織田信長
本作におけるもう一人の主人公。通説通り、冷酷で残虐だが、同時に革新性を備えており合理的な人物。一度信頼した人物には疑念を抱くことは無いが、裏切られたと知ると激高する。また、寂しがりやであるとお市がケンに語っている。何でも自分で決めないと気が済まない人物であるとのことだが、一方で配下に指示を出す時は全ての事情を明かさず、自分の内心を察して行動するように命じる傾向にある(もっとも間者への対策というやむを得ない事情もある)。ケンに対しては特にその傾向が強く、またケンを信頼すると同時に無理難題をふっかけ、一介の料理人のケンを間者や使者として送り込むこともある。
複数の軍団を支配する大大名となって以降も武芸の鍛錬や運動を欠かすことはなく代謝も盛んなためか、料理は濃い味付けが好みで、甘党である。気忙しない性格であり、食事をあまり味わうことなくかきこんで食べるが、味覚自体はケンに「グローバル」と称されるよう性格同様鋭敏かつ柔軟であり、ケンの料理の価値を真っ先に認め評価している。
夏
ヒロイン。刀鍛冶職人。戦で家族を失い、天涯孤独の身である。刀を作るために真砂を取っていた時に、川上から流れてきたケンを助けた。ケンに好意以上の想いを寄せている。天王寺合戦でケンが傷を負ったと聞き、大慌てで見舞いに駆け付けた際に求婚されるが、自身が受け継いだ鍛冶の技を弟子である勘太に伝えるまで待ってほしいと願う。
刀鍛冶を司る女神金屋子神の嫉妬をかわぬよう、普段は男装で通しており未通の身である。
ようこ(瑤子)
ケンと同様に現代社会から戦国時代にタイムスリップした、京都のホテルでパティシエールをしていた女性。ケン同様、この時代の女性と比べると大柄な部類で、楓曰く「ケンと並ぶとちょうど良い」。
ケンと異なり、未来人しか知らない歴史知識を顕如に提供しており、予言者として重宝されている。ただ、松田から「天王寺合戦で毛利を動かす」と聞いても、その毛利が何のことなのか分からないなど、ケンや松田と比較すると、それほど歴史に関する知識は無いようである。
楓(かえで)
信長軍のくノ一。敵対する浅井長政、お市の方の元へとケンが信長の命で朝倉方の料理人になり代わって小谷城に潜入した際に監視兼護衛役となる。以後、ケンと行動を共にすることも多い。
信長の命を絶対とし、任務や情報収集のためには体を売ることも厭わないが、実はケンには密かな思いを抱いている。ケンに洋菓子の作り方を教わり、石山本願寺に潜入し、ようこと出会い、料理助手として信頼を得て行く。
本願寺から織田に帰参してからしばらくは濃姫付きの菓子職人をしていたが、諜報役に復帰後は毛利方に潜入し情報を織田方に通達している。
マンガ「信長のシェフ」の見どころ
現代から戦国時代にタイムスリップした料理人のケンが主人公で、タイムスリップの際に記憶を失っているのですが、料理や野草のことが詳しく、未来から来たことを悟り、この時代にない料理法で商売を始めます。それが街で評判となり、後に信長に仕えるのですが、「泣かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」という気の短さを表した川柳があるほどの人物から、ケンがどう信頼を築き上げていくのかが見どころです。また、ケンの他にも、ようこや松田など、京都のホテルの同僚もタイムスリップしており、今後の行方や、タイムスリップの謎など見どころ満載です。
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