歌手・女優とマルチに活躍したいしだあゆみさん
いしだあゆみさんの経歴
1948年、四人姉妹の次女として生を受けたいしだあゆみさん。
三女の情報はありませんが、姉妹そろって大成されていて、その血筋の優秀さに驚かされるものがあります。
幼少期は姉と同じようにフィギュアスケートをしていたようですが、芸能関係者からのスカウトを受け、1960年には梅田コマ劇場で初舞台を経験します。その結果、妹・石田ゆりさんも芸能界で活躍されていますので、良い影響を与えていますよね。
1964年、TBS系列で放送されたテレビドラマ『七人の孫』に出演して女優デビューします。
その後も、数々のテレビドラマや映画に出演して女優としてのキャリアを重ねていきました。
1970年代後半からは主軸を女優業に移すようになります。
1977年公開の映画『青春の門 自立編』の演技は高く評価され、報知映画賞の助演女優賞を獲得します。1982年公開の映画『野獣刑事』ではヌードを披露し、同年作品『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』と合わせ、日本アカデミー賞主演女優賞に輝きました。
その後も女優としては高く評価され、数々の賞を受賞されています。
1986年には、渡哲也さんとのデュエット曲『わかれ道』を発売したことも大きな話題になりましたね。当時、TBS系列で放送していた音楽番組『ベストテン』に出演し、スポットライトのコーナーで『わかれ道』を披露しました。
その後は女優としての活動が中心となり、音楽の活動はその影を潜めるようになります。
いしだあゆみさんと萩原健一さんとの結婚
いしだあゆみさんと萩原健一さんの熱愛が報じられた9日後、萩原健一さんは離婚を発表しています。略奪愛の末の結婚ということになりますね。しかし、そんなお二人の結婚生活も長続きせず、結婚3年目の1983年に萩原健一さんは麻薬所持の現行犯で自宅マンションにて逮捕されてしまいます。
執行猶予中も反省する様子はなく、萩原健一さんはお酒を飲み歩く生活を続け、翌1984年には酒気帯び運転でオートバイとの事故を起こしてしまいました。このことで呆れ果ててしまったいしだあゆみさんは離婚を決意。約4年の結婚生活にピリオドが打たれます。
その後、萩原健一さんは結婚・離婚を繰り返すも、いしだあゆみさんは現在も独身を貫いておられるようです。