第10位・シャイニン・オン君が哀しい

1985年8月12日のザ・トップテン第10位は、LOOKの「シャイニン・オン君が哀しい」でした。
リリース・1985年4月21日
作詞・作曲:千沢仁
オリコン最高位:週間8位
「シャイニン・オン君が哀しい」は、4人組バンド「LOOK」のデビュー曲として、1985年4月21日にリリースされました。
当初は低調なスタートでしたが、同年7月11日にTBS「ザ・ベストテン」のスポットライトに出演すると、徐々に売り上げを伸ばし、20万枚を超えるヒット曲となっています。
前月から売り上げを伸ばして、8月12日は10位にランクインしていました。
第9位・哀しい予感

第9位は翌1986年4月に亡くなってしまった岡田有希子さんの「哀しい予感」です。
リリース:1985年7月17日
作詞・作曲:竹内まりあ
オリコン最高位・週間7位
1984年にデビューした岡田有希子さんの6枚目のシングルとして発売され、曲調もあるかもしれませんがグッと大人っぽくなりました。
ただデビュー曲も手掛けた竹内まりあさんが、「哀しい予感」提供後のライブを観に行き、デビュー直後の笑顔が消えていたことが、心配になったと後に語っています。
こんなに若くて可愛かったのに残念ですね…。
第8位・翼の折れたエンジェル

第8位はハスキーボイスが魅力的な、中村あゆみさんの3枚目のシングル「翼の折れたエンジェル」です。
リリース:1985年4月21日
作詞・作曲:高橋研
オリコン最高位:週間4位
サーティーンで出会い、フォーティーンには幼い心を、あいつに預けたフィフティーン、シックスティーン初めてのキス、セブンティーン初めての朝、少しずつ溜息覚えたエイティーンという、恋人との出会いと恋愛が時系列の歌詞になっていて斬新でしたね。
日航機墜落事故の生存者であるKさんが、中村あゆみさんのファンと言っていたのを覚えています。
第7位・Bye Bye My Love

第7位は時代を超え音楽シーンを引っ張り続ける、サザンオールスターズで「Bye Bye My Love」です。
リリース:1985年5月29日
オリコン最高位:4位
作詞・作曲:桑田佳祐
サザンオールスターズの22枚目のシングルで、2019年からはストリーミング配信も開始されていて、全く古さを感じさせないですね。
第6位・早春物語

第6位は、角川3人娘の1人として人気を博した原田知世の「早春物語」です。
リリース:1985年7月17日
作詞:廉珍化
作曲:中崎英也
オリコン最高位:4位
原田知世さんの7枚目のシングルで、同タイトルの映画の主題歌だった早春物語です。
時をかける少女など、純真な少女の役が多かった原田知世さんですが、この映画ではお母さんの恋人だった中年男性と恋に落ちるという、グッと大人っぽい役に挑んでいました。
第5位・魔女

第5位は永遠のアイドル小泉今日子さんの「魔女」です。
リリース:1985年7月25日
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
オリコン最高位:週間1位
小泉今日子さんの16枚目のシングルの魔女は、真面目な女の子が派手に変身して自分をフッた彼氏を誘惑するという歌詞で、女の子の心情がよく表れている可愛い曲でした。
第4位・SAND BEIGE~砂漠へ~

第4位は小泉今日子さんと共に花の82年組と呼ばれた、1982年デビューの中森明菜さんの「
SAND BEIGE~砂漠へ~」でした。
リリース:1985年6月19日
作詞:許瑛子
作曲:都志見隆
オリコン最高位:週間1位
:年間7位
当時人気絶頂の中森明菜さんの12枚目のシングルとして発売され、異国情緒と中森明菜さんのアンニュイな雰囲気がピッタリで大ヒットしています。
とにかく美しかったですよね。
第3位・あなたを・もっと・知りたくて

第3位は原田知世さんと同じく、角川3人娘の1人だった薬師丸ひろ子さんの「あなたを・もっと・知りたくて」です。
リリース:1985年7月3日
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
オリコン最高位:週間2位
:年間12位
民営化直後のNTTキャンペーンソングで歌詞中の「もしもし私、誰だかわかる?」は薬師丸ひろ子さんが、作詞した松本隆さんに電話をかけた際のセリフを反映していたそうです。
薬師丸ひろ子さんから、「もしもし私、誰だかわかる?」なんて電話がきたら胸キュン(死語)してしまいますよね。
松本隆さんがうらやましいです。
第2位・悲しみにさよなら

第2位は濃いメイクと切ない歌詞が衝撃的だった安全地帯さんの「悲しみにさよなら」です。
リリース:1985年6月25日
作詞:松井五郎
作曲:玉置浩二
オリコン最高位:週間1位
:年間9位
安全地帯の9枚目のシングルは、安定してヒットしています。
3位の薬師丸ひろ子さんと後に夫婦になるとは、この時は知る由もありませんでした。
第1位・俺たちのロカビリーナイト

そして1985年8月12日、ザ・トップテンの第1位はチェッカーズの「俺たちのロカビリーナイト」でした。
リリース:1985年7月5日
作詞:売野雅勇
作曲:芹澤廣明
オリコン最高位:週間1位
:年間8位
ギザギザハートの子守唄でデビューし、一世を風靡したチェッカーズの7枚目のシングルです。
ギザギザハートの子守唄と同じく、不良少年時代の回想が歌詞になっていて仲を引き裂かれた恋人や、事故死してしまった友人など物悲しさが漂う名曲でした。
クロベエが好きだったので、訃報は悲しかったです。
色々あったようですが、1980年代に一時代を築いた偉大なバンドであることは間違いないですね!
まとめ
今回は「1985年8月12日・あの日のザ・トップテンの順位とは?」についてご紹介しました。
凄く懐かしい曲ばかりで、今でも歌える曲が多かったことや、「かなしい」という単語がタイトルについている曲が多いことが印象に残りました。
良い曲が多かったと今更ながら、当時が思いだされますね。