に「ぶりっ子」の代表格、と呼ばれたのは松田聖子さんです。

デビューしてすぐに人気アイドルとなった松田さんですが、そのしぐさや言動、ウソ泣き疑惑などから「ぶりっ子」と呼ばれるようになります。普段は砕けた感じだったのでギャップがあったのも原因ですね。

ですがこの当時のアイドルはぶりっ子の要素がある人が多かったと思います。その後は不良系などのアイドルも出てきますが、この時代はまだ正統派というか可愛く見せてなんぼ、という感じでしたからね。

中でも松田さんが「ぶりっ子」の代表格となったのは、松田さんがアイドルとしても代表格だったからということも言えると思います。「ぶりっ子」というのは決して悪口ではなく、親しみを込めたからかい、という感じだったのではないかと言われています。

菊池桃子

1983年に正統派アイドルとしてデビューした菊池桃子さんも「ぶりっ子」キャラと言われることがありますね。

テレビ局、映画会社は"ポスト聖子"と呼ばれていたこともあるのでやはりぶりっ子キャラだったのでしょうね。

ですが1988年にロックバンド「ラ・ムー」を結成してメインボーカルを務めたり、1989年からは女優に転向。女優になってからはキスシーンも披露し、からをやぶっていったかんじがしました。

西村知美

そして1984年には西村知美さんがデビューします。最初は雑誌『Momoco』のモモコクラブとしてモデルとして掲載。1986年に女優デビュー、歌手デビューを果たしました。

西村さんは菊池さんの妹分として売り出されていて、本人にとっても憧れの存在。プライベートでも交流があるそうです。

西村さんはほんわかした天然キャラで、とろいので「トロリン」と呼ばれていたこともあったそうです。天然という人もいれば、「ぶりっ子」という人もいるといったキャラクターだったと思います。

アイドルとしてデビューし、その後バラエティ番組に出演したり仕事の幅は広がっていきますが今でも印象は変わらないままですよね。

酒井法子

1986年にデビューした酒井法子さんもデビュー当時はぶりっ子キャラでしたよね。自ら「のりピー」と名乗り、「ヤッピー」、「マンモスうれピー」、「いただきマンモス」などののりピー語も注目されていました。

「のりピーちゃん」というキャラクターもいて、当時芸能人ショップが流行していたのでのりピーグッズも流行しました。

高校を卒業したころにに「のりピーちゃんを切り離して"酒井法子"として活動していきたい」と宣言し、イメージチェンジしていくことになります。

さとう珠緒

続いては「ぶりっ子」の代名詞ともいわれるさとう珠緒さん。

さとうさんは元々1988年にグラビアモデルとしてデビュー。その後、芸名を替えるなど紆余曲折して1995年から「さとう珠緒」として活躍していきます。

最初は女優として活動し、その後バラエティにも進出していきます。最初は芸人にぶりっ子だといじられたことから始まり、「女が嫌いな女」で1位に選ばれてしまいいます。

ですがこれを逆手にとって過度なぶりっ子キャラになっていきます。目をウルウルさせて人を見つめたり、「プン!プン!」といって怒るなど振り切ったぶりっ子キャラで唯一無二のキャラクターになっていきましたね。

ここまで振り切れるというのはなかなかすごいと思います。現在50歳を超えていますが今でもそのキャラを突き通しているのはかっこよささえ感じますね。

小倉優子

2001年にデビューしたのは小倉優子さん。しばらくはグラビアの仕事などを行っていて2002年に「こりん星のりんごももか姫」と名乗り、注目されていきます。

不思議ちゃんという感じでもあったのですが、現在の小倉さんのキャラを見ると不思議系ではないので、ぶりっ子不思議という感じだったのだなと思います。

「○○りんこ」、「○○りんこだプー」などの発言もありましたよね。だんだんと不思議キャラは封印されていき、結婚してからはママタレントとして活躍していきます。

こうして振り返ってみるといろいろなぶりっ子キャラの芸能人がいましたね。みな、愛すべきキャラクターだなと思います。

関連するキーワード


ぶりっ子 あざとい

最新の投稿


日本の漫画文化の原点を辿る。さいたま市立漫画会館で企画展「これが漫画!」が2月21日より開催

日本の漫画文化の原点を辿る。さいたま市立漫画会館で企画展「これが漫画!」が2月21日より開催

さいたま市立漫画会館にて、日本の漫画文化史の礎を築いた北沢楽天や、共に時代を盛り上げた岡本一平らの作品を紹介する企画展が開催される。新規収蔵された「世界旅行関連資料」やイギリスの貴重本『PUNCH』、高浜虚子と楽天の合作掛軸など、明治・大正・昭和を彩った貴重な資料が一堂に会する。入館は無料。


80年代アイドルが横浜に集結!芳本美代子・網浜直子・松本典子のユニット「ID85」ディナーショー開催

80年代アイドルが横浜に集結!芳本美代子・網浜直子・松本典子のユニット「ID85」ディナーショー開催

横浜の歴史あるホテルニューグランドにて、2026年4月18日(土)に一夜限りの特別なイベント「ID85 ディナーショー」が開催されます。1985年にデビューし、当時のアイドルシーンを彩った芳本美代子、網浜直子、松本典子の3名が結成したユニット「ID85(アイディー ハチゴー)」が登場。懐かしのヒットソングや当時の裏話が飛び出すトークと共に、ホテル自慢のコース料理を楽しめる、夢のようなひとときをご紹介します。


“裸芸の元祖”井手らっきょが『しくじり先生』に初登壇!警察沙汰になった衝撃の過去を激白

“裸芸の元祖”井手らっきょが『しくじり先生』に初登壇!警察沙汰になった衝撃の過去を激白

AbemaTVで配信中の人気番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、ベテラン芸人の井手らっきょが登場しました。「裸芸」のパイオニアとして知られる彼が、過激すぎる芸風ゆえに招いた数々のトラブルや、警察から連絡が来たという衝撃の事件を告白。笑いと教訓に満ちた授業内容と、スタジオを震撼させたエピソードの全貌を紹介します。


昭和100年の節目に。東京プリンスホテル「レトロモダンアフタヌーンティー」で楽しむ純喫茶の誘惑

昭和100年の節目に。東京プリンスホテル「レトロモダンアフタヌーンティー」で楽しむ純喫茶の誘惑

東京プリンスホテルは、2026年3月7日より「レトロモダンアフタヌーンティー」を期間限定で販売。昭和元年から満100年の節目に合わせ、スワンシューやたぬきケーキ、クリームソーダ風ゼリーなど、かつての純喫茶を象徴するメニューを現代風にアレンジ。芝公園の緑に囲まれた空間で、心ときめくひとときを提案する。


南極観測70周年。タロとジロの奇跡を語り継ぐ『新装改訂版 南極犬物語』が好評につき重版決定!

南極観測70周年。タロとジロの奇跡を語り継ぐ『新装改訂版 南極犬物語』が好評につき重版決定!

日本の南極観測開始から70年。鎖につながれたまま極寒の地に残された15頭のカラフト犬と、奇跡の再会を果たしたタロ・ジロの実話を描いた『新装改訂版 南極犬物語』(ハート出版)が、好評につき2刷となった。命の尊厳を問い直し、後世に語り継ぐべき感動の名作が、新装改訂の上製本として再び注目を集めている。