深草 小町(ふかくさ こまち)
主人公の妹。12歳。病気で入退院を繰り返している。
兄の九十九が自分のために楽しみを犠牲にしていることに自己嫌悪感を抱いており、いつも笑っていて欲しいと願っている。
普段は笑わないが、九十九が楽しそうな姿を見るのが好きで、九十九から花を渡されると笑う。兄を太陽のようだと思い、慕っている。
上巻 白玉(あげまき しらたま)
甘柿高等学校の3年生で、華道部の部長。九十九が聖地と呼んでいる裏玄関前に不定期で生け替えられている生け花の作者。主人公の素質を見抜き、華道部に勧誘する。
出羽国 燕(でわくに つばめ)
甘柿高等学校の2年生。華道部部員で出羽の国流の次期家元。
静寂を好み、明るくて賑やかな性格の九十九を毛嫌いしている。
マンガ「もえばな」の見どころ
少年漫画で生け花をテーマにしたものはかなり斬新です。いわゆるスポ根や戦闘ものとは程遠く、老若男女誰にでもお勧めできるゆるい作品に仕上がっています。華道というと難しく堅苦しいイメージもあるかもしれませんが、この作品は華道とはなんであるかを難しく語ることはありません。ひたすら花に萌え、たくさんの種類の花が登場するので、花の名前に詳しくなります。華道のことを全く知らない方でも十分楽しめるようになっています。
この作品のテーマであるお花は非常にきれいに描かれていて、息をのむ美しさです。そしてその生花を活ける登場人物達の花への愛や情熱、花へ向けられた様々な表情をぜひ見て頂きたいです。
花だけではなく、それを取り巻く人間模様も描かれていて、深い内容になっています。
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