ダイハードってどんな映画?
あらすじ

原作はどんなお話?

小説の主人公の方が強かった!?
舞台は石油会社だった!!

ロケ地となったフォックスプラザ
ビルを所有していた会社は元はアメリカン・クラクソン・オイル・コーポレーションという会社でしたが変更となり映画ではナカトミ・コーポレーションという日系企業となっています。公開当時はバブルもはじける前の日本でしたので経済的な勢いもあったのかもしれません。
実は娘が死んでいた!? 知られざるダイハード1の原作
ダイハード1はロデリック・ソープの小説 Nothing Lasts Forever(1979年)を原作としています。そのため原作と若干違ってくるのですが、何よりも違うのが結末です。映画では最後、敵であるハンスのみがビルの最上階から転落し、主人公のマクレーンとその妻は無事生還します。

転落直前のシーン
しかし、小説の原作ではビルの人質がそもそも妻ではなく主人公の娘となっています。また最後の悪役にビルに落ちる際、道連れになってしまい、主人公だけが生き残ってしまいます。
小説では他にも暗いシーンが多かったのですが映画監督の意向で映画ダイハードは明るい形で世に出ることになりました。
そもそもなぜこんな違うのか
上記にもあるように監督が明るいエンディングを希望したこともありますが、何よりも原作者の意向により様々な面での改変が行われたそうです。
原作を使った映画の公開は許可しましたがキャラを崩壊させないために原作の主人公「ジョーゼフ・リーランド」は使用許可が下りませんでした。そのため上にあるような原作との違いが多く生まれました。
まとめ
映画ひとつでこれほどの秘話が隠されているとはといったところでした!原作者の方の考えも素晴らしいですし限られた状況で名作を作るスタッフの方々にも頭が上がりませんね。また続編ダイハードも様々な秘話が眠っているので別の機会に記事にしてみたいと思います!