「リアルしか勝たん?コロナ慣れ大学生流行語大賞2021年度上半期」が発表!!
大学サークルのプラットフォームアプリ「サークルアップ」を運営する株式会社ユーキャンパスユースが、サークルアップに登録する全国の現役大学生300名へのアンケートをもとに「リアルしか勝たん?コロナ慣れ大学生流行語大賞2021年度上半期」を発表しました。アンケート結果は「ヒト部門」「モノこと部門」「アプリ部門」「コトバ部門」の4つにカテゴライズされており、それぞれの1位から10位は以下の通り。今から30年前の「1991年の流行語」と交えて確認しておきましょう!

【調査概要】
調査機関:2021年10月9日~2021年10月19日
調査方法:WEBアンケート
調査対象:サークルアップに登録している全国の現役大学生
回答数:300名
ヒト部門

1位に輝いたのは、「コムドット」。2020年度下半期のコトバ部門でも、3位にリーダー・やまとが発した「道を開けろ」がランクインしていました。未だトップYouTuberとしての人気は止まりません。
3位は「ひろゆき」。2ちゃんねるの開設者として有名ですが、自身の生配信内での特徴的な口調と、視聴者から寄せられたコメントを次々と論破する様子が印象的で、大学生の間でブームになりました。
4位は「菅義偉」元首相。10月に内閣総理大臣を退任となりましたが、新型コロナウイルス対策に奔走した総理大臣であったため、大学生も政策等を目にする機会が多く、身近に感じていたのではないでしょうか。内閣官房長官時代、令和の元号発表を行った際にはその様子が「かわいい」「癒される」とSNS上で話題になりました。
一方、1991年は…?
一方、今から30年前の1991年に話題となったヒトと言えば、大相撲における「若貴」ではないでしょうか。兄・若花田、弟・貴花田の兄弟の活躍は「若貴フィーバー」と呼ばれ、普段相撲に興味のない層にも相撲人気が波及していました。「若貴」は同年の新語・流行語大賞(流行語部門・金賞)を受賞しています。

モノこと部門

1位は「東京オリンピック」。このイベントなしに2021年は語れません。出場選手の活躍をTVで応援したり、ボランティアとして参加したりする大学生がいた一方で、オリンピックは開催するのに練習や合宿、公演等のサークル活動が制限されることに違和感を覚えた大学生も少なくなかったかもしれません。関連ワードとして開会式で披露された「ピクトグラム」が6位にランクインしています。
2位は「コロナワクチン」。発熱等の副反応をInstagramのストーリーで投稿する様子も多く見られました。またワクチン接種を完了して今まで控えていた帰省や旅行をする学生も多くいたようです。
一方、1991年は…?
一方、今から30年前の1991年に話題となったモノことと言えば、テレビドラマ「101回目のプロポーズ」が挙げられるでしょう。浅野温子と武田鉄矢のダブル主演で、名シーン「僕は死にましぇん」は同年の新語・流行語大賞(大衆部門・金賞)を獲得。主題歌に起用されたCHAGE&ASKA「SAY YES」のメガヒットも記憶に新しいところです。

アプリ部門

1位は前回の2020年度下半期と同様、「UberEats」。たくさんのフードデリバリーサービスが競合している中でも不動の1位です。飲食店が時短営業を行っていた関係で、宅飲みやホカンス(「ホテル」と「バカンス」を合わせた造語)といった室内で食事を楽しむ機会が増え、大学生の間では「Uberする」と動詞化して日常的に使われています。
2位の「YouTube」、4位の「Netflix」や6位の「Amazonプライムビデオ」といったお家時間を楽しむ動画配信サービスは今回も変わらずの人気です。
一方、1991年は…?
一方、今から30年前の1991年にアプリという概念は浸透していなかったものの、ゲームにおいてはカプコンの格闘ゲーム「ストリートファイターII(ストⅡ)」が登場した年でもありました。ゲームセンターおよび各種ゲーム機における格ゲーの礎として、現在に至るまで伝説となっています。

コトバ部門

1位は「〇〇しか勝たん」。2020年度上半期でも2位にランクインしており、大学生にとってはもはや日常会話の中で違和感がないコトバになっています。
第2位は「ひよってるやついる?」。モノこと部門でも3位にランクインした「東京卍リベンジャーズ」の人気キャラクター・マイキーのセリフです。「ひよってるやついる?いねえよなあ!」と仲間を鼓舞するための使われていたのが元ネタで、友人を面白く可笑しく煽る時に使われています。
一方、1991年は…?
一方、今から30年前の1991年に話題となったコトバと言えば、チャーリー浜の「…じゃあ~りませんか」ではないでしょうか。「ごめんくさい」「君たちがいて、僕がいる」などの持ちネタとともに、浜は一躍全国区の人気を獲得しました。同年の新語・流行語大賞(年間大賞)を見事受賞しています。

このように、ミドル世代にとっていよいよ付いていくことが厳しくなってきた昨今の流行語。来年はどのような流行語が誕生するのでしょうか?1992年の流行語とともに確認しておきたいところです!
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