映画『マスク』出演者たちのその後

映画『マスク』出演者たちのその後

ジム・キャリー主演の大ヒットコメディ映画『マスク』。あれから25年以上もの月日が流れ、当時の出演者たちは現在何をしているのでしょうか。今回は彼らのその後にスポットを当ててみました。


映画『マスク』とは

作品名:『マスク』
監督	チャールズ・ラッセル
脚本	マイク・ワード
原作	マイケル・ファーロン、マーク・ヴェルハイデン
出演者:ジム・キャリー、キャメロン・ディアス、リチャード・ジェニ、ピーター・グリーン、エイミー・ヤスベック、ピーター・リーガートほか

写真は変身後の主人公(ジム・キャリー)

2005年には続編となる『マスク2』が公開されましたが、キャストやストーリーを一新させたことで、その関連性はあまりみられないようです。

ジム・キャリー

気弱でお人好しな主人公スタンリー・イプキスを演じたジム・キャリー(Jim Carrey)は、1962年1月17日生まれカナダ・オンタリオ州出身のコメディアン/俳優です。幼い頃から夢はコメディアンになること!高校を中退した15歳の頃にはすでに地元のコメディ・クラブの舞台に立っていました。19歳でアメリカに移るとスタンダップ・コメディの舞台を経て、次第にテレビの世界へ。1975年から続く長寿コメディ・バラエティ『サタデー・ナイト・ライブ』をはじめ多くのコメディ番組に出演するようになります。映画デビューは1984年、日本劇場未公開の『マネーハンティングUSA 500万ドルを追いかけろ(Finders Keepers)』。そして初主演作『エース・ベンチェラ』(1994年)で知名度を高めると、出世作となった『マスク』の世界的な大ヒットにより一気にハリウッドトップスターの仲間入りを果たしました。柔軟な体と顔をフルに使った顔芸を得意としています。

作品名:『ライアーライアー』
監督:トム・シャドヤック
脚本:ポール・グアイ、スティーヴン・メイザー
出演者:ジム・キャリー、モーラ・ティアニー、ジャスティン・クーパー、ジェニファー・ティリーほか

その後もカルト的人気を誇る「Mr.ダマー」シリーズや『バットマン フォーエヴァー』(1995年)などの話題作に出演したほか、1997年に公開された映画『ライアー ライアー』ではコメディアン、ジム・キャリーの魅力がさらにフルスロットルで炸裂!今でも多くのファンに愛されるハートフルコメディの秀作として高い評価を受けています。

作品名:『トゥルーマン・ショー』
監督:ピーター・ウィアー
脚本:アンドリュー・ニコル
出演者:ジム・キャリー、エド・ハリス、ローラ・リニー、ノア・エメリッヒ、ナターシャ・マケルホーン、ホランド・テイラーほか

また映画『トゥルーマン・ショー』(1998年)、『マン・オン・ザ・ムーン』(1999年)の2作品で2年連続となるゴールデングローブ賞主演男優賞にも輝きました。

作品名:『グリンチ』
監督:ロン・ハワード
脚本:ジェフリー・プライス、ピーター・S・シーマン
出演者:ジム・キャリー、テイラー・モンセン、ビル・アーウィン、モリー・シャノン、クリスティーン・バランスキー、ジェフリー・タンバーほか

アカデミー賞メイクアップ賞を受賞したアニメーション映画『グリンチ』(2000年)では特殊メイクを施し、主人公グリンチ役を熱演。ブラックユーモアをたっぷりと詰め込んだ同作はクリスマス映画の新たな選択肢の一つとなりましたよね。その後も『マジェスティック』(2001年)やジェニファー・アニストン、モーガン・フリーマンらと共演した『ブルース・オールマイティ』(2003年)など様々な作品をヒットへと導いていきます。

作品名:『エターナル・サンシャイン』
監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:チャーリー・カウフマン
原案:チャーリー・カウフマン、ミシェル・ゴンドリー、ピエール・ビスマス
出演者:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンスト、マーク・ラファロほか

※2004年度のアカデミー脚本賞受賞作

そして『エターナル・サンシャイン』(2004年)では「記憶除去手術」を受けた男女を主人公に、ケイト・ウィンスレット演じる喧嘩別れした恋人との切ないラブストーリーを見事に表現し、俳優としての新たな可能性を見せつけました。近年も精力的に活動しており、最新映画は2020年に公開された『ソニック・ザ・ムービー』。また約20年ぶりのテレビ復帰作となったコメディドラマ『キディング(原題:Kidding)』(2018年-2020年)では、ミシェル・ゴンドリー監督と再びタッグを組み、主演兼製作総指揮を務めました。

私生活では1987年に結婚し娘ジェーンをもうけるも1996年に離婚。翌1997年には女優のローレン・ホリーと再婚しましたが8ヵ月でスピード離婚しています。『ふたりの男とひとりの女』(2000年)で共演したレネー・ゼルウィガーとの交際は当時注目の的でしたね。

キャメロン・ディアス

主人公スタンリーが一目惚れする美女ティナを演じたキャメロン・ディアス(Cameron Diaz)は、 1972年8月30日生まれカリフォルニア州サンディエゴ出身の女優です。キャリアのスタートは16歳の時。地元の名門ロングビーチポリテクニク高等学校を中退し、エリート・モデル・マネジメントと契約後、ファッションモデルとして芸能界入りしました。実はモデル時代、2ヵ月間だけ日本に滞在していたこともあるのだとか。その後カルバン・クラインやリーバイスなどのモデルを経て、21歳の時に演技未経験ながら参加した『マスク』のオーディションで、見事ヒロイン役を獲得しました。そして同映画の世界的な大ヒットと共に、デビュー作にして一躍ハリウッドトップスターの仲間入りを果たしたのです。

作品名:『メリーに首ったけ』
監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
脚本:エド・デクター、ジョン・J・ストラウス、ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
原案:エド・デクター、ジョン・J・ストラウス
出演者:キャメロン・ディアス、ベン・スティラー、マット・ディロン、リー・エヴァンス、クリス・エリオットほか

さらにキャメロンの知名度をアップさせたのが1998年公開の映画『メリーに首ったけ』。この作品で彼女はヒロイン・メリー役をコミカルに好演し、コメディエンヌとしての才能を開花させました。当時日本でも大きな話題を呼んだキャリア初期の出世作です。

「チャーリーズ・エンジェル」シリーズ
出演者:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューほか

※ディラン役のドリュー・バリモアは製作にも参加している

そしてキャメロン・ディアスの代表作と言えば映画版『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ドリュー・バリモア、ルーシー・リューと共演したこの作品で彼女は主人公である3人組の1人、ナタリー役で出演。同作はシリーズ化され、続編『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(2003年)も世界中で大ヒット、キャメロン人気を不動のものにしました。

作品名:『私の中のあなた』
監督:ニック・カサヴェテス
脚本:ジェレミー・レヴェン、ニック・カサヴェテス
原作:ジョディ・ピコー『わたしのなかのあなた』
出演者:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、ソフィア・ヴァジリーヴァ、アレック・ボールドウィン、ジェイソン・パトリック、ジョーン・キューザック、トーマス・デッカーほか

その後も声優を務めた『シュレック』シリーズ、トム・クルーズと共演した『バニラ・スカイ』(2001年)や『ナイト&デイ』(2010年)、レオナルド・ディカプリオ主演の『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002年)などハリウッド超大作に出演する一方で、『姉のいた夏、いない夏。』(2001年)や『イン・ハー・シューズ』(2005年)、『ホリデイ』(2006年)、『私の中のあなた』(2009年)といった派手さはないけれど心に沁み入るシリアスな物語やハートフルな作風の映画にも挑戦し、演技の幅を広げてきました。もちろん原点であるコメディも忘れてはいませんよ!

私生活では俳優のマット・ディロンやジャレッド・レト、歌手のジャスティン・ティンバーレイク、メジャーリーガーのアレックス・ロドリゲスらとの華やかな交際遍歴を繰り広げたのち、2015年1月にパンク・ロック・バンド「グッド・シャーロット」のメンバー、ベンジー・マッデンと結婚。2020年1月には女児が誕生し一児の母となりました。近年は2014年公開の映画『ANNIE/アニー』への出演を最後に芸能活動を休止しています。

リチャード・ジェニ

スタンリーのよき理解者チャーリーを演じたリチャード・ジェニは1957年4月14日生まれニューヨーク出身のコメディアン/俳優。作品を通して笑いを届けていた彼ですが2007年、拳銃自殺を図り45歳という若さで亡くなりました。

ピーター・グリーン

クラブ「ココ・ボンゴ」の従業員でギャング、そしてティナのパトロンでもあるドリアンを演じたピーター・グリーン(Peter Greene)は、1965年10月8日生まれニュージャージー州出身の俳優です。シリアスからコミカルまでこれまでに演じてきた悪役は数知れず。また性格俳優として知られ、近年も様々な作品に参加している実力派です。主な出演作:映画『暴走特急』(1995年)、『ブルー・ストリーク』(1999年)、『トレーニングデイ』(2001年)、『バウンティー・ハンター』(2010年)、『テスラ エジソンが恐れた天才』(2020年)ほか。

エイミー・ヤスベック

スタンリーがマスクの正体である事を知る女性レポーターのペギーを演じたエイミー・ヤスベック(Amy Yasbeck)は、1962年9月12日生まれオハイオ州シンシナティ出身の女優です。子どもの頃にオモチャのパッケージに登場。テレビドラマで本格的に女優としてのキャリアをスタートさせ、その後映画界にも進出しました。主な出演作は映画『プリティ・ウーマン』『ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』、長寿昼ドラ『デイズ・オブ・アワ・ライブス』ほか。近年は主にテレビドラマへのゲスト出演を中心に活動している模様です。

私生活では俳優のジョン・リッターと1998年にひとり娘ステラをもうけ、翌年に結婚。夫のジョンは日本でもNHK教育テレビで放送された人気コメディドラマ『パパにはヒ・ミ・ツ』の主人公ポール・ヘネシー役でお馴染みでしたが、同番組の収録中に大動脈解離により突然倒れ亡くなりました。

ピーター・リーガート

マスクを追っている敏腕警部ミッチを演じたピーター・リーガート(Peter Riegert)は、1947年4月11日生まれニューヨーク・ブロンクス出身の俳優で、脚本家、映画監督としても活動しています。1970年代からキャリアをスタートさせ、一時期は名女優ベット・ミドラーと交際していたことも。現在も映画やドラマを中心に活躍している名バイプレーヤーです。主な出演作:映画『ローズ 』(1979年)、『オスカー』(1991年)、『幸福の選択 』(1991年)、『トラフィック』(2000年)、テレビドラマ『ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア』、『アンブレイカブル・キミー・シュミット』ほか。

ベン・スタイン

仮面研究の第一人者で、スタンリーがマスクを被るきっかけを作った学者アーサー・ニューマン博士を演じ『マスク2』にも登場したベン・スタイン(Ben Stein)は、1944年11月25日生まれワシントンD.C.出身の俳優です。また多彩な才能で多くの肩書きを持ち、声優や作家、弁護士、評論家など幅広い分野に精通してきました。

申し分ないキャリアを築いていた彼が俳優業へと転身し、映画デビューを果たしたのは1984年。その後も順調にキャリアを重ね、『ゴーストバスターズ2』(1989)をはじめ『マイ・ガール2』(1994)、『キャスパー』(1995年)など数多くのヒット作に出演しています。2008年に製作されたドキュメンタリー映画『インテリジェント・デザイン』では、脚本およびホスト役を担当。また1997年から2002年までレギュラー出演していた『Win Ben Stein's Money』という番組では、進行役を務めエミー賞を受賞しました。近年はアメリカのご意見番として多くのメディアにその名前が登場している模様です。

マックス

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