【訃報】元女子プロレスラーの風間ルミさん死去
女子プロレスラーとしてジャパン女子プロレスなどで活躍した風間ルミさんが死去していたことが22日分かりました。55歳。本名は斉藤ルミエさん。
10代の時にキックボクサーとしてプロデビューし、その後シュートボクシング(SB)でも活躍していた風間さん。1986年にジャパン女子プロレスへの入団後は、同期の神取忍と共に団体の盛り上げに成功。さらにアイドル的なルックスもあり、東芝EMIから「都会の流星〜ホロスコープマジック」で歌手デビューするなど、異色の経歴を持つ女子プロレスラーとしても知られています。

EP「都会の流星〜ホロスコープマジック」
92年にはジャパン女子を脱退し、同団体の解散後には女子プロレス団体「LLPW」を旗揚げ。これにより女子プロレス史上初の社長兼レスラーとして活動していくことに。同団体の所属選手には打撃系格闘技出身の風間さん以外にも柔道出身の神取、空手を学んでいたハーレー斉藤らが在籍し、格闘技志向が強かったことから初の女子選手によるバーリトゥード大会「L-1」も開催しています。
03年に現役を引退。その後は飲食店の経営や、講演活動、コーチ業などを行っていました。最近の風間さんのツイッターでは「久々にジワジワきている子宮内膜症の痛み。この痛みのため、全く何も手をつけられません」「痛みは薬でおさまっているけど、今回はかなりの月経過多で貧血。買い物に行こうとしたんだけど、クラクラして動けない」と体調不良をうかがわせる投稿が並び、ファンが心配をしていた矢先の訃報となりました。
ご冥福をお祈りいたします。
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