もしかしてKOIBITO、コンポラ先生Ⅱ、レンズマン、極道くん…1984年の週刊少年マガジンで連載が開始された作品!!

もしかしてKOIBITO、コンポラ先生Ⅱ、レンズマン、極道くん…1984年の週刊少年マガジンで連載が開始された作品!!

四大少年漫画雑誌の一角として君臨する「週刊少年マガジン」。この記事では、1984年の同誌において連載が開始された作品を特集したいと思います。


塀内夏子「フィフティーン・ラブ」

第1‐2号で新連載となったのは、塀内夏子「フィフティーン・ラブ」。「オフサイド」「Jドリーム」などのヒットを持つ塀内によるテニスを題材とした作品で、主人公が様々な壁を乗り越え、最終的にウィンブルドン選手権で世界ランク1位の選手に勝利するという内容でした。連載は1986年第15号で終了しています。

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小林よしのり「異能戦士」、河口仁「GO!GO!リングアウト」

第3‐4号で新連載となったのは、小林よしのり「異能戦士」。「東大一直線」「おぼっちゃまくん」などのヒットや、近年の新型コロナウイルスに関する言説でも有名な小林による、相手の考えを読むことが出来る少女・知世と世界征服を企む恐怖の大王が戦うという学園ギャグコメディでした。連載は第33号で終了しています。なお、河口仁「GO!GO!リングアウト」という作品も同時に連載がスタートし、こちらも第33号で連載が終了しています。

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村生ミオ「もしかしてKOIBITO」

第5号で新連載となったのは、村生ミオ「もしかしてKOIBITO」。「胸さわぎの放課後」「微熱MY LOVE」などで有名な村生による、学園で人気者の美少女・杏美と、杏美から“恋人契約”を持ち掛けられた少年・雅人が織りなす学園ラブコメでした。連載は1986年第4‐5号で終了しています。

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山田貴敏「エクシス」

第15号で新連載となったのは、山田貴敏「エクシス」。後年「Dr.コトー診療所」がテレビドラマ化されるなど大ヒットを記録した山田による、中世ヨーロッパを舞台とした、旧フランク王国の王子たちの運命を描いた歴史ものでした。第41号で連載は終了しています。

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浦川たかし「悪ガキラプソディー」

第16号で新連載となったのは、浦川たかし「悪ガキラプソディー」。学業優秀・スポーツ万能、さらにはギターも演奏出来る中学生・ショウがボクシングなど様々な分野で活躍していく作品でした。連載は第47号で終了しています。

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ヒロナカヤスシ+石川勉「輝け!RUN」

第30号で新連載となったのは、ヒロナカヤスシ+石川勉「輝け!RUN」。「THE ストライカー」「momo太郎」「甲子園の詩シリーズ」といった作品の原作・脚本を担当したヒロナカによるサッカーものでした。連載は1985年第14号で終了しています。

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かぶと虫太郎「DON'T!ドラゴン」

第31号で新連載となったのは、かぶと虫太郎「DON'T!ドラゴン」。コミックボンボンで連載されテレビアニメ化もされた「ベムベムハンターこてんぐテン丸」の作者・かぶと虫太郎によるカンフー漫画でした。連載は長くは続かず、第46号で終了しています。

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もとはしまさひで「コンポラ先生Ⅱ」

第33号で新連載となったのは、もとはしまさひで「コンポラ先生Ⅱ」。前作「コンポラ先生」の続編となるSF学園ギャグ漫画でした。後にアニメ化されるとともに「コンポラキッド」と改題、「コミックボンボン」に誌面を移して連載されました。週刊少年マガジンでの連載は、1985年第9号で終了しています。

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しもさか保「あいつがゴッチ」

第40号で新連載となったのは、しもさか保「あいつがゴッチ」。伝説のヤンキー漫画「ガクラン八年組」で有名なしもさかによる、プロレスの神様“カール・ゴッチ”が元ネタであろう主人公のスポーツ記者・轟一(ゴッチ)が、現役のレスラー相手に喧嘩を挑んでいくという内容でした。連載は1985年第33号で終了しています。

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三浦みつる「レンズマン」

第41号で新連載となったのは、三浦みつる「レンズマン」。「The・かぼちゃワイン」の大ヒットで有名な三浦による、アメリカのSF作家であるE・E・スミスの作り上げたヒーロー“レンズマン”を原案とするSF漫画でした。アニメと連動した企画であり、連載は1985年第18号で終了しています。

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水島新司「極道くん」

第42号で新連載となったのは、水島新司「極道くん」。「野球狂の詩」「ドカベン」といった野球漫画の巨匠・水島による、主人公・京極道太郎と彼が所属する東京・中野区にある清正高校の活躍を描いた作品でした。連載は1986年第52号で終了しています。

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今回ご紹介する、1984年に連載が開始された作品は以上となります。皆さんの記憶に残る作品はありましたでしょうか?

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