鈴懸 吾郎 (すずかけ ごろう)
鈴懸真心の父親。小児外科医で、4年前まで北海道で大病院を経営していた。真心が子供の頃は、赤字の小児科をばっさり切り捨てる、利益優先主義の院長だった。病院を辞め、アメリカで過ごしたあとに、北海道の北広島市に移住。過去の考えを改め、「子どもたちの未来の手助けをしたい」と、総合病院の小児医療センター長として働くが、小児科医が足りず、真心を誘う。
マンガ「プラタナスの実」の見どころ
本作は徹底的な取材を積み重ねた作者だからこそ描ける小児科医療のリアルが詰まっています。主人公の真心先生は子供たちだけではなくその家族にまで真剣に向き合い、決して批判をせずにそれぞれの立場に向き合い寄り添ってくれる誠実な小児科医です。その姿が読者の心に熱きものを感じさせてくれます。子供を小児科に連れてくる母親。彼女たちは仕事が忙しくギリギリの状態で生活しています。その家庭の事情をちゃんと理解し、子供の命に対する責任を問うことをせずに、むしろ心を慰める言葉をかけて癒やしてくれるのです。そんな真心先生のような小児科医がいてくれたら母親が自責の念にさいなまれずにいられるのに、と思わせてくれる作品です。また、真心先生自身が家族の問題を抱えていたりと、徐々に明らかになっていくプライベートの謎も見逃せません。
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