逢沢 いち子(あいざわ いちこ)
不良めいた装いの女子生徒。校内だろうと構わず性行為におよぶ、課題を提出しないなど、問題児として有名な女生徒。2年生の時に男子生徒との性行為を高柳に咎められ、以来彼が気になっていた。高柳から教養を身につけることを勧められ、試しにボールペン字のテキストを進めたのをきっかけに勉強に関心を持ち始めた。倫理を受け始めてからは一層高柳に惹かれ、彼に見合う教養を身に着けようと努力している。
沖津 叶太(おきつ かなた)
自身の性に曖昧なXジェンダーの男子生徒。家族の事を気にかけない父親のことを嫌っており、そんな父の象徴であるネクタイのことも嫌っている。ネクタイとブレザーを着用せずに登校していたため、服装検査を行っていた高柳に指摘される。
マンガ「ここは今から倫理です。」の見どころ
これまで「教師モノ」と呼ばれるマンガは多々ありましたが、ほぼ全員アツい、熱血教師だったと思います。でも「ここ倫」の高柳はアツくならない。クール。しかも美形です。
彼は高3なりたての倫理選択者相手に授業を始める時、かならず「倫理は学ばなくても困らない、汎用性も実用性もない。でも自分が一人ぼっちの時に、知っておいた方がいい知恵である」と前置きをします。なぜ自分はつらいのか、困っているのか、それをどう考えたらいいのか、救いはどこにあるのか・・・そういったものを掬い上げる学問が「倫理」であり「哲学」であると、とつとつと説きます。おそらく授業そのものは抽象的で、実感がないでしょう。きっと眠いと思います(笑)。
でも、何らかのコトが起きた時、その倫理のとらえ方、考え方が、自分に身を伴って迫ってくるその時に、駆け付けて語る高柳のアツいこと!クールビューティをガチに崩して恫喝することも。そのギャップがまた凄い。
倫理とは、哲学とは・・・抽象的過ぎて理解のむずかしい世界を、こんな風に紐解いて伝えてくれる作品はなかなかありません。生きるのが難しい昨今の若者に受けている理由がよくわかります。大学の哲学の先生もテキストとして推奨している今作、あなたもぜひ、高柳のギャップ性高い沼にはまってみてください。
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