販売はバンプレスト

一度は見たことのあるバンプレスト
バンプレスト - Wikipedia
バンプレストは主にアミューズメント業界で有名になりました。
家庭用ゲームはもちろんアーケードゲームでは一度は遊んだことのあるゲームもあるのではないでしょうか。
有名なのはキャラクターを用いたゲームでしょう。
機動戦士ガンダムシリーズやキン肉マンなど当時のアニメで人気の高いキャラクターを使って遊べるように開発されアニメファンをゲームの世界へと連れてきていました。
現在バンプレストとしては社名がなくBANDAI SPIRITSに吸収合併にされ業務内容もそのまま引き継がれているようです。
陳牌のわかりやすいゲーム性
1995年にバンプレストから発売された「陳牌」はその名の通り麻雀牌を使用しパズルゲームです。
遊び方もランダムに積み重ねられた麻雀牌から同じ絵柄の牌を2つ選んで消していくというわかりやすさのゲームで、麻雀を知らない子どもから麻雀を知り尽くした大人まで時間を気にせず遊べるゲーム性でブームとなりました。

オーソドックスな麻雀牌
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音楽も麻雀発祥の地、中国にちなんで中国っぽい音楽性になっています。
この異国情緒も陳牌の魅力と言えるでしょう。
・ルールとしては直線で繋がる牌のみ消せる
・一度だけ直角に曲がることもできる
この2点のみというわかりやすさ!淡々とゲームを進めていけると思うでしょう。
ですが、すべての牌を消さないとクリアとはならずとても奥の深いゲームとなっています。
ゲーム内容としては1Pプレイ、1Pと2Pの協力プレイ、1P対2P、1P対COMと単純なプレイルールながら遊び方は豊富でいつでも遊べるゲームとなっています。
勝ち進んでいくと・・・
9人勝ち抜いていくと龍美というオリジナルキャラがランダムで出てくるという勝ち抜き戦は2プレイモードで1プレイとは異なって黄色い牌が出てきます。
その牌を消すと相手が直前に消した牌が復活し進行の邪魔をするというスタイルで邪魔をしている間に自分の牌を消していき先に全消しして勝ち進んでいくというもの。
今でも使われているこのゲーム性は万人に理解され遊びやすく飽きないという利点があり、麻雀牌もスタンダードな図柄だけではなくオリジナルの可愛らしいものや綺麗なものも増えてきているようです。

懐かしのスーファミカセット
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もちろんアーケードゲームにもこのゲームと同じようなルールのパズルゲームがあり、当時は誰かしら座っていた記憶があります。

ゲームセンターでアーケードゲーム
アミューズメントユニット | 事業紹介 | 株式会社バンダイナムコホールディングス
忘れちゃいけない存在
そうそう!このゲームで忘れていけないのがスーファミマウスの存在です。

スーパーファミコンマウス
スーパーファミコンマウス - Wikipedia
このマウスがあることによりよりスムーズな動きが可能となりました。牌のチョイスもコントローラーよりも楽にできるようになります。
この時代にPC以外にもマウスがあったことに驚きませんか?
このマウスの出現により、陳牌はもちろん他のゲーム性もそれまでとは異なる方法で遊べるようになりました。

特に1992年に発売されたマリオペイントと1993年に発売されたマリオとワリオはスーパーファミコンマウス専用ゲームとして発売され、通常のコントローラーでは遊ぶことができないゲームとなっています。
他にも通常コントローラーでもプレイすることはできるがスーパーファミコンマウス対応としても遊ぶことができるゲームもたくさん発売されました。
今回の陳牌もその一つです。
カーソルの動かし方が自由にできるようになったので絵を描くということが簡単にできるようになりました。
時代が早すぎたのか、スーパーファミコンマウスは製作者サイドの思惑通りには普及が進まずスーファミに歴史の中では輝かしいものにはなれなかったようです。
今でも愛されておるゲーム性は不滅
スーパーファミコンマウスの普及は思うようにいかなかったとは言え、ゲームの歴史に今後の展開をも示唆したような遊び方は子どもたちにはキラキラしたものに見えていたと思います。
今やスマホやタブレットで自由にカーソルを動かすことが当たり前となっています。自由に絵を描くこともできる、動きに困らないという利点はその後のゲームの歴史でも変えたものだったことでしょう。
どうでしたか?読んでみて懐かしんでもらえたでしょうか。
裏技なども当時はあったかもしれません。子どもたちの楽しめるアイテムとなったゲームも今や当たり前になっていますが大人もプレイしてしまう現象は、この頃の名残なのかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
懐かしゲームをこれからもご紹介していくので楽しみにしていてください。
ありがとうございました。