翼くんの親友の岬くん
まずは翼くんの親友でフィールドのアーティストと呼ばれた、天才MFの岬太郎くんからご紹介します。
名前:岬太郎(みさきたろう)
誕生日:5月5日
身長:174センチ
体重:62キロ
家族:父(絵描き)
両親が離婚し絵描きをしているお父さんに引き取られ、お父さんの仕事で各地を転々としながら育った岬くんです。
転校した先でサッカーを続けていたので、南葛小学校に転校する前から、埼玉の日向小次郎くんや北海道の松山光くんとも顔見知りでした。
岬君のその後は?

南葛FCで翼くんとコンビを組んで全国大会に優勝した後、お父さんの仕事でフランスに旅立ちました。
中学生編では、パリ在住だったためほとんど出番はありませんでしたが、ジュニアユース編では日本代表として活躍し、優勝に貢献しました。
その後絵描きのお父さんは富士山を描くことになり、帰国し南葛中学校に転校します。
そのまま南葛高校に入学しますが、まさかのスランプに陥ったしまった岬くん…。
日向小次郎くん率いる東邦学園高等部に3年間敗れてしまうのです。
「翼も若林もいない日本で負けるわけにはいかない」という日向くんに花を持たせたのかもしれませんが、日本に残った温和な岬くんが割を食ってしまった感じですね。
その後、プロ入りと進学を蹴って進んだワールドユース編では、まさかの交通事故でワールドユースから離脱することになってしまいます。
リハビリをして無理矢理決勝に出場し、日本の優勝に貢献しますが、事故でけがした足を更に痛めてしまいました。
その結果スカウトを受けていたパリSGへの移籍を断念したのです…。
高橋先生に嫌われているのではないかというほどの悲劇のキャラ岬くん。
でも努力の人ですから、リハビリを続けてジュビロ磐田に入団し日本国内で復帰を遂げたのです。
ただ「もう1度ケガをしたら二度とフィールドには立てない」という常に背水の陣を敷きながらのサッカー人生となってしまいました。
両親の離婚で転校続きという苦難の子供時代から、長じても苦難続きの人生の岬くん。
翼が陽なら岬くんは陰。
常にサポートする存在として、対比の役割としても必要なのでしょうか。
岬くんに報われてほしいですね。
高橋先生、頼みます!
北海道の雄、松山光くん

冬は雪に覆われ練習もままならず…という不利な状況でも、血のにじむような努力でみんなを引っ張る熱いキャプテンの松山光くんです。
名前:松山光(まつやまひかる)
誕生日:6月21日
出身地:北海道富良野市
身長:176センチ
体重:66キロ
小学生時代はふらのFCのキャプテンとして、全国大会に出場し準決勝では日向小次郎くん率いる明和FCと対戦しました。
試合終了間際にPKを獲得し、勝利まで後1歩のところまで進みましたが、GKの若島津のスーパーセーブに阻まれて敗北します。
岬くんとは以前から友達で、とてもフレンドリーな性格で南葛FCとも最初から友好的に接し、初登場時から好感度が高いキャラでした。
ふらの中学時代は3年生の大会で、準決勝で南葛中学と対戦します。
自ら生み出した地を這うロングシュート(イーグルショット)を引っさげて、王者南葛中学に真っ向勝負を挑みました。
空中での接触プレーで転倒しそうになった翼くんを助けるなど、そのフェアプレー精神と雪国で培った不屈の闘志で善戦しますが、試合終了間際の翼くんのシュートで敗北。
主人公ですから南葛中が勝つのは当然なのですが、一番好きなキャラなので買って欲しかったです。
こちらも悲しい設定が…なんとマネージャーの美子ちゃんは、大会で負けると同時に親の転勤で海外に行くことになっていたのでした。
必勝を願って作った鉢巻には小さく「ILOVEYOU YOSHIKO」の文字が…
試合終了後に美子ちゃんの気持ちを知った松山くんは、空港まで追いかけて美子ちゃんの気持ちにこたえたのです。
泣きながら、松山くんに抱き着く美子ちゃん…。
名シーンでした。
帰国した美子ちゃんと共に、ふらの高校に進学します。
ジュニアユース編では、三杉くんの提案でDFにコンバートしスイーパーとして守備に貢献しました。
また攻撃においても、オーバーラップからのロングシュートなどで活躍しました。
また大会初日に翼くんに自ら譲るまでキャプテンを務めるなど、実力のほかキャプテンシーや人間性でも優れているとして描かれています。
さすがは松山くん…。
ワールドユース編では、ボランチ(守備的MF)として守りの要となっています。
でも本戦では美子ちゃんが交通事故で重体となってしまい、看病のためにスウェーデンユース戦のスタメンを自ら外れることに…。
美子ちゃんも快復し、変わりに出場した選手が奮闘しながらも負傷したため、途中からします。
そして復帰後は懸命に活躍し、勝利に貢献したのです。
美子ちゃんの事故で看病のため駆けつけるところが、松山くんの魅力ですよね。
人間らしいというか、優しいというかそんなところが好きです。
コンサドーレ札幌に入団しながらも、海外で活躍したという夢を持ち続けている松山くんです。
フィールドの貴公子三杉淳くん
お次は卓越したテクニックで、一度は翼くんの戦意を喪失させたフィールドの貴公子三杉淳くんです。
本名:三杉淳(みすぎじゅん)
誕生日:6月23日
出身地:東京都武蔵野市
身長:177センチ
体重:64キロ
小学生編では、武蔵FCのキャプテンとして登場します。
心臓病のために数分しかピッチに立てないという、ハンデを背負う美少年。
南葛FCとは準決勝で対戦しますが、翼くんとは幼馴染で現在は武蔵FCのマネージャーの青葉弥生ちゃんから、心臓病のことを聞かされて翼くんは動揺します。
またその小学生離れした頭脳プレーや華麗なテクニックで自分は叶わないと、人生で初めて戦意喪失しますが最終的に南葛FCに敗れました。
その後は心臓病の治療に専念し、中学生生活最後の大会では30分という期限つきながら東京都の地区大会に出場を果たしました。
ただ決勝の東邦学園との試合で、日向くんとの小競り合いの結果途中退場となり…残念ながらチームは惜敗したのです。
このころからキャプテンとマネージャーの関係だった弥生ちゃんと交際を始め、「淳と弥生」と名前で呼び合うようになりました。
美男美女同士のカップルは収まるところに収まった感じです。
高校ではリハビリに専念していたため、特に目立った活躍は無く、前線の層が厚いためにポジションをリベロに下げてワールドユースに選出されます。
1次予選のタイではゴールを挙げますが、相手主力選手に抜かれるなど天才の面影は影を潜め存在感が薄くなってしまいました。
大学在学中にFC東京に入団し、ポジションを右サイドにあげ、同じく国内リーグで活躍するコンサドーレ札幌の松山光くんと激闘を繰り広げます。
ちなみに三杉くんを苦しめ続けた、心臓病は完治したとなっていますが…
日本対ドイツの試合で、当たり所が悪かったのか心臓が停止し、「三杉淳死亡」とネットで話題になったこともありましたが、大丈夫だったようです。
まとめ
今回は「キャプテン翼の主要キャラのその後~3Mと呼ばれた岬くん、三杉くん、松山くん」についてご紹介しました。
国内組の3人は3Mと呼ばれ、外見が似ているとも評されています。
優しく魅力的な3人ですので、今後の活躍に期待したいですね!