家が崩壊して同居!「イタズラなkiss」

1990年から1999年まで別冊マーガレットで連載されていた人気漫画「イタズラなkiss」。日本では2度、台湾、韓国でもドラマ化された人気作です。
落ちこぼれの女子、相原琴子は学年一の秀才、入江直樹に告白するがみんなの前で玉砕。その冷たい態度に思いを断ち切ろうとする琴子ですが、なんと入江家に居候することに。
建てたばかりの新居が震度2の地震で崩壊。父の親友の家に居候することになったのですが、それが入江家だったのです。初めは短期間の同居のはずだったのですが、増築して一緒に住むことに。
好きな相手、しかも降られた相手との同居はかなり気まずいですよね。同居して今まで見られなかった一面を見ることで琴子は入江のことがもっと好きになり、入江もまた、いつのまにか琴子を好きになっていたのです。個性的な家族たちも楽しい同居ラブコメディですね。
元祖ドS系ヒーロー?ドタバタ同居ラブコメディ【イタズラなkiss】 - Middle Edge(ミドルエッジ)
親が再婚して同居「ママレード・ボーイ」

「りぼん」にて1992年から1995年まで連載されていた人気漫画。アニメ化と、2010年代に入って実写映画化もされ話題になりましたね。
親が再婚して同級生と義理の姉弟、兄妹にというのは同居ラブコメでよくあるパターンですが、「ママレード・ボーイ」の場合、両親が別の夫婦とパートナーを入れ替えて再婚。二組の夫婦とその子供が一緒に住むという奇抜な設定。
主人公の小石川光希は、離婚、再婚に反対していましたが徐々に受け入れていきます。そして再婚相手の息子である松浦遊に惹かれ、のちに両親には内緒で付き合うことに。
こちらも個性豊かな家族たちに囲まれたラブコメディですね。後半はシリアスな展開もありますが、最後はハッピーエンドです。
【漫画 ママレード・ボーイ】恋がいっぱいでキスシーンにドキドキしましたよね♡ - Middle Edge(ミドルエッジ)
親の転勤で幼馴染の家に居候「ベイビィ☆LOVE」

1995年から1999年まで「りぼん」で連載されていました。非売品ですがOVA化もされています。
有須川せあらは小学6年生なのですが、160cmの高身長で高校生に間違えられるほど大人っぽい少女。せあらが大人っぽくなったのには理由があります。小学2年生の時に知り合った3つ年上の瀬戸柊平に恋をしたから。彼に釣り合うようになるために身長を40cm伸ばしたのだとか。
ある日せあらの父はアメリカに転勤になります。本当は家族みんなでアメリカに行く予定だったのですが、せあらは柊平といたい一心で日本に残ることに。柊平の父はじつはせあらの父の部下。せあらは父の転勤をきっかけに瀬戸家に居候することになり、憧れの柊平と同居することになるのです。
小学生と中学生の年の差ラブコメディですね。大人になってしまえば3つの年の差なんてなんてことないですが(しかも男が上ですしね)小学生と中学生には大きな壁に感じてしまいますよね。
「お嫁さんになってあげる!」「成長したらまたこいよチビスケ!」 小学6年生と中学3年生のラブストーリー『ベイビィ★LOVE』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
男子寮に男装して潜入「花ざかりの君たちへ」

1996年から2004年まで「花とゆめ」で連載されていました。日本で2度ドラマ化、台湾、韓国でもドラマ化された作品です。
芦屋瑞稀はアメリカに住んでいたのですが、憧れのハイジャン選手、佐野泉に会いたいという一心で単身帰国。しかも性別を偽って男子校である桜咲学園に入学します。しかもお目当ての佐野と同じクラス。寮でも同じ部屋に。ですが、佐野はハイジャンをやめていたのです。瑞稀は佐野をハイジャンの世界に戻そうと奮闘していきます。
同居というだけでもドキドキですが、女とバレないように、というところでさらにドキドキが増しますね。
ですが、瑞稀はかなり天然な性格で佐野には早々に女であることがばれてしまいます。ですが佐野はそれを本人に伝えていないので本人はバレていないつもり。他にも徐々に数人の生徒に正体がばれ、最後は生徒全員に正体がばれ、退学という形で去っていきます。
「フルーツバスケット」

1998年から2006年まで「花とゆめ」で連載されていました。テレビアニメ化もされた人気作品です。
高校生の本田透は、唯一の家族である母親を亡くしてから山でテントを張って一人暮らしをしていました。ですが実はその山は同級生の草摩由希の家の所属する土地でした。なんとかテントで生活することを許してもらおうとしていたのですが、土砂崩れでテントが崩壊。由希の親戚である草摩紫呉の家に住まわせてもらうことになります。
じつは草摩一族は十二支の物の怪憑きで、異性に抱き疲れると獣になってしまうという特異体質だったのです。透は居候初日にそのことを知ってしまいます。
「フルーツバスケット」は他の胸キュン同居ものとはちょっと違い、ファンタジー色の強い作品ですね。
「人生のバイブル!!フルーツバスケット名言集 - Middle Edge(ミドルエッジ)
悪質不動産屋のせいで同居「グッドモーニング・コール」

「グッドモーニング・コール」は1997年から2002年まで「りぼん」」で連載されていました。さらに続編の「グッドモーニング・キス」が2006年から「Cookie BOX」、2009年から「Cookie]で連載され、2021年現在連載中です。
中学3年生の吉川菜緒は、両親が実家に帰ることになったのですが、田舎に住みたくないという一心で一人東京に残って一人暮らしすることに。ですが新居になぜか男の子がやってきます。その男の子は学校でも人気者の上原久志。上原は自分の部屋だと主張します。
よくよく調べてみると不動産屋が2人をだまし同じ部屋を契約させていたのです。当然不動産屋とはもう連絡が取れません。しかも本来の家賃は二人の提示された額の二倍。本来の家賃を払えない、他に行くところのない2人は同居を始めるのでした。
菜緒はその後上原を好きになり、恋人同士に。その後は高校に進学、続編では大学生、社会人の姿も描かれています。
中学生男女のドキドキ同居生活「グッドモーニング・コール」 - Middle Edge(ミドルエッジ)