知る人ぞ知るゲーム会社「ビック東海」!!
皆さんは「ビック東海」という会社名を覚えていますでしょうか?80年代から90年代にかけて、ファミコンやメガドライブ用のゲームなどを制作していた会社で、特にメガドライブにおいては一定の成功を収めていました。この記事では、そんなビック東海が世に送り出したゲームソフトと、現在の状況について特集したいと思います。
ビック東海のゲームソフトの一例。
ビック東海が制作したゲームの数々!!
ファミコンやメガドライブなどで、様々なソフトを発売したビック東海。その作品群はいずれも非常にクセの強いものが多く、「クソゲー」「バカゲー」の烙印を押されることも珍しくありませんでした。ここでは、そんなビック東海のゲームの中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄
1988年に発売されたファミコン用ソフト「カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄」。当時フジテレビ系列で放送されていた「所さんのただものではない!」でブレイクした子役・カケフくんが主役のいわゆるタレントゲームで、アフリカの小国「ポコニョッコリ王国」を舞台に、タイムアタック的に全ステージをクリアすることを目的とするアクションゲームでした。

ゴルゴ13
1988年に発売されたファミコン用ソフト「ゴルゴ13 第一章神々の黄昏」。漫画「ゴルゴ13」をベースに、主人公・ゴルゴ13を操作することで、ニューヨークで発生したヘリコプター爆破事故の謎を解明するという内容でした。1990年には、同じくファミコン用ソフト「ゴルゴ13 第二章イカロスの謎」が続編として発売されています。

まじかるキッズどろぴー
1990年に発売されたファミコン用ソフト「まじかるキッズどろぴー」。世界の危機を救うため、ロボット軍団「悪玉帝国」を倒すことを目的とした横スクロールアクションゲームでした。

バトルマニア大吟醸
1993年に発売されたメガドライブ用ソフト「バトルマニア大吟醸」。前年発売の「バトルマニア」の続編であり、トラブルシューター・大鳥居マニアと羽田マリアの活躍を描くシューティングゲームでした。

「ビック東海」の現在は?
80年代から90年代にかけて上記のようなゲーム開発を行っていたビック東海ですが、その後ゲーム事業から撤退、その一方で1996年からは株式会社TOKAIと共同でインターネット事業を開始し、2011年には社名が「株式会社TOKAIホールディングス」となりました。そして2012年までケーブルテレビ事業(現在はTOKAIケーブルネットワークが運営)を行っていたほか、現在は格安SIMサービス「LIBMO」やiPhone修理店「iCracked Store」などを展開している模様です。その一方で、2010年にはモバゲーにて「スイーツランド」というゲームの制作を行っており、ゲーム事業へ再参入したとして話題となりました。果たして今後どのような事業展開を行っていくのか?目が離せない企業の一つとなっています!
公式サイト
TOKAIホールディングス | TOKAIグループ
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