公開39周年!『映画監督 大島渚の戦い「戦場のメリークリスマス」への軌跡』が好評発売中!!
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンより、映画「戦場のメリークリスマス」の壮絶な誕生秘話を綴った電子書籍『映画監督 大島渚の戦い「戦場のメリークリスマス」への軌跡』(吉田伊知郎 著)が現在好評発売中です。価格は1485円(税込)。

公開39周年!大島渚の代表作「戦メリ」誕生秘話が明かされる!
本年(2022年)に生誕90年を迎える世界的巨匠、映画監督・大島渚監督。その代表作の一つが、“戦メリ”の愛称とともに、幅広い年齢層から熱烈に愛されるレジェンド的傑作『戦場のメリークリスマス』(1983)です。
デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、トム・コンティ、ビートたけしという異色の顔ぶれによる豪華競演、オール海外ロケによる国際的スケールで製作された同作品は、カンヌ国際映画祭をはじめ世界中で賞讃され、各国で大ヒットを記録しました。
公開から39年を迎え、今なお輝きを失わないこの奇跡の映画は、どんな経緯で企画され、どのようにして作られたのか……?
「映画評論・入門!」「映画『東京オリンピック』1964」などの書籍執筆や、映画雑誌各誌で活躍する気鋭の映画評論家・吉田伊知郎(別筆名・モルモット吉田)が、映画WEBマガジン『CINEMORE』で大きな反響を呼んだ記事を大幅に加筆・新構成し、当時の時代背景と現在の視点を交差させながら描破。スリリングでエキサイティング、読み始めたらとまらない、まさに必読の一冊です。
映画「戦場のメリークリスマス」について
2022年5月28日で初公開から39年を迎える、伝説の映画「戦場のメリークリスマス」。「戦メリ」の愛称で知られる同映画は、1983年の公開当時大きなセンセーションを呼び、全世界で大ヒットを記録しました。幅広い年齢層から熱烈に愛されるこのレジェンド傑作を監督したのは、本年、生誕90年を迎える世界的巨匠・大島渚。デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、トム・コンティ、ビートたけしという異色の豪華競演。
オール海外ロケによる国際的スケールで製作された同作品は、カンヌ国際映画祭をはじめ世界中が賞讃。第2次大戦中、太平洋の孤島にある日本軍捕虜収容所で、いったい何がおこったのか……?東洋と西洋の文化と愛憎が激突し、予想もつかない結末へとなだれ込む、衝撃と感動のドラマ。毅然とした英国将校に扮したデヴィッド・ボウイの名演。斬新なメーキャップの坂本龍一。圧倒的存在感を見せるビートたけし。温厚で平和的な通訳を名演したトム・コンティ。それぞれの演技と、気迫の大島演出、成島東一郎の美的キャメラワークがスペークし、高テンションの一作に結実。もちろん、坂本龍一作曲のテーマ曲「戦場のメリークリスマス」が、現在でもエヴァーグリーンの名曲として、カヴァーされ続けていることは言うまでもありません。
構想から完成まで数年。日・英・ニュージーランド合作で実現したこの奇跡の映画は、一昨年(2021年)のリバイバル公開でも、若く新しい層を迎えて大ヒット。DVDやBlu-ray、CS放送、配信などでも大人気を誇る作品です。
書籍概要
目次
序 敗戦の少年
第1章 異人たちとの戦争
第2章 怒りの時代『日本の夜と霧』がもたらす死と生
第3章 やさしさの時代女性へのまなざしと『愛のコリーダ』
第4章 抱擁の大地『戦メリ』の萌芽
第5章 映画に落ちてきた男
第6章 I am The Most Happy Man in The World
第7章 『戦場のメリークリスマス』戦後秘話
結び戦争ごっこ
あとがき
【参考文献・引用文献】
著者情報
吉田伊知郎(よしだ・いちろう)
1978年生、兵庫県出身。映画評論家。
著書に「映画評論・入門!」(洋泉社)、共著に「映画『東京オリンピック』1964」(復刊ドットコム)、「映画監督、北野武。」(フィルムアート社)、「『シン・ゴジラ」をどう観るか」(河出書房新社)ほか。『キネマ旬報』『映画芸術』『ユリイカ』等の雑誌、web媒体ほかに執筆。現在(2022年)、web『CINEMORE』に「そのとき映画は誕生した」を連載中。別名義にモルモット吉田。

書籍情報
タイトル:『映画監督 大島渚の戦い 「戦場のメリークリスマス」への軌跡』
著者:吉田伊知郎
発売日:2022年6月29日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
形式:電子書籍
定価:1650円(税込)
ご購入はこちらから!
写真集「時間〜TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA」が発売!写真展会場で100名にオリジナルポスターをプレゼント!
昨年4月の緊急事態宣言発令により会期途中で中断を余儀なくされた「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA リターンズ 鋤田正義写真展」が、京都の美術館「えき」KYOTOにて6月25日(土)から7月24日(日)まで開催、約200点の作品が展示されています。
会場では、鋤田正義がデヴィッド・ボウイと京都を40年にわたって追いかけた作品を、展示写真をメインに厳選して収録した写真集「時間〜TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA —鋤田正義が撮るデヴィッド・ボウイと京都—」(ヨシモトブックス)を販売。写真集を購入した先着100名には、写真集オリジナルポスター(B2判)がプレゼントされます。

「時間〜TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA –鋤田正義が撮るデヴィッド・ボウイと京都-」
デヴィッド・ボウイが愛した京都、その過去と現在
1972年、伝説のロック・グループのT-REXを撮影しに行ったロンドンで、写真家・鋤田正義はデヴィッド・ボウイと出会い、翌年には彼のワールド・ツアーに同行。以来、2人の関係はボウイがこの世を去るまで約40数年間に及んだ。ボウイは大の親日家で、京都にも何度か訪れた。1980年のある日、鋤田はボウイとプライベートな時間を京都で過ごすことになるが、その時間は今も強烈に鋤田の心に残っている。鋤田は、過去の時間を整理し再び心に刻むため、ボウイが愛した京都を撮り始めたーーーー。
昨年コロナ禍で中断となった写真展が「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA リターンズ 鋤田正義写真展」と銘打ち、京都の美術館「えき」KYOTOにて、6月25日(土)から7月24日(日)まで再開催されることになりました。1980年当時、京都で撮影したデヴィッド・ボウイの写真とともに、ボウイが愛した京都の“今”を撮り下ろした作品の他、鋤田が40数年間にわたって撮り続けたデヴィッド・ボウイのポートレイトもあわせて展示されます。
本写真集は、その写真展で展示される写真をメインに、展示しきれなかった秘蔵ショットや名盤『Heroes』にまつわるエピソード、写真展のプロデューサーでもある立川直樹による回顧録、鋤田自らボウイゆかりの地を巡って撮影した写真も含めた174点もの写真を収録しています。

収録写真抜粋
@Sukita
書籍概要
写真集「時間〜TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA –鋤田正義が撮るデヴィッド・ボウイと京都-」
写真:鋤田正義
プロデュース&ディレクション・文章:立川直樹
2021年5月6日(木)一般発売
定価本体4,000円+税
版型:A4変形・横位置(W297 × H195mm)
頁数:168ページ
発行:ヨシモトブックス
発売:株式会社ワニブックス
Amazon.co.jpでのご購入はこちらから!
展覧会「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA リターンズ 鋤田正義写真展」概要
会期:2022年6月25日(土)~7月24日(日) 会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO
住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
開館時間:10:00~19:30(入館締切は閉館30分前)
入館料:一般 900円、 高・大学生 700円、 小・中学生 500円 ※価格はいずれも税込
「Saturday Music Time」毎週土曜17:00~18:30 は、立川直樹氏選曲によるボウイの音楽(10曲)が会場に流れます。音楽と共に写真展をお楽しみください。
主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
後援:FM802/FMCOCOLO
プロデュース:立川直樹
会場デザイン:岸 健太
協力:東京リスマチック株式会社、吉本興業ホールディングス株式会社
企画協力:鋤田事務所、立川事務所
※最新情報は、当館ホームページ、公式Twitter、公式LINEでご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館の際、マスク着用・検温・消毒をお願いしております。
美術館「えき」KYOTO
「戦メリ」がきっかけ?坂本龍一が「BTS」リーダーのインスタをフォロー!
『映画監督 大島渚の戦い「戦場のメリークリスマス」への軌跡』が好評発売中な一方で、坂本龍一がインスタグラムにて韓国発の男性グループ「BTS」のリーダー・RM(キム・ナムジュン)のアカウントをフォローしたことが話題となっています。
RMをフォローした経緯は不明なものの、坂本の娘・坂本美雨によれば、RMが「戦メリ」をインスタのストーリーズで取り上げており、それを父に伝えていたとのこと。「戦メリ」がきっかけとなり、BTSと繋がることになった模様です。現在、ステージ4の直腸ガンとの闘病生活を送っている坂本。今後も新たな動きを見せてくれる予感です!
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