どんな漫画?
登場人物の魅力
トップエージェント「スプリガン」を中心に物語が進行していきます。
そこで中心人物をちょこっと紹介していきます!!

御神苗 優(主人公)

ジャン・ジャックモンド

ティア・フラット

朧
あまり知られていないスプリガンの由来
スプリガンをお読みになられた方でもあまり知られていないのがスプリガンの由来ですが、これはイングランドに伝わる埋もれた財宝を守る精霊を意味します。いわゆるドワーフなどと同じようなものですが、盗人から財宝を守るためあらゆる手を尽くす存在です。つまりタイトル通り主人公たちも「スプリガン」として財宝を守っているのです。
他の漫画とここが違う!!
ストーリーとしてのスプリガンも非常に面白いですが、それをより引き立てているのが、絵です。アニメに近い絵と構成のためアクションがアニメのような臨場感で読むことができます。また残像などの出し方も独特でキャラを
半透明で描くことでよりリアルな残像を表現するなど皆川先生ならではの絵と構成になっています。
ストーリーの特徴
今まで現実世界で出土したオーパーツを題材にした話が多いです。しかしキリスト教の聖書にある聖櫃(アーク)やノアの方舟、聖杯の奪い合いなど宗教関係の物も多くあり、時にはストーリー全体の流れを左右するような話も存在します。ちなみに、ノアの方舟を題材にした話は映画化に至っていたりします。
変わった構成の漫画です!

タチキリ(印刷して本にするとき、紙が断裁される目安のような線)をほとんど使用しない四角いコマ割りを多用しています。またコマ割りも大きく広げずに上下で一定のコマの大きさで構成されています。なので激しいアクションが多いですが見やすくなっています。またフェード効果等の映画的表現が多いため全体に臨場感と躍動感が出ているのが特徴です。。
まとめ

大判とはいえ、11巻という長すぎず短すぎない巻数のため読みやすい量になっていると思います。初版時点で大判だからですが書き込みが多すぎるゆえの対応となっています。少年漫画のためグロい表現も少ないのも気軽に手に取ってもらいやすい要因になっているかと思います。画像でもあるように完全版も出ています。主人公のその後なども描かれているので是非手に取ってみてください!