m.c.A・Tのプロフィール
1990年代前半に衝撃を与えたラッパーであり、DA PUMPのプロデュースも手掛けたm.c.A・Tのプロフィールからご紹介します。
出生名:不明
別名:富樫明生
生年月日:1961年5月15日
出身地:北海道札幌市
最終学歴:北海道教育大学旭川校卒業
デビューのきっかけ:中学時代にギターを始め、高校時代にはブラックミュージックに興味を持つようになっていきました。
そして北海道教育大学旭川校では軽音部に所属し、在学時代からアキオ・ワンダーと名乗り、カモフラージュJやアキオ・ワンダーwithミルク玉虫などのアマチュアバンドで活躍し、地元のアマチュア音楽界では有名な存在となっていきます。
1992年に日本初の"音楽ダンス映画"「ハートブレイカー 弾丸より愛を込めて」の音楽を手がけました。
そして1993年11月21日にm.c.A・Tとして、「Bomb A Head!」で再デビューします。
ラップに造詣が深くない人々でも、親しみやすい曲でしたので一般層にウケていました。
自身もJ-SCHOOL RAPと名乗り、ポップミュージックにラップを加えたスタイルでカラオケでも歌われるようになります。
コカ・コーラ社のファンタのCMにも起用された「SUPER HAPPY」や、「風に叫ぶ 〜Energy Guyのテーマ〜」など、老若男女問わず聴かれるようになっていきました。
ただ本格的なヒップホップミュージシャンからは、ヒップホップを貶めていると言われていたそうです…。
親しみやすくて良いと思いましたが、異なった立場から見ると、全く違う感想になるのでしょう。
1990年代半ばにかけて、数多くの曲をリリースしています。
その後1998年にはJin、TOMMY(富永TOMMY弘明)とブラックボーカルグループ「BETCHIN'」を結成し、A・Tとして参加しました。
そしてavexよりアルバム2枚、シングル6枚をリリースしています。
自らのライブ活動の傍ら、DA PUMPのプロデュースやAAAなど、数多くのアーティストにも楽曲を提供しました。
DA PUMP
DA PUMPの前身は沖縄アクターズスクール出身だった、玉城幸也さん、奥本健さん、宮良忍さん、邊土名一茶さんの4人で1996年に結成した「KOOZ]というグループです。
1か月後には「Billy The Kids」と改名し、8か月に及ぶレッスンや路上ライブを経て上京しました。
そして1997年6月に、m.c.A・Tプロデュースによる「Feelin' Good -It's PARADISE-」でデビューします。
1998年4月22日に、1995年に発売されたm.c.A・Tの「ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜」をリリースし、11万320枚を売り上げました。
オリコン最高位も週間18位と健闘しました。
キレッキレのダンスで人気でしたが、2006年~2009年にかけてISSA(邊土名一茶)さん以外の3人の初期メンバーがDA PUMPを脱退しています。
m.c.A・Tの現在
2023年6月28日に全曲新曲のニューアルバム「Crystal-Rainbow」をリリースしたm.c.A・T!
現在も活躍しています。
また2008年にNHKホールの「藤あや子20周年記念リサイタル」での共演以来親交を続けている藤あや子さんにHIP-HOPにアレンジした「秋田音頭」も提供していました。
HIP-HOP版秋田音頭、カッコイイですね。
固定観念に捉われず、色々な分野にチャレンジするm.c.A・T、才能が凄いです。
まとめ
今回は「DA PUMPのプロデュースをしたラッパーのm.c.A・Tの活躍や現在は?」についてご紹介しました。
新しい物に挑戦するチャレンジ精神は現在も健在です。
これからもずっと応援して行きたいですね!