壮絶な人生を経験し長期休養も!朝ドラのヒロインにもなった遠野なぎこの活躍

壮絶な人生を経験し長期休養も!朝ドラのヒロインにもなった遠野なぎこの活躍

歯に衣着せぬ発言でバラエティー番組に出演することも多い遠野なぎこさん。NHKの連続テレビ小説「すずらん」や昼ドラ「冬の輪舞」などに出演した経歴を持つ清楚系の女優さんでした。2002年には「海が見ていた」でヌードも披露しています。超スピード離婚などお騒がせなイメージを持つ方も多いと思いますが、幼少期に受けた虐待なども影響しているようです。今回はそんな光と影を持つ遠野なぎこさんについてご紹介します。


遠野なぎこのプロフィール

まずは遠野なぎこさんのプロフィールからご紹介します。
本名:青木秋美(あおきあきみ)
生年月日:1979年11月22日
出身地:神奈川県川崎市
身長:164センチ
血液型:O型
デビューのキッカケ:1991年にテレビ朝日『鳥人戦隊ジェットマン』に、本名の「青木秋美」名でゲスト出演しました。
その後1994年の連続ドラマ「嫁の出る幕」からは、遠野凪子名義でレギュラー出演しています。
翌1995年には大河ドラマ「8代将軍吉宗」や連続ドラマ「未成年」に出演しました。

ドラマ「未成年」では当時15歳で、いしだ壱成さんを相手に激しいラブシーンを演じています。
遠野凪子さんの熱演もあり、ドラマは大きな話題を呼びましたが、このドラマの出演をきっかけに人格崩壊が起こってしまったと後に語っていました。(理由については後述)

1999年にはNHK朝の連続テレビ小説『すずらん』でヒロイン・常盤萌を演じています。
2001年には、映画『日本の黒い夏─冤罪』で日本映画批評家協会新人賞を受賞しました。
2002年、映画『海は見ていた』では遊女役を熱演し、ヌードを披露します。

遠野なぎこさんは10代の頃から、清楚なのですが妖艶な魅力がありますよね。
2005年には東海テレビ制作の昼ドラ「冬の輪舞」に主演し、同じく人気を博した昼ドラ「真珠夫人」や「牡丹と薔薇」を抜く高視聴率を獲得しています。

「冬の輪舞」には仮面ライダー555のオルフェノク役で人気を博した泉政行さんも出演していました。

泉政行さんは残念ながら、病気のため2015年7月28日に35歳で逝去しています。

その後の遠野なぎこさんは、2010年に凪子からなぎこに改名し、以降も女優としてタレントとして活躍しています。
土曜ワイド劇場や水曜ミステリー9、月曜ゴールデンなど2時間ドラマを中心として出演していました。
バラエティーでは痛快TV スカッとジャパン(フジテレビ系)に不定期で出演したり、「バラいろダンディ(東京MX)」に、2015年から隔週で月曜日に出演するなど、豪快なキャラクターが重宝されています。

ドラマ「未成年」の後に長期休養したのはなぜ?

では遠野なぎこさんが、1995年のドラマ「未成年」の後に長期休養した理由とはなんだったのでしょうか?
子役として活躍していた遠野なぎこさんは、両親から虐待と育児放棄をうけていました。
親の言いなりになって、仕事を続けるしかなかったといいます。
人気子役のために学校でイジメを受けても、耐えて仕事を続けるしかなかったそうです。

そして15歳の時に出演したドラマ「未成年」は、男にだらしない母親を持ち自らも売春をする少女(カー子)という難しい役柄でした。
ドラマの中で、好きだったヒロ(いしだ壱成)さんを誘惑し、耐え切れなくなったヒロに卓球台に押し倒されるシーンがあります。

当時遠野なぎこさんは、キスをしたことがなくウブだったと後日語っていました。
またドラマの撮影中から、グラビアの撮影も初めたのですがこのころから体重が増え始めて悩んでいたそうなのです。

お母さんに相談すると、なんと吐くことを勧められ、このことがきっかけで摂食障害を発症してしまったのでした。

実の娘に吐くことを勧めるなんて、なかなか考えられないです。
そして医師から長期間休むことを勧められた遠野なぎこさんは、ドラマ「未成年」の撮影後から長期間の休養に入ったのでした。

遠野なぎこオフィシャルブログ「Nagiko Tono Official Blog」Powered by Ameba

摂食障害やパニック障害など、精神的な病を抱え苦しむ方の憩いの場として開いた遠野なぎこさんのブログですが、2020年6月13日が最後の更新となっています。

お母さんのことなど、率直な言葉で綴られていて胸を打ちます…。

まとめ

今回は「壮絶な人生を経験し長期休養も!朝ドラのヒロインにもなった遠野なぎこの活躍」についてご紹介しました。
「すずらん」に出演していたころ、すごく清楚で美しくてこんなにつらい過去を背負っていること気付かなかったです。
とても才能のある女優さんなので、今後の活躍に期待したいですね。

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