糀谷
新吉原「花扇」の太客。実業家風のイケメン。明日風が吉原に来たばかりの頃、店の酔った客に絡まれているところを助けた。「アザミ」の水揚げを行うはずだったが、優しい言動は名ばかりで心情は歪んでおり、金でアザミを征服しようとしたため、アザミから水揚げを拒否されてしまう。
三倉
新吉原「花扇」の用心棒的存在。右目に黒い眼帯をしている。そっけない態度だが、時に明日風に力強い言葉を投げかけ、支えとなる。かつて遊女と悲劇的な別れを経験しており、もう二度と遊女に恋はしないと決意している。
マンガ「十億のアレ。~吉原いちの花魁~」の見どころ
作者の宇月あいはもともと花魁や吉原といった江戸風俗が好きで、吉原を描いてみたい、という希望を持っていたそうです。でも江戸時代の遊女はもう悲話しかない、でも現代なら強く自立した女性が描ける、と語っており、その意気込みが「明日風」という主人公の強さに重なります。
自分が十億で買われたこと、それに伴う自分の女としての価値、商品としての価値、人間としての価値。それらを考えざるを得ない状況で、三倉から掛けられる言葉の一つ一つが明日風を強くしなやかにしていきます。特に「男に救われることをゴールにするな、一人で立つことをゴールにするんだ」という言葉は、どんな立場の人間も心震える名セリフです。
そして「服のシワを描くのが好き」と明言する作者が描く着物の美しさ豪華さ絢爛さも、大きな魅力ですよ。
もちろんAmazonでも「十億のアレ。~吉原いちの花魁~」コミックを全巻大人買いが出来ます!
電子書籍サイトもいいけど、AmazonからもKindle版のご購入ができますよ。Kindleなら配送時間を気にせずにすぐに読むことができますし、紙の本よりも安く購入が可能!コミックで「十億のアレ。~吉原いちの花魁~」を全巻読みたい方はAmazonをチェックしてみては??
※本記事は執筆時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。詳細は、各サービスの公式サイトをご確認ください。
 
     
     
		




